大久保琴

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大久保 琴(おおくぼ こと、1897年〈明治30年〉12月24日[1] - 2013年〈平成25年〉1月12日[2])は、日本スーパーセンテナリアン神奈川県川崎市在住の長寿の女性。2012年(平成24年)12月17日から死去するまで存命中の女性長寿世界一となっていた[3]

人物

2011年9月14日時点では息子(三男)と共に高齢者施設にて生活していた。

2012年末から体調を崩していた。

長寿記録

2011年12月2日に佐賀県在住の長谷川チヨノが死去したことに伴い、113歳344日で日本で2番目の長寿(女性では日本最高齢)となる[4]

2012年12月17日、ディーナ・マンフレディーニが死去したことに伴い、114歳359日で木村次郎右衛門に次ぐ世界で2番目の長寿(女性では世界最高齢)となる[4][5][6]

同年12月24日、115歳の誕生日を迎えた。この時点で大久保は歴代の長寿記録保持者の上位30位以内に入っていた。

2013年1月12日午前12時過ぎ、肺炎のため川崎市高津区の有料老人ホームで死去[7]テンプレート:age in years and days没。女性長寿日本一及び世界一は大阪府在住の大川ミサヲとなった。この時点で戸籍上は8カ月(実際には9カ月)年長である木村が存命であったため、男女を問わない長寿世界一となることはなかった[8]。また、1897年生まれの人物は木村のみとなった。

備考

2011年12月2日佐賀県在住の長谷川チヨノが死去したことに伴い、ジェロントロジー・リサーチ・グループ(GRG)により大川が日本最高齢の女性と認定された[9]。しかし厚生労働省は女性最長寿を神奈川県川崎市在住の女性としたため[10]、GRGとの見解に齟齬が生じていたが、2012年9月14日にGRGのリストに大川より72日間だけ年長の大久保が加えられたため、両者の見解は一致した[11]

女性長寿日本一になりながら、男女含めた長寿日本一になれなかったのは2022年現在大久保のみである(なお、津川イネさんの年齢に疑いがある場合は長田杢太郎の影に隠れた久保スウ(1877-1985)、石崎伝蔵が戸籍届けが2年遅れた事により実際には1884年生まれとされるために、この場合は秋野やすも含まれる)。

脚注

関連項目

テンプレート:s-ach
先代:
存命女性のうち世界最高齢
2012年12月17日 - 2013年1月12日
次代:
先代:
日本の旗 日本 存命女性のうち日本最高齢
2011年12月2日 - 2013年1月12日
次代: