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− | 今月中旬、都内の私立大学の空き教室で、ヒップホップスタイルのメンバーが音楽に合わせて説明していた。集まったのは10代、20代の学生たち。「道行く人に向けて話そう」「参加者全員で渋谷の街に問いかけるイメージで」 | + | 今月中旬、都内の私立大学の空き教室で、ヒップホップスタイルのメンバーが音楽に合わせて説明していた。集まったのは10代、20代の学生たち。「道行く人に向けて話そう」「参加者全員で渋谷の街に問いかけるイメージで」 |
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+ | デモはするけど、ダサいのは嫌-。[[特定秘密保護法]]に反対する首都圏のそんな大学生らが[[2014年]][[10月25日]]、ヒップホップ音楽に乗せ、ラップ調の抑揚でコールするデモを東京・渋谷で催した。映画の予告編のような告知動画をネットに載せ、約2000人の若者が集結。 | ||
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+ | 「こんなデモは初めて。おしゃれでクール」と参加者も楽しんでいた。 | ||
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+ | 「クラブ好きなただの大学生でも、できることがあります」。デモの先頭を進むトラックの荷台で、[[和光大]]3年の福田和香子さん(20)がマイクを握る。大きな丸いピアスにサングラス、丈の短いTシャツ姿。そのままクラブに踊りに行けると笑う。 | ||
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+ | デモ中に配るフライヤー(英語でチラシの意味)のデザインも凝った作りだ。「クラブで渡しても、嫌がられないほどかっこよく作ってます」と、デモの運営メンバーで明治学院大3年の奥田愛基さん(22)。スタイルへのこだわりは、同世代にデモを敬遠させないためという。 | ||
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+ | [[知る権利]]や[[プライバシー]]を侵す恐れのある特定秘密保護法は昨年12月に成立した。直後から学生らが[[ツイッター]]などで意見を交わし、「特定秘密保護法に反対する学生有志の会」を結成。ヒップホップ音楽のサウンドデモを今年二月と五月に実現させた。 | ||
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+ | 奥田さんは「僕らは[[1990年代]]生まれ。[[バブル崩壊]]後で、社会も経済もずっと良くならなかった」と振り返る。一方でへこまずに歩んできたという自負もある。だから、同法の成立で「民主主義が終わった」との声に触発され、「終わったんなら、始めるしかないじゃん」とデモを企画した。 | ||
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+ | 音楽バンドでのラッパー経験をデモのコールに生かした明治学院大三年の牛田悦正(よしまさ)さん(22)は「メンバーの大半が三、四年生で就活もあって忙しいし、もう限界なんっすよ」と冗談ぽく笑い、付け加えた。 | ||
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+ | 「僕らより下の大学一、二年生や高校生が僕らの方向をまねて、僕らが『ダセえ』と言われるほどのデモをしてもらえるなら、それ以上のことはないな」 | ||
== 関連項目 == | == 関連項目 == |
2015年5月2日 (土) 17:57時点における版
奥田 愛基(おくだ あき)とは、明治学院大学の意識高い系大学生でありブサヨである。
目次
人物
- 北九州市生まれ。中学から人口40人南の島、鳩間島で生活。
- 高校は島根県。
- 明治学院大学ボランティアセンタースタッフ、震災支援担当ボラチャレ[Change from 3,11] [倉田小防災マッププロジェクト]で小学校、高校、大学と回って被災地以外で出来る事をしています。
