「新潟県中越地震」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
2004年10月23日(土)、午後5時56分、突然、新潟県中越地方を、[[マグニチュード|M]]6.8の大地震が襲った[https://www.data.jma.go.jp/svd/eqdb/data/shindo/Event.php?ID=164418]。新潟県川口町(現:[[長岡市]])では、[[兵庫県南部地震]]以来、国内の観測史上2回目となる、震度7の超猛烈な揺れを観測。但し、震度計にょって震度7が記録されたのは、観測史上初。
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2004年10月23日(土)、午後5時56分、突然、新潟県中越地方を、[[マグニチュード|M]]6.8の大地震が襲った[https://www.data.jma.go.jp/svd/eqdb/data/shindo/Event.php?ID=164418]。新潟県川口町(現:長岡市)では、[[兵庫県南部地震]]以来、国内の観測史上2回目となる、震度7の超猛烈な揺れを観測。但し、震度計にょって震度7が記録されたのは、観測史上初。
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震度7の川口町では、2,000ガルを越す凄まじい加速度を記録。
  
 
気象庁はこの地震を「'''平成16年新潟県中越地震'''」と命名した。被害が甚大だった新潟県では「'''新潟県中越大震災'''」とも呼ばれる。
 
気象庁はこの地震を「'''平成16年新潟県中越地震'''」と命名した。被害が甚大だった新潟県では「'''新潟県中越大震災'''」とも呼ばれる。
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地震のメカニズムは、西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型の地震で[https://www.jishin.go.jp/main/chousa/04oct_niigata/p11.htm]、地殻内で起きた直下型地震であった。
 
地震のメカニズムは、西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型の地震で[https://www.jishin.go.jp/main/chousa/04oct_niigata/p11.htm]、地殻内で起きた直下型地震であった。
  
この地震の特徴は、
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この地震の特徴は、震度5や6といった、強い揺れを記録する余震が群発的に(極めて頻繁に)発生したこと。本震発生から1時間も経たないうちに、震度6強の猛烈な揺れを伴う余震が2回も発生した[https://www.data.jma.go.jp/svd/eqdb/data/shindo/index.php]。
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激しい揺れや二次災害等により、5,000人近くの死傷者が出たほか、11万棟以上の住宅が被害を受けた[https://www.mlit.go.jp/river/pamphlet_jirei/bousai/saigai/2005/36.pdf]。
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'''半壊した住宅'''
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12,746棟[https://www.mlit.go.jp/river/pamphlet_jirei/bousai/saigai/2005/36.pdf]
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'''その他'''
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各地で土砂崩れや地滑り等が相次ぎ、ライフラインは麻痺した[https://www.mlit.go.jp/river/pamphlet_jirei/bousai/saigai/2005/36.pdf]。新幹線が脱線するといった被害も見られた[https://www.mlit.go.jp/river/pamphlet_jirei/bousai/saigai/2005/36.pdf]。
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== 震度 ==
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各地の震度(6弱以上)は下記の通り[https://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/saigaiji/saigaiji_200407.pdf]。
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'''震度7'''
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新潟県(十日町市・刈羽村・中里村・守門村・栃尾市・長岡市・越路町・入広瀬村・川西町・三島町・広神村)
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== 余震 ==

2019年8月19日 (月) 14:05時点における版

新潟県中越地震(にいがたけんちゅうえつじしん)は、2004年平成16年)10月に、日本新潟県を襲った大地震。観測史上2回目となる、震度7の超猛烈な揺れを観測した他、余震が極めて頻繁に発生したのも、この地震の特徴。


概要

2004年10月23日(土)、午後5時56分、突然、新潟県中越地方を、M6.8の大地震が襲った[1]。新潟県川口町(現:長岡市)では、兵庫県南部地震以来、国内の観測史上2回目となる、震度7の超猛烈な揺れを観測。但し、震度計にょって震度7が記録されたのは、観測史上初。

震度7の川口町では、2,000ガルを越す凄まじい加速度を記録。

気象庁はこの地震を「平成16年新潟県中越地震」と命名した。被害が甚大だった新潟県では「新潟県中越大震災」とも呼ばれる。

地震のメカニズムは、西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型の地震で[2]、地殻内で起きた直下型地震であった。

この地震の特徴は、震度5や6といった、強い揺れを記録する余震が群発的に(極めて頻繁に)発生したこと。本震発生から1時間も経たないうちに、震度6強の猛烈な揺れを伴う余震が2回も発生した[3]

激しい揺れや二次災害等により、5,000人近くの死傷者が出たほか、11万棟以上の住宅が被害を受けた[4]

被害

死者

68人

負傷者

4,805人

全壊した住宅

2,827棟[5]

半壊した住宅

12,746棟[6]

一部破損した住宅

101,509棟[7]

その他

各地で土砂崩れや地滑り等が相次ぎ、ライフラインは麻痺した[8]。新幹線が脱線するといった被害も見られた[9]

震度

各地の震度(6弱以上)は下記の通り[10]

震度7

新潟県(川口町)

震度6強

新潟県(山古志村・小国町・小千谷市)

震度6弱

新潟県(十日町市・刈羽村・中里村・守門村・栃尾市・長岡市・越路町・入広瀬村・川西町・三島町・広神村)

余震