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*: 児童・生徒や保護者などの生活に対する疑問や心の相談([[カウンセリング]])を行う部屋。[[スクールカウンセラー]]が待機している。中学校・高校では進路相談室という名目になっているところもあるが、その場合は専門のカウンセラーが居ないこともある。この場合では主に三者面談などに利用される。 | *: 児童・生徒や保護者などの生活に対する疑問や心の相談([[カウンセリング]])を行う部屋。[[スクールカウンセラー]]が待機している。中学校・高校では進路相談室という名目になっているところもあるが、その場合は専門のカウンセラーが居ないこともある。この場合では主に三者面談などに利用される。 | ||
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+ | *: パブリックスクールは[[聖公会]]系の学校が多いことから敷地内に教会が存在することも多い<ref name="sekine" />。 | ||
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+ | *: 音楽や演劇等を学ぶほかスピーチを行う空間として劇場が設けられることが一般的である<ref name="sekine" />。 | ||
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+ | [[オーストラリア]]の校舎は多くは平屋建ての複数棟で構成されており、まれに中学校では2階建ての校舎もある<ref name="ninomiya">二宮晧『世界の学校〜教育制度から日常の学校風景まで』2006年、104頁</ref>。校舎内には図書館、コンピュータルーム、多目的室などが設けられるが地域差もある<ref name="ninomiya" />。 | ||
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+ | *{{Cite journal |和書|author =藤原直子 |title =わが国の学校における職員室および校長室の成立とその機能 |date =2012 |publisher =日本建築学会 |journal =日本建築学会計画系論文集 |volume =77 |issue =674 |doi =10.3130/aija.77.759 |pages =759-766 |ref = }} | ||
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+ | * [[日本最古の一覧#文化・教育施設]] | ||
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2019年12月7日 (土) 11:53時点における版
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学校施設(がっこうしせつ)とは、学校を運営する上で必要となる建築物や設備を備えた施設のこと。学校施設としては、校舎、運動場(屋外運動場=校庭)、体育館(屋内運動場)が挙げられる。
目次
学校施設の構成
校舎
校舎(こうしゃ)とは学校の建物のことである。また、学校の外の道路のことを示すこともある。
旧来の校舎はハードウェアとしての建物を意味していた。最近では「柔軟な学びの場」をキーワードに、「どこで学んだか」ではなく「何を学んだか」が重要となっている。つまり「校舎」という物理的な枠組を超えて、教育活動をする場を包括して「校舎」と考えることもある。
校舎は学校を象徴する建物である。学校の歴史は校舎に刻まれており、学校は地域の一部、校舎は街の一部であると言っても過言ではない。よって外観や内装は地域によって差が見られる。
教室
- 普通教室
- 特別教室
- 教材室・準備室
- 授業に用いられる各種教材が保管されている部屋。特別教室に併設され、各学科に必要な機材がおかれている所もあるほか、特に大きな図表を必要とする普通教室で行われる授業内容に用いられる教材をまとめて保管している所もある。
- 図書室
- 書物が蔵書されており、これらを借り出して自宅で読むこともできる。中には極めて高価で珍しい書籍が寄贈されている場合もある。
講堂
運動場
学校施設では教育の一環として、体を動かし鍛える場を提供する。またこれらは児童・生徒のレクリエーションにも供される。
屋外運動場
屋外運動場は校庭ともいい、運動や遊戯を行う広場のことである。主に屋外での体育や、昼休みなどの遊び場として使用する。小学校ではブランコやジャングルジムなどといった据え置き型の遊具も設置されている。
屋内運動場
- 体育館
- その他の施設
日本の学校施設
学校設置基準
この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。後は適当に頑張って下さい。 |
校舎
校舎の面積は学校教育法第三条に基づき、文部科学省令によって下限が定められている。
明治元年(1868年)の学校建築開始当時から木造建築の校舎(木造校舎)が大半を占め、煉瓦建築などがこれに次ぐ形で普及した。鉄筋コンクリート造の校舎は、1920年(大正9年)、神戸市の須佐小学校校舎として日本で初めて登場している。さらには、関東大震災や室戸台風、空襲などの被害が、火災や地震に強い鉄筋コンクリート製校舎への建て替えるを強く促す結果となった。東京市では関東大震災で117校が焼失し、それら全校の新校舎は鉄筋コンクリート造で建て直された。これは「初期モダニズムの(世界的にも)画期的動向」であった。画一的ではなく設計者の個性が出ていた[1]。木造校舎も耐震化などの改良を続けつつ、1970年代まで新築され続けたが、その後は鉄筋コンクリート製校舎が大半を占める時代が到来した。しかし、鉄筋コンクリート製校舎の全盛時代にあって木造校舎の良さを再認識する運動も市民権を獲得しており、木造校舎がいくつか新築されてもいる。
老朽化や廃校などによって校舎の建て替えや取り壊しが検討されると、地域で校舎をめぐる様々な論議が起こることはしばしばである。例えば日本の公立小学校にあっては、地域住民の多くがその校舎で学んでいるため、校舎に対して特別な愛着が持たれている場合もある。また、古い校舎では当時の著名な建築家が関係していたり、著名人の随筆・自伝・伝記などに同施設に絡むエピソードが紹介されているなど、郷土史跡としての価値もあることから、部分的にでも保存しようとする動きも見られる。一例として、日本の広島県広島市に所在する広島市立袋町小学校の校舎の場合、被曝建造物として保護活動が行われていたが、老朽化を理由に2000年(平成12年)[2]に解体された。この際、黒板の下などから発見された、被爆(被曝)当時の避難者の消息を伝える落書き(被曝伝言)は、切り取られた壁面などの形で平和教育用史料として保存されている。
1950年代半ばから1960年代にかけて、校舎を円筒形とした円形校舎や、校舎を六角形あるいは六角形を組み合わせた形とした蜂の巣校舎を建設した学校もあったが、機能面などの問題からすぐに廃れてしまった。
教室
義務教育諸学校等の施設費の国庫負担等に関する法律施行令において、小学校の特別教室の種類として「理科教室、生活教室、音楽教室、図画工作教室、家庭教室、視聴覚教室、コンピュータ教室、図書室、特別活動室、教育相談室」が挙げられている[3]。
また、中学校の特別教室の種類として「理科教室、音楽教室、美術教室、技術教室、家庭教室、外国語教室、視聴覚教室、コンピュータ教室、図書室、特別活動室、教育相談室、進路資料・指導室」が挙げられている[4]。
- 視聴覚室
- 主にAV機器やプロジェクターなどが整った部屋、主に職員会議や評議会や委員会活動などを行う部屋。
- 生徒の健康診断では視力検査なども行う場合も多い。
- 教育相談室
- 児童・生徒や保護者などの生活に対する疑問や心の相談(カウンセリング)を行う部屋。スクールカウンセラーが待機している。中学校・高校では進路相談室という名目になっているところもあるが、その場合は専門のカウンセラーが居ないこともある。この場合では主に三者面談などに利用される。
その他の学校施設
オーストラリアの学校施設
オーストラリアの校舎は多くは平屋建ての複数棟で構成されており、まれに中学校では2階建ての校舎もある[6]。校舎内には図書館、コンピュータルーム、多目的室などが設けられるが地域差もある[6]。
一般に校庭は広大であり、大部分は芝生化されていることが多い[6]。
脚注
関連文献
- 藤原直子 (2012) 藤原直子 [ わが国の学校における職員室および校長室の成立とその機能 ] 日本建築学会計画系論文集 77 674 日本建築学会 2012 759-766 10.3130/aija.77.759