- LET IT BE!!なるようになるやろ
活動
ブサヨ「どや、おまいらジジババだらけって言うけど反対デモに学生500人集まったで!」(2014年2月)
特定秘密保護法の成立に抗議する大学生ら約500人が1日、東京都新宿区でデモ行進し、「普通の大学生も法成立の影響を心配しています」と訴えた。
主催は「特定秘密保護法に反対する学生有志の会」で、明治学院大3年の奥田愛基さん(21)や友人たちが、ツイッターなどを通じて参加者を募集。JR新宿駅前を中心に約1時間半、ヒップホップ音楽にのせ「特定秘密保護法、反対」と繰り返しながら行進した。
行進前に開かれた集会では、奥田さんが「抗議の声を上げているのは年齢層の高い人が多いが、学生の中にも心配している人はいる。学生から声を上げていきたい」と主張した。
学生有志の会(SASPL)、25日に渋谷でデモ(2014年10月)
強行採決された特定秘密保護法に、意思表示をしよう。僕たちの言葉で、私たちのやり方で――。
首都圏の学生らによる「特定秘密保護法に反対する学生有志の会(SASPL)」が25日、東京・渋谷で最後のデモをする。12月10日の施行日に合わせて官邸前で抗議活動をした後、解散する。
今後は秘密法にとどまらず、メンバーそれぞれが社会で起きている問題に声を上げていくという。
「四角い画面を眺めてるだけじゃ何も変わらない。他人事でなく、考え語りあう場になれば」。会の中心メンバー、奥田愛基(22)らが22日に記者会見をし、デモへの参加を呼びかけた。
「トクテイ、ヒミツホゴホウ、ハンタイ! テイ、タイって切って強く言うとラップっぽくなるから。マイクの持ち方はこう」。
今月中旬、都内の私立大学の空き教室で、ヒップホップスタイルのメンバーが音楽に合わせて説明していた。集まったのは10代、20代の学生たち。「道行く人に向けて話そう」「参加者全員で渋谷の街に問いかけるイメージで」
「民主主義が終わった?「終わったんなら、始めるしかないじゃん」大学生@渋谷、おしゃれデモ、秘密法反対!でもダサいのイヤ
デモはするけど、ダサいのは嫌-。特定秘密保護法に反対する首都圏のそんな大学生らが2014年10月25日、ヒップホップ音楽に乗せ、ラップ調の抑揚でコールするデモを東京・渋谷で催した。映画の予告編のような告知動画をネットに載せ、約2000人の若者が集結。
「こんなデモは初めて。おしゃれでクール」と参加者も楽しんでいた。
「クラブ好きなただの大学生でも、できることがあります」。デモの先頭を進むトラックの荷台で、和光大3年の福田和香子さん(20)がマイクを握る。大きな丸いピアスにサングラス、丈の短いTシャツ姿。そのままクラブに踊りに行けると笑う。
デモ中に配るフライヤー(英語でチラシの意味)のデザインも凝った作りだ。「クラブで渡しても、嫌がられないほどかっこよく作ってます」と、デモの運営メンバーで明治学院大3年の奥田愛基さん(22)。スタイルへのこだわりは、同世代にデモを敬遠させないためという。
知る権利やプライバシーを侵す恐れのある特定秘密保護法は昨年12月に成立した。直後から学生らがツイッターなどで意見を交わし、「特定秘密保護法に反対する学生有志の会」を結成。ヒップホップ音楽のサウンドデモを今年二月と五月に実現させた。
奥田さんは「僕らは1990年代生まれ。バブル崩壊後で、社会も経済もずっと良くならなかった」と振り返る。一方でへこまずに歩んできたという自負もある。だから、同法の成立で「民主主義が終わった」との声に触発され、「終わったんなら、始めるしかないじゃん」とデモを企画した。
3回目の今回は過去最多の若者らが集まったが、12月10日の法施行を前に、有志の会によるデモは最後になる。フェリス女学院大2年の小倉万穂(まほ)さん(20)は「あきらめじゃない。それぞれが次のアクションを起こすのに必要な一区切り」。
音楽バンドでのラッパー経験をデモのコールに生かした明治学院大三年の牛田悦正(よしまさ)さん(22)は「メンバーの大半が三、四年生で就活もあって忙しいし、もう限界なんっすよ」と冗談ぽく笑い、付け加えた。
「僕らより下の大学一、二年生や高校生が僕らの方向をまねて、僕らが『ダセえ』と言われるほどのデモをしてもらえるなら、それ以上のことはないな」