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武蔵引田駅(むさしひきだえき)は、東京都あきる野市引田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)五日市線の駅である。
歴史[編集]
- 1930年(昭和5年)4月4日 - 五日市鉄道の病院前停留場として開業。旅客営業のみ。
- 1940年(昭和15年)10月3日 - 南武鉄道への合併により、病院前駅(びょういんまええき)となる。
- 1944年(昭和19年)4月1日 - 南武鉄道が戦時買収私鉄指定による国有化により、国鉄五日市線の駅となる。同時に武蔵引田駅に改称。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
- 2006年(平成18年)3月16日 - みどりの窓口を廃止し、「もしもし券売機Kaeruくん」を設置。
- 2012年(平成24年)2月2日 - 「もしもし券売機Kaeruくん」を廃止、多機能券売機を設置。
駅構造[編集]
JR東日本ステーションサービスが業務を受託する業務委託駅で、拝島駅が当駅を管理している。駅舎は木造造りで、内部には自動券売機、自動改札機がある。自動券売機は初電-6:20の間は発売停止だが、同様の青梅線の駅に設置してある乗車駅証明書発行機は無く、終電後に用意された印刷済の乗車駅証明書を持ち着駅にて精算する。2006年にみどりの窓口が廃止され、その代替として「もしもし券売機Kaeruくん」(営業時間は6時30分から22時まで)が設置されたが、2012年2月2日20時をもって営業終了し撤去された。
エスカレーター・エレベーターの設備はないが、地平の改札からプラットホーム迄折り返し状のスロープがあるため車椅子の利用もできるが、距離が長いことから高齢者等の場合は付き添いのもとで利用するのが安全である。
2000年代後期以降、周辺の土地再開発が進み、新興施設が増え、特にイオンモール日の出がオープンして以来、(ほとんどの従業員や来店客は自家用車やバス利用であるものの)徒歩で当駅に行けない距離ではないために、少なからず当駅の利用者は増えている傾向にある。そのため、数回にわたり自動改札機の増設を行うと共に駅舎も建て増ししなければならなかったため、駅舎の端が階段状になっている。
利用状況[編集]
2012年度の1日平均乗車人員は4,070人である。近年の推移は下記の通り。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1992年 | 2,323[1] |
1993年 | 2,340[2] |
1994年 | 2,293[3] |
1995年 | 2,257[4] |
1996年 | 2,290[5] |
1997年 | 2,343[6] |
1998年 | 2,268[7] |
1999年 | 2,361[8] |
2000年 | 3,646[1] |
2001年 | 4,451[2] |
2002年 | 4,430[3] |
2003年 | 4,091[4] |
2004年 | 3,948[5] |
2005年 | 4,026[6] |
2006年 | 4,033[7] |
2007年 | 4,331[8] |
2008年 | 4,167[9] |
2009年 | 4,043[10] |
2010年 | 3,848[11] |
2011年 | 3,946[12] |
2012年 | 4,070[13] |
駅周辺[編集]
- 富士通 あきる野テクノロジーセンター
- 公立阿伎留医療センター(公立阿伎留病院から改称)
- イオンモール日の出(徒歩10分程度)
- 亜細亜大学 日の出キャンパス(同上)体育会部活動専用キャンパス
- 東京都立あきる野学園
バス路線[編集]
駅より線路沿いを秋川駅方面(富士通へ)に歩いたところに、「武蔵引田駅入口」停留所がある。
- あきる野市コミュニティバス「るのバス」:武蔵五日市駅方面/秋川駅方面
- 日の出町コミュニティバス「ぐるり〜ん日の出」:阿伎留医療センタ行(午前ルート)/つるつる温泉行(午後ルート) - 日の出町民専用のバスで、運賃は無料だが、乗車時には専用乗車証か町民であることを確認する公的証明書が必要。日の出町民以外は乗車不可。
この他、駅から北へ徒歩2 - 3分の距離に西東京バスの「阿伎留医療センター」停留所がある。
- 福22:福生駅 - 草花 - 瀬戸岡 - 秋川駅 - イオンモール日の出 - 阿伎留医療センター - 日の出折返場
- 福23:福生駅 - 草花 - 瀬戸岡 - 秋川駅 - イオンモール日の出 - 阿伎留医療センター
隣の駅[編集]
脚注[編集]
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