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2019年12月7日 (土) 11:51時点における版
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校庭(こうてい)とは、広義では、学校の運動場や庭の総称[1]。狭義では、学校の屋外運動施設(屋外運動場など)のこと。
日本の校庭
第二次世界大戦後の日本においては、学校(小学校、中学校、高等学校など)の、一般的には屋外運動場として設置されている学校施設を指す。運動場および屋外運動場は、明治初期から第二次世界大戦中までの時代には体操場および屋外体操場と呼ばれていた。
現行の学校教育法や学校教育法施行規則の中では、特にその学校の児童・生徒の人数あたりの敷地面積を定めているわけではない。なお、幼稚園や保育所(保育園)の園庭(えんてい)と俗称される運動施設も学校の運動施設としての校庭とほぼ同じ機能を有する。
運動場としての校庭には、通常、砂場、鉄棒、のぼり棒(棒のぼり)、相撲用の土俵、トラックなどの運動設備がある。小学校では、ジャングルジムやブランコなどの遊具も見られる。地面は砂もしくは土であることが多いが、都市部の学校にあってはウォークトップの塗装がなされ、その場合あらかじめ各種競技に必要なライン(線)が引かれていることもある。また、緑化および運動するのに心地よいように、一部に芝生を植えたところもある。はだし教育の学校では運動場に出る時などに子供の裸足での運動を問題なくさせるため石や危険物を拾う作業をして管理する。はだし教育の学校には校舎に入るために足をきれいに洗うための足洗い場も完備されている。
運動場としての校庭は、屋外で行う体育や運動会のほか、朝会などの用にも供される。そのため、朝礼台を設置している学校も多い。また、昼休みには児童・生徒の遊び場として使用することもある。学校と地域の連帯を強調する声が高まる中で、校庭は、地域の運動会や防災訓練などにも利用され、休日には校庭開放を行う所も増えている。地区の防災拠点としての役割を担うことも少なくない。学校によっては、その一角に校区市民館、公民館が建てられている所もある。