「ドラえも」の版間の差分

提供: Yourpedia
移動: 案内検索
(パロディとして登場した作品)
(野比家)
13行目: 13行目:
  
 
; '''ドラえもん'''
 
; '''ドラえもん'''
: 22世紀の未来から来た、青いボディの耳のないネコ型[[ロボット]]。原作と違う点は、表情はリアルな男性でひげがなく非常に渋い口調で話すこと。原作では頻繁に使われた「[[ひみつ道具]]」をほとんど使わず(使うときも[[四次元ポケット]]は使わない)、そもそものび太がドラえもんの存在を全く必要としていない事もあって、存在感がほとんどない。出番が少ないことが原因で性格が歪んでしまった。出番を得るために、七万年前の世界へ[[タイムトラベル]]し自分をアピールしようとしたが、これが原因でギガゾンビ(後述)が野比家の一員になってしまい、逆に自分の出番をさらに減らされてしまうはめになった。野比家での居場所も押入れから犬小屋(製作したのび助がサイズを間違えたせいでドラえもんは入れない)、庭に埋められるなど、惨憺たる扱いだった。ちなみに、リルルの見立てた野比家の構図では扱いが最下位([[粗大ゴミ]]扱い)。一時[[家出]]をしたが、その後はのび太の部屋に落ち着いた模様。[[女装]]癖の傾向が見られる。妹のドラミを心底大切にしているが、変態ぶりが露見した後はドラミには拒絶されている。リルルに無理矢理首を外されてしまった後、ギガゾンビによって、マッチョボディと萌えバージョンの二体に分けられていた。オリジナルボディの残骸は何度かリルルの[[ネタ]]として利用されたが、最後は上記マッチョボディと萌えバージョンの二体による合体攻撃で粉砕された。この経験から、これら二体はギガゾンビによって引き上げられた自己のパワーに溺れてしまったが、そのことは逆にドラミを激怒させる結果となった。が、結局ドラミは兄妹の絆を忘れることができずドラえもんに手を下すことはできなかった。それを見たギガゾンビが感動してドラえもんを元のボディに修復した(しかし当のドラえもんは少し微妙な反応)。一応元のボディには戻ったが、ギガゾンビの遊び心からかとてつもない弾力を持つ頑丈な体になった。それ以後目立った行動はしていなかったが、家庭内での自分探しのために出木杉宅に居候中、出木杉に欲情して夜這いをかけた(未遂に終わる)事により、ドラ美に破壊されそうになる。のび太の裁量により裏山に埋められるが、ドラえもんズの手によって掘り起こされた。現在はエル・マタドーラの監視の元で庭に埋まっている。
+
: 22世紀の未来から来た、青いボディの耳のないネコ型[[ロボット]]。原作と違う点は、表情はリアルな男性でひげがなく非常に渋い口調で話すこと。原作では頻繁に使われた「[[ひみつ道具]]」をほとんど使わず(使うときも[[四次元ポケット]]は使わない)、そもそものび太がドラえもんの存在を全く必要としていない事もあって、存在感がほとんどない。出番が少ないことが原因で性格が歪んでしまった。出番を得るために、七万年前の世界へ[[タイムトラベル]]し自分をアピールしようとしたが、これが原因でギガゾンビ(後述)が野比家の一員になってしまい、逆に自分の出番をさらに減らされてしまうはめになった。野比家での居場所も押入れから犬小屋(製作したのび助がサイズを間違えたせいでドラえもんは入れない)、庭に埋められるなど、惨憺たる扱いだった。ちなみに、リルルの見立てた野比家の構図では扱いが最下位([[粗大ゴミ]]扱い)。一時[[家出]]をしたが、その後はのび太の部屋に落ち着いた模様。[[女装]]癖の傾向が見られる。妹のドラミを心底大切にしているが、変態ぶりが露見した後はドラミには拒絶されている。リルルに無理矢理首を外されてしまった後、ギガゾンビによって、マッチョボディと萌えバージョンの二体に分けられていた。オリジナルボディの残骸は何度かリルルの[[ネタ]]として利用されたが、最後は上記マッチョボディと萌えバージョンの二体による合体攻撃で粉砕された。この経験から、これら二体はギガゾンビによって引き上げられた自己のパワーに溺れてしまったが、そのことは逆にドラミを激怒させる結果となった。が、結局ドラミは兄妹の絆を忘れることができずドラえもんに手を下すことはできなかった。それを見たギガゾンビが感動してドラえもんを元のボディに修復した(しかし当のドラえもんは少し微妙な反応)。一応元のボディには戻ったが、ギガゾンビの遊び心からかとてつもない弾力を持つ頑丈な体になった。それ以後目立った行動はしていなかったが、家庭内での自分探しのために出木杉宅に居候中、出木杉に欲情して夜這いをかけた(未遂に終わる)事により、ドラ美に破壊されそうになる。のび太の裁量により裏山に埋められるが、ドラえもんズの手によって掘り起こされた。現在はエル・マタドーラの監視の元で庭に埋まっている。頭にクリスマスツリーを飾られたり、雪だるまを作られたりと、半ばヤケになりながらもそれなりに楽しんでいる様子でもある。
  
