上部康明
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上部 康明(うわべ やすあき、1964年3月6日 - )は下関通り魔殺人事件の犯人である。
人物
- 山口県豊浦郡豊浦町(現:下関市)出身
- 九州大学の建築学科を卒業後、一級建築士の資格を取得。
- 設計事務所を運営していたが、運営に行き詰まり廃業。
- 軽トラックを購入して運送業を始めたが、台風18号で軽トラックが冠水し使用不能になり「何をやってもうまくいかない」と思うようになる。
- その責任が両親と社会にあると考えるようになった。
凶行
1999年9月29日午後4時25分頃、レンタカーでJR下関駅東口の歩道を車ごと横断し、ガラスのドアを突き破って駅構内の自由通路に侵入、そのまま売店や多数の利用客などの存在する駅構内を約60m暴走して7人をはねた。その後は車から降り、包丁を振り回しながら改札を通過し、2階のプラットホームへと続く階段を上る途中で1人を切りつけ、プラットホームに上がってからさらに7人を無差別に切りつけた。この結果、5人が死亡、10人が重軽傷を負った。上部は駅員に取り押さえられ現行犯逮捕された。
裁判
- 2002年9月20日、山口地方裁判所下関支部で死刑判決。
- 2005年6月28日、広島高等裁判所で控訴棄却。
- 2008年7月11日、最高裁判所第2小法廷で上告棄却。これにより、上部の死刑が確定することとなった。