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2015年1月24日 (土) 09:52時点における版
東京モノレール株式会社 Tokyo Monorail Company, Limited
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種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
略称 | |
本社所在地 | 105-0013 東京都港区浜松町二丁目4番12号 |
電話番号 | 03-3434-3171(代表) |
設立 | 1959年(昭和34年)8月7日 |
業種 | 陸運業 |
事業内容 | |
代表者 | 代表取締役社長 齋藤雅之 |
資本金 | 30億円 |
売上高 | 営業収益147億4000万円(2007年3月期) |
総資産 | |
従業員数 | 306名(2008年4月1日現在) |
決算期 | 毎年3月 |
主要株主 | 東日本旅客鉄道 70% 日立製作所 12% 日本航空インターナショナル 9% 全日本空輸 9% |
主要子会社 | |
関係する人物 | |
外部リンク | www.tokyo-monorail.co.jp/ |
特記事項:大和観光として設立 |
東京モノレール株式会社(とうきょうモノレール、英称:Tokyo Monorail Co., Ltd.)は、東京都にモノレール路線を有する鉄道会社。
旅行斡旋業、駐車場事業などもおこなっている。筆頭株主は東日本旅客鉄道(JR東日本)で同社の経営権下にある。
Suica発行事業者であり、全線でSuicaとPASMO、東海旅客鉄道(JR東海)のTOICA、西日本旅客鉄道(JR西日本)のICOCAが使える。同社発行のSuicaカードは「モノレールSuica」という名称を持つ。カードの色はオレンジである。競合公共交通機関は京浜急行電鉄(鉄道、バス)、東京空港交通(バス)である。
沿革
路線の沿革の詳細、車両・ダイヤの変遷参照
- 1959年(昭和34年)8月7日 - 大和観光株式会社設立。
- 1960年(昭和35年)6月 - 日本高架電鉄株式会社に商号変更。
- 1963年(昭和38年)5月 - 浜松町 - 羽田間の工事着工。
- 1964年(昭和39年)
- 5月 - (初代)東京モノレール株式会社に商号変更。
- 9月17日 - モノレール浜松町駅 - (旧)羽田駅間開業。
- 1965年(昭和40年)12月 - 名古屋鉄道が東京モノレールの経営から撤退する。
- 1967年(昭和42年)11月1日 - 日立運輸株式会社、(初代)東京モノレール株式会社、西部日立運輸株式会社の3社が合併(存続会社は東京モノレール株式会社)し、日立運輸東京モノレール株式会社に商号変更。同時に日立グループ入り。
- 1981年(昭和56年)
- 1993年(平成5年)9月27日 - 整備場駅 - 羽田空港駅間開業。整備場駅 - (旧)羽田駅廃止。
- 2002年(平成14年)
- 2004年(平成16年)12月1日 - 羽田空港駅 - 羽田空港第2ビル駅間開業。羽田空港駅は羽田空港第1ビル駅へと改称。
- 2007年(平成19年)3月18日 - 昭和島駅待避線が完成し、『空港快速』と『区間快速』の運行を開始した。
- 2010年(平成22年)10月21日 - 羽田空港国際線ビル駅開業。
- 2014年(平成26年)8月19日 - 国土交通省交通政策審議会の小委員会で、東京駅までの路線延伸計画を説明[1]。
路線
- 東京モノレール羽田空港線:モノレール浜松町駅 - 羽田空港第2ビル駅間 (17.8km)
都心と東京国際空港(羽田空港)を結ぶ公共交通機関として、東京オリンピックが開催された1964年(昭和39年)に開業した。京浜急行電鉄の鉄道線や京浜急行バス、東京空港交通のバスなどと極めて激しい競合関係にある。
所有車両
東京モノレールは日立グループとの係わりが強く、すべての車両は主要株主でもある日立製作所製となっている。
なお、2014年度より新型車両10000形電車を導入することが発表された[2]。同形式は「スマートモノレール」を設計コンセプトとして[2]、車体のカラーリングは「緑豊かな沿線をイメージしたグリーン」と「空と海をイメージしたスカイブルーとブルーのグラデーション」の2系統の色を配したものとされる[2]。車内は「和のおもてなし」をコンセプトとしたデザインとなる予定で[2]、その他スーツケース置き場の拡充や無線LANサービスの提供などが実施される[2]。10000形は2014年7月より6両編成1本が運用を開始し、経年20年を超過し老朽化が進行した1000形を順次代替する予定である[2]。
現用車両
過去の車両
運賃
大人普通旅客運賃(小児半額・10円未満切り上げ)。2004年12月1日現在。
キロ程 | 運賃(円) |
初乗り0.1~1.5km | 150 |
1.6~4.5 | 190 |
4.6~7.5 | 260 |
7.6~10.5 | 330 |
10.6~13.5 | 400 |
13.6~17.8 | 470 |
羽田空港に乗り入れる便が発着する一部の空港および北海道旅客鉄道(JR北海道)の一部の駅には、東京モノレールの自動券売機を設置しているところがある。
マスコットキャラクター
- MONOKO
- 2004年に出現した、ネコミミ少女のキャラクター。所謂萌え系の美少女で、公式値は無いが見た目では巨乳。
- 元々は浜松町駅で発行されている駅作成の告知パフレット「モノレール情報帳」、及び駅製作ポスターに、駅員が描いたものであった。当然、東京モノレール公式のものではなかった。
- 登場直後は、髪の色や髪型が一定せず、また衣装はメイド服で、その時々で意匠が異なっていた。また眼鏡を着用している事もあったようである。
- その後、モノレール利用者からこのキャラクターの情報がWebサイト上に公開され、また東京モノレールへの問い合わせも相次いだ事から、東京モノレールの公式マスコットキャラクターに“昇格”した。これに伴い、2005年に名称の一般公募が行われ、4月1日に正式に「MONOKO」に命名された。
- これに伴い、髪型はボブカットに近いショートカット、髪の毛及びネコミミの体毛は栗毛になり、衣装は東京モノレールの制服をアレンジしたものに変更された(が、「モノレール情報帳」にはメイド服姿で登場する事が時折見られる)。
- 現在(2008年)は東京モノレールの公式サイトでは見ることはできない。
その他
- モノレール運転士の養成(動力車操縦者免許取得)は、研修所を持つ他鉄道会社に委託している。委託先はモノレールではなく、普通の2本レールの鉄道である(例えば、京王電鉄など)。現在はJR東日本総合研修センター(福島県白河市)で学科教育を受ける。そのため、東京モノレールの運転士であっても普通の鉄道(電車)の運転経験があることになる。免許取得後、改めて自社線にて必要な訓練は受けている。
- 日立運輸東京モノレール時代には、日立グループの一員として、有名な「日立の樹」CMにもロールで流れていた(第1代:1973年~第5代:1984年、第7代:1989年~2001年頃)。日立の樹オンライン(ここで動画を見ることが出来る)。
- 建設当時は海岸線や海上、運河沿いなど地形が複雑で地盤も軟弱で工事は難航し、特殊な工法で建設され開業した。
参考文献
- 佐藤信之「鉄道・軌道プロジェクトの事例研究 29 開業40周年を迎える 東京モノレール」
- 鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』2004年4月号 No.450 p114~p119
関連項目
外部リンク
- 東京モノレール - 各駅の施設や構造の図示、時刻表、運賃などについてのQ&A集、などがある。