「足柄駅 (神奈川県)」の版間の差分
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+ | * [[2018年]](平成30年)[[3月17日]] - 小田原から本厚木まで各駅に停車する急行について、新松田で各駅停車から急行に種別変更する形態となるため、急行の停車駅から外れる。また、当駅からの箱根登山線直通列車が廃止される。 | ||
+ | *[[2020年]]([[令和]]2年)- 2022年度中に実施予定のダイヤ改正からの、10両編成の快速急行・急行の停車に向けて、足柄駅のホーム延伸工事を推進することが発表される予定。 | ||
+ | *[[2022年]](令和4年)[[10月1日]](予定)- ホームの10両編成対応工事完了に伴い、全ての急行の停車駅となり、相模大野 - 小田原間で急行に種別変更する快速急行が停車するようになる予定。また、[[小田急小田原線#区間急行|区間急行]]が設定され、停車駅となる予定。再び準急の停車駅となる。 | ||
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+ | しかし、周辺の人口増加に伴い、10両編成の急行を停車させるため、当駅の上り・下りの2面2線のホームを小田原・新宿方面に42.5m延伸する工事が2020年度より行われ、2022年10月1日のダイヤ改正より当駅に全ての急行が停車するようになり、加えて一部の快速急行が相模大野 - 小田原間で急行に種別変更する形で停車するようになる予定。 | ||
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+ | ::{{color|#ef4029|■}}急行・{{color|#A757A8|■}}区間急行・{{color|#00ab76|■}}準急・{{color|#18469d|■}}各駅停車(区間急行・準急は平日の朝夕のみ運転) | ||
::: [[螢田駅]] (OH 45) - '''足柄駅 (OH 46)''' - [[小田原駅]] (OH 47) | ::: [[螢田駅]] (OH 45) - '''足柄駅 (OH 46)''' - [[小田原駅]] (OH 47) | ||
2019年6月10日 (月) 21:15時点における版
足柄駅(あしがらえき)は、神奈川県小田原市扇町三丁目にある、小田急電鉄小田原線の駅である。駅番号はOH 46。
歴史
- 1927年(昭和2年)4月1日 - 開業。「直通」の停車駅となる。なお、各駅停車は新宿 - 稲田登戸(現・向ヶ丘遊園駅)間のみの運行であり、当駅までの運行はなかった。
- 1945年(昭和20年)6月 - 従来、新宿 - 稲田登戸間のみの運行の各駅停車が全線で運行されることとなり、各駅停車の停車駅となる。同時に「直通」は廃止される。
- 1946年(昭和21年)10月1日 - 準急が設定され、停車駅となる。
- 1960年(昭和35年)3月25日 - 通勤準急が設定され、停車駅となる。
- 1964年(昭和39年)11月5日 - 通勤準急が廃止される。
- 1983年(昭和58年)3月22日 - 一部の急行の停車駅となる。
- 1984年(昭和59年)1月31日 - 貨物扱い廃止。日本専売公社専用線も同時に廃止。
- 2008年(平成20年)
- 駅舎が建て替えられる。
- 3月15日 - 新松田以西に「準急」が乗り入れなくなったため「準急」の停車駅から外れる。
- 2018年(平成30年)3月17日 - 小田原から本厚木まで各駅に停車する急行について、新松田で各駅停車から急行に種別変更する形態となるため、急行の停車駅から外れる。また、当駅からの箱根登山線直通列車が廃止される。
- 2020年(令和2年)- 2022年度中に実施予定のダイヤ改正からの、10両編成の快速急行・急行の停車に向けて、足柄駅のホーム延伸工事を推進することが発表される予定。
- 2022年(令和4年)10月1日(予定)- ホームの10両編成対応工事完了に伴い、全ての急行の停車駅となり、相模大野 - 小田原間で急行に種別変更する快速急行が停車するようになる予定。また、区間急行が設定され、停車駅となる予定。再び準急の停車駅となる。
駅名の由来
駅所在地の開業当時の地名が「足柄下郡足柄村」であったことと、「足柄」が「箱根」の枕詞であったことから名付けられた。当初は付近の地名から「多古(たこ)」とする予定だったが、語呂が悪いとのことで採用されなかった。
駅構造
島式と単式の複合型ホーム2面3線を有する地上駅。のりばは下り線側から1番ホーム、2番ホーム、3番ホームとなっている。 1番ホームの螢田方に平屋建ての駅舎があり、自動券売機・自動改札機がある。ホーム間に跨線橋があり、エレベータが設置されている。小田急では、構内横断踏切が最後まで残っていた駅でもある。
