ぼのぼの

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ぼのぼの』とは、いがらしみきお原作の4コマ漫画、およびそれをもとにしたアニメ。登場人物はほとんどが動物。

基本的に同一世界で起こる4つの物語が軸となっており、各物語のギャップの激しさには読者もついていけない。

ぼのぼのについて…

「ぼのぼのは滅びぬ。何度でも甦るさ!」
~ ぼのぼの について、ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ
「ぼのぼののやつ、いたずらばかりしおって!けしからん!」
~ ぼのぼの について、磯野波平
「あきらめんなよ。あきらめんなよ。どうしてそこでやめるんだよ。そこで……。」
~ あきらめるぼのぼの について、松岡修造
テンプレート:語録 (ドナルド・マクドナルド)

ストーリー

本編(しまわれた子の妄想編)

しまっちゃうおじさんにしまわれた可哀想なラッコの少年「ぼのぼの」が主人公。というか彼による妄想である。

ラッコによる山中徘徊、獰猛な肉食生物との触れ合い、容赦なくぶち壊される貝殻など、妄想中の描写もなかなか過激であるが、 稀に妄想に紛れ込む過去回想(凶暴な父親による虐待歴や、自分をしまい込んだ人との馴れ初め)などが混ざる。

なお、当初は大人しかった主人公のラッコが、近年粗暴な性格に変化しつつあるが、 おそらく、長期的に閉塞空間にしまわれたことによるエコノミークラス症候群の発生が原因となり、妄想の脚色が過激になってきたためと見られる。

ちなみに漫画では、死期が近づいているのか、自分をしまいこんだ者に関する回想はほとんど入らず、シマリスや他の動物との交流を想いかえすのみとなっている。

華麗なる一族編

シマリス一族による一族間の権力闘争が主であり、全編において最もドロドロしたストーリーとなっている。

特に父親の長年にわたる愛人関係の発覚、姉弟間によるみにくい財産争い、若き夫婦の泥沼離婚歴(未遂)などなど、全体的に重く苦しいテーマを持って語られる。

クマーとにゃんこ編

の縄張り争いが主。基本的に熊分が非常に多く、シートン動物記も真っ青な8匹もの熊が登場している。 そのため、ぬこヲタからは批判を買っている。なお、申し訳ない程度にアライグマも出る。ちなみにラッコはネコ目(マジ)。

また、他編ではあまり見られない、情緒豊かな親子の仲睦まじい様子が頻繁に描かれており、後のアニメ化・映画化に貢献した。

クズリ編

あらゆる場面で脱糞し続けるクズリを中心とする物語。スカトロ4コマの嚆矢として名高い。

1日あたり1hydeキログラムのペースで常に脱糞し続けるクズリと、その糞を採取・分析し続けるクズリの父の視点から、上述の3編を俯瞰的に描くことにより、『ぼのぼの』という物語全体の各構成要素を密接に関連付ける役割を果たしている。

登場人物

ぼのぼの
しまっちゃうおじさんにしまわれた、ネコ目、イタチ科、カワウソ亜科に属する哺乳類の一種。水揚げされ、しまわれたので、妄想の中では陸上を平気で徘徊する姿が見られる。
近年、旅客機血栓症や多汗症などの持病に悩まされている。
ジャイアントケルプ
寄生虫。主人公によく寄生する。ただし、よく布団扱いされる。当然主人公の妄想の中で。
死神
ぼのぼのの親父。非常に凶悪で、百匹を超えるシャチを血祭りにあげている。
シマリスくん
シマリス父の次男である。複雑な家庭事情に悩みながらも懸命に生きる14歳。
一度次姉に友人を紹介され、彼女と付き合ったが、こんなページをわざわざ見ている読者諸君そっくりの付き合い方しか出来ず、ふられた。
アライグマくん
獰猛な肉食生物の一人。ただし目の前のご馳走を何故食べないのかは不明。
ドラえもんで言うジャイアンポジションであるが、タヌキに間違われる点を考慮したらドラえもんに近いのではないか? と言う論述を展開する学者も存在する。
フェネギー
作中で1、2を争うムカつくキャラ。ムカついて書くことが何もねーや。あ、両親が旅に出たそうです。
クズリくん
物語の要所要所で脱糞をし、かつ糞を必ずそのまま放置している。
クズリの父親は、排泄物からあらゆる情報を読み取る糞尿考古学の技術者であり、放置された糞によって記録された様々な情報を読み取ることで、物語全体の攪乱に一役買っている。
シマリス父
シマリスファミリーの総帥。複数の愛人を抱え、性生活に奔放な性格。
子供は何人いるか分からない。作中に登場してるのはだいたい4人だがもっと多いかもしれない。
シマリス母
シマリス父の第一夫人。老けてる。
ダイねえちゃん
作中一の淑女であるが、結婚して子供がしっかりいる辺り、あっちの知識もキチンと知っているようだ。
産業廃棄物の処理には念入りに気を使う。ドラム缶ならぬドロ団子が転がっているのはそのため。
ショーねえちゃん
姉と違い凶暴な性格。一応リスであるが、その獰猛さから肉食生物ではないかと考えるものもいる。
ピッポさん
シマリスファミリーに新たな抗争を生み出した元凶。ひねくれている。要するにキ禁則事項です
ダイねえちゃんの旦那である。入り婿の分際でありながら、義弟に威張り散らす様は完全に立場を履き違えているとしか思えない。
シマリスの兄
シマリスくんの異母兄弟。母親が違うが概ねシマリスとは仲が良い。長男かどうかは不明である。
アライグマくんの親父
アライグマくんの父親。眉間の年輪が凄く、長寿を物語っている。
ヒグマの大将
熊。強いけどヘタレ。ヘタレだけど強い。強いけどヘタレ。
スナドリネコさん
猫。かなり強い。ぼのぼのによく頼られるが、近年はアルツハイマー症の進行が進んでいる。
稀にクズリくんの肛門を検閲により削除
何かと繋がっているのか否かは不明だがよく失踪する。
しまっちゃうおじさん
どこからともなく現れて、どこかも分からない場所に年端も行かない青少年を拉致監禁する凶悪犯罪者
スナドリネコの
アナグマくん
本編の裏主人公。作中最大の謎でもあり、その出現巻は他の巻を大幅に上回る売上を見せている。
「日本でんぐり返し協会」の総裁であり、でんぐり返しがエクストリーム・スポーツとして認知されるよう、日夜普及活動を欠かさず行っている。
ポポスくん
本名はビビジランテソンテネグロホメストーニカルマンドーレポポス。父親が遊び半分で付けた名前のため、付けた本人さえ覚えきれていない。しかしぼのぼのは二回聞いただけで覚えた。
ポポスくんの本名を人前で噛まずに言えるようになれば、一人前のポポシストになった証拠である。


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