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'''三河地震'''(みかわじしん)は、終戦直前である1945年([[昭和]]20年)1月に、[[日本]]の[[東海地方]]を襲った大[[地震]]。
 
'''三河地震'''(みかわじしん)は、終戦直前である1945年([[昭和]]20年)1月に、[[日本]]の[[東海地方]]を襲った大[[地震]]。
  

2019年8月20日 (火) 15:59時点における版

甚大な被害を受けた愛知県の位置

三河地震(みかわじしん)は、終戦直前である1945年(昭和20年)1月に、日本東海地方を襲った大地震

概要

1945年1月13日、午前3時38分、愛知県の三河湾を震源とする、M(マグニチュード)6.8の大地震が発生。モーメントマグニチュードはMw6.6で、これは2004年の新潟県中越地震にほぼ匹敵するエネルギーである。

観測された最大震度は5だった(三重県津市)[1]が、現在の愛知県西尾市などは震源付近であるため、現在の震度階級にして震度7に相当する、非常に猛烈な揺れに襲われたとみられる。

一説によると、1ヶ月前に発生した昭和東南海地震の余震か、もしくはその誘発地震であるという。

地震のメカニズムは、逆断層型の大陸プレート内地震(直下型地震)であった。

被害

地震による死者・行方不明者は3,000人を越え、4,000人近くが重軽傷を負ったという。未明に発生した地震であったため、多くの人々が、建物などの瓦礫の下敷きになって死亡、または負傷したとされている[2]