当駅を含む新松田 - 小田原間の途中5駅はホームの有効長が120m(20m車6両分)であり、10両編成の急行は全列車が通過する。ただし、当駅の上り副本線の有効長は200mあり、6両編成を超えても回送および試運転列車が待避することは可能である。
また、土休日ダイヤの小田原7:54発相模大野行と21:40発本厚木行の6両急行は当駅を通過する。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 小田原線 | 下り | 小田原・箱根湯本方面 |
2・3 | 小田原線 | 上り | 相模大野・新宿・千代田線方面 |
上り線のみ待避設備を持ち、2番ホームが主本線、3番ホームが待避線となっているが、通常のダイヤにおいて当駅で急行や特急の通過待ちをする各駅停車は少ない。ただし、箱根登山線内でダイヤが乱れた際には、小田原駅を特急の直後に発車する列車を先発させ、当駅で特急の通過待ちをさせることがある。
駅構内には留置線があるが、これは小田原線開業時に当駅に車庫が置かれていた名残である。かつては留置線から日本専売公社小田原工場(後の日本たばこ産業株式会社小田原工場・2011年閉鎖)まで貨物専用線があり、実際に貨物輸送も行われたが、1984年(昭和59年)に貨物輸送が廃止されてからは線路跡が残るのみである。
2015年度には、隣の螢田駅と併せて開成駅・栢山駅・富水駅も含め行先案内表示器の設置が計画されている[1]。
ホーム延伸工事
開業当初は、栢山 - 足柄間の4駅と同様、ホームの有効長が120m(20m車6両分)となっていた。このため、2018年3月16日までは6両編成の急行が停車していたものの、10両編成の列車は通過しており、翌3月17日のダイヤ改正以降は急行停車駅から除外されていた。
しかし、周辺の人口増加に伴い、10両編成の急行を停車させるため、当駅の上り・下りの2面2線のホームを小田原・新宿方面に42.5m延伸する工事が2020年度より行われ、2022年10月1日のダイヤ改正より当駅に全ての急行が停車するようになり、加えて一部の快速急行が相模大野 - 小田原間で急行に種別変更する形で停車するようになる予定。
利用状況
2013年度の1日平均乗降人員は3,303人である[2]。小田急線内で利用者が最も少ない駅である。近年の乗降人員・乗車人員の推移は下表のとおり。
年度 | 1日平均 乗降人員[3] |
1日平均 乗車人員 |
---|---|---|
1995年 | 1,464[4] | |
1998年 | 1,311[5] | |
1999年 | 1,309[6] | |
2000年 | 1,322[6] | |
2001年 | 1,363[7] | |
2002年 | 1,325[7] | |
2003年 | 2,789 | 1,321[8] |
2004年 | 2,875 | 1,363[8] |
2005年 | 2,950 | 1,401[9] |
2006年 | 3,012 | 1,433[9] |
2007年 | 3,022 | 1,456[10] |
2008年 | 3,038 | 1,468[10] |
2009年 | 3,067 | 1,484[11] |
2010年 | 2,966 | 1,442[11] |
2011年 | 2.976 | 1,452[12] |
2012年 | 3,070 | 1,509[12] |
2013年 | 3,303 |
駅周辺
駅の北で小田急小田原線は伊豆箱根鉄道大雄山線と交わり、同線は駅から400メートルほどの距離に五百羅漢駅と井細田駅とを置いている。白山神社や、五百羅漢で知られる玉宝寺が近い。
隣の駅
脚注
- ↑ [1]
- ↑ 小田急電鉄「事業案内」
- ↑ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- ↑ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移
- ↑ 神奈川県県勢要覧(平成12年度)223ページ
- ↑ 6.0 6.1 神奈川県県勢要覧(平成13年度)225ページ
- ↑ 7.0 7.1 神奈川県県勢要覧(平成15年度)223ページ
- ↑ 8.0 8.1 神奈川県県勢要覧(平成17年度)225ページ
- ↑ 9.0 9.1 神奈川県県勢要覧(平成19年度)227ページ
- ↑ 10.0 10.1 神奈川県県勢要覧(平成21年度)241ページ
- ↑ 11.0 11.1 神奈川県県勢要覧(平成23年度)239ページ
- ↑ 12.0 12.1 神奈川県県勢要覧(平成25年度)237ページ
関連項目
外部リンク
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