「米田和久」の版間の差分
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2019年5月29日 (水) 19:46時点における版
米田和久(よねだ・かずひさ)は、兵庫県神戸市生まれの殺人犯。
特徴
- 1959年生まれ。
- 身長166cmでやせ型。
- ギャンブルはしないが酒は強い。
- カラオケの「無錫旅情」が十八番だった。
- 神戸市内の市立中学校を卒業。
- バツイチ。
- 焼き内店店員、トラック運転手などの職を転々とする。
- 1985年夏から神戸市西区の県営住宅に住んでいた。
- 1987年10月24日未明、20歳の女子大生を絞殺し全裸にしてレイプ。
- 1988年3月、明石市内のマンションに引っ越す。
- 同年8月から明石市本町の寿司店「十々八」に勤務。
- 同年に無免許運転を行い検挙され、知人の名前をかたるなどして有印私文書偽造罪で翌年2月、神戸地裁で懲役10月、執行猶予2年の確定判決を受けた。
- 1989年7月23日未明、18歳の女子短大生を絞殺し全裸にしてレイプ。
- 短大生殺しのときは妻と生まれたばかりの赤ん坊の3人暮らし。
- 深夜に駅前などで初対面の女性をナンパしていた。
米田は、腕はいいし、人柄もいい。2年前から働いているけど、いまでは店をまかされるくらい信用されていたようです。だからなんであの人が、という感じですよ。
– 近くの商店主
仕事熱心だったし、客の応対も板についていた。店主も一目置いていたのでは。
– 近所の商店主
挨拶もロクにしない陰気な人。
– 近所の主婦
朝10時に店を開けて、夜9時の閉店後にシャッターを閉めるのは、いつも米田でした。だから米田は閉店後、自由に店に出入りできた。ハントをしちゃあ、ラブホテル代わりにあの店を使っていたようですよ。
– 地元記者
いつもブレザーを着てネクタイをぴしっと締めてました。ラフな格好は見たことがないです。それで、顔のほうも、けっこう男前でしょ。かなりもててましたよ。女遊びも相当だったと思いますね。
– 近所の商店主
神戸学院大生全裸殺人事件
1987年10月24日未明、神戸市西区伊川谷町の路上で、近くの神戸学院大学1年生の黒田恭子さん(当時20歳)に 声をかけ、ホテルに連れ込もうとしたが失敗、そばの空き地で絞殺し、全裸死体となった黒田恭子さんとセックスして逃走。
明石短大生全裸殺人事件
1989年7月23日未明、明石短期大学教養学科1年生の岡部三千代さん(当時18歳)を自分の勤務先の 寿司店に連れ込んで乱暴しようとしたが、抵抗されたので絞殺し、全裸死体となった岡部三千代さんとセックスして逃走を図り、逮捕された。
裁判
- 1992年5月20日、神戸地裁は1987年の事件について懲役15年(求刑懲役18年)、1989年の事件については求刑通り無期懲役を言い渡した。同一人が複数の罪で裁かれる場合、併合罪として一括審理するのが通常だが、第1の犯行と第2の犯行との間に道交法違反(無免許運転)などの罪で懲役10月、執行猶予2年の刑が確定。禁固以上の確定判決の前と後の犯罪は併合罪を適用できないとの刑法45条の規定からそれぞれ求刑、判決という珍しいケースとなった。