「多摩市ミニバス」の版間の差分
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多摩市ミニバス(たましミニバス)は、東京都多摩市が費用を補助し京王バス南(多摩営業所)が管理・運営しているコミュニティバス。
概略[編集]
南北線と東西線の二路線があり、いずれも永山駅(小田急永山駅・京王永山駅)を起点とする。2014年10月より、南北線は桜ヶ丘・和田ルートと新設の愛宕ルートを交互運行する。
日野市ミニバス同様、コミュニティバス専用車両を用いることを除けば通常の京王バスの路線と同様で、運賃も他路線の運賃制度(武相運賃区域)に基づいた初乗り現金180円(ICカード175円)(小人半額)からの多区間運賃制が採られている。定期券、Suica・PASMO、東京都シルバーパスが利用できる[1]。1日の平均利用者数(2009年度)は南北線が133人、東西線が1431人[1]。
その他[編集]
沿革[編集]
- 1997年(平成9年)11月 - 運行開始。
- 南北線(永山駅 - 百草団地)、東西線(多摩センター駅 - 永山駅)
- 1999年(平成11年)6月 - 増便や経路変更の実施。
- 2003年(平成15年)1月 - 新たな経路(永山駅 - 豊ヶ丘 - 多摩センター駅)の開設と同時にこれを東西線と一体化、循環線として運行。
- 2009年(平成21年)10月 - 東西線に新型中型車両(日野・レインボーII)を導入[2]
- 2010年(平成22年)9月 - 南北線に日野・ポンチョを導入[2]
- 2014年(平成26年)10月 - 南北線のルートを変更(一部区間の廃止および愛宕ルートの新設)。[3]
路線[編集]
- 南北線 – 永71系統と永72系統の交互運行。
- 永71系統(桜ヶ丘・和田ルート)
- 永山駅 - 桜ヶ丘2丁目坂 - 桜ヶ丘3丁目 - 総合体育館 - 地蔵堂
- 永72系統(愛宕ルート)
- 永山駅 - 水道塔前 - 愛宕東公園 - ロケット公園前 - 多摩センター駅
- 東西線
- 永52系統(右循環)
- 永山駅 - 豊ヶ丘4丁目 - 総合福祉センター - 唐木田駅 - 多摩南部地域病院 - 多摩センター駅 - 永山駅
- 永53系統(左循環)
- 永山駅 - 多摩センター駅 - 多摩地域南部病院 - 唐木田駅 - 総合福祉センター - 豊ヶ丘4丁目 - 永山駅
廃止路線[編集]
- 南北線
- 永71系統
- 永山駅 - 多摩市役所 - 桜ヶ丘2丁目 - 総合体育館 - 百草団地
- 多摩市ミニバスという名称であるが、以前の南北線の北端区間では日野市境付近を走行しており、利用エリアは多摩市と日野市にまたがっていた。(また、日野市ミニバスは三沢台路線・落川路線が多摩市内の聖蹟桜ヶ丘駅まで乗り入れている)
- 2014年10月、経路変更により一部区間が廃止され新たな永71系統(桜ヶ丘・和田ルート)となった。
車両[編集]
- 南北線:日野・ポンチョ(定員36名)[2]
- 東西線:日野・レインボーII(定員55名)[2]
- 運行開始当初は全長7m中型短尺(日産ディーゼル・RN)のミニバスと言える車両が用いられたが、上記2車種に置換えられた。
あたごミニバス[編集]
2010年10月10日から2011年1月9日までの3ヶ月間、高齢化の著しい愛宕・和田地区と永山駅・多摩市役所を結ぶミニバス「あたごミニバス」を運行する交通社会実験が実施された。1日の平均乗客数は目標の480人を大幅に下回る90.51人だったが、阿部裕行市長は「今回の社会実験は、高齢化が進む愛宕地域の活性化だけでなく、永山の商店街をはじめ地域との交流促進、何よりも孤独化が進む地域社会の中で健康長寿のまちづくりに向けた大きな一歩だったと考えられる」と述べた。この取り組みは2011年1月5日放送のNHK総合テレビジョン『首都圏ネットワーク』でも紹介された。
脚注・出典[編集]
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関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 多摩市ミニバス - 多摩市公式ウェブサイト