 
; '''野比玉子'''
 
; '''野比玉子'''

2011年4月3日 (日) 14:22時点における版

ウィキペディア無し small.png ウィキペディアにも「ドラえも」の項目が執筆されていましたが、削除されてしまいました

ドラえもは、匿名画像掲示板ふたば☆ちゃんねるの「落書き板」に不定期連載されているウェブコミック。作者名は公表されていない(後述)。作者本人が管理する保管庫が存在しており、第一話から最新の話まで読むことが出来る。

概要

この作品は、藤子・F・不二雄原作の『ドラえもん』のパロディギャグ作品である。 ドラえもんは、日本人ならほぼ誰でも知っているようなメジャーな作品のため、パロディ作品が多い。この作品は、既存のキャラクターをまったく別のキャラ同然にアレンジしたり、原作の設定を意外な形で活かしたりもしたりと、他のパロディ作品とは趣を異にするが、ファンも多い。ドラえもん以外の漫画・ゲーム・映画などのパロディも、時折使われる(後述)。野比家の建物は、リニューアル前のシンエイ動画アニメ(~2005・3月)を参考にしている。

登場キャラクター


注意以降に核心部分が記述されています。

野比家

野比のび太
この作品の主人公。外見に関しては、原作の面影はほぼなく、数少ない共通点は丸いメガネをかけていることくらいである。かなりの美少年。第一話でドラえもんから手渡された拳銃を、主にツッコミの道具として愛用している(他には特技のあやとりを応用したワイヤーを多用)。玉子やジャイアン、静香、出木杉を始め、殆どの女性ないし女性的キャラ(クラスの女子生徒達含む)、果ては剛田弟や出木杉の取り巻きなど、男性も含む登場キャラのほぼ全員から好意を持たれていることもポイント。出木杉の取り巻き曰く「アイドル」。勉強は出来るが、授業中やテスト中によく寝るため成績は良くないらしい(担任が玉子なので、その辺りは融通されているものと思われる)。不定期に「が可愛くてしょうがない(猫耳とドラえもんは対象外)」時期と、「人肌恋しくなる」時期と、「銭湯に入りたくなる」時期が来る。ガーターベルトが好き(特に黒)。弱点はで、腋をくすぐられると普段からは考えられないほどに大笑いしてしまう。作中ほとんど無敵だが、母である玉子には流石に逆らえない。またジャイアンに対しても「勝てる気がしない」と発言している。ちなみに、のび太の綾取りを使って戦う戦法は、小説「ブギーポップシリーズ」から来ていると思われる。相手の着ている服を一瞬にして脱がしたり、下着を抜き取ったりすることの出来る「神技」が使える。この「神技」は魔法の世界で「神技」に相当する魔技を会得したり、投げたボールを受け止めた人物のブラのホックを外したりと、回を重ねるごとに進化している。王ドラの出した秘密道具にて、らんま1/2の早乙女乱馬のように水をかぶると女に、お湯をかぶると男に戻る体質になった。
ドラえもん
22世紀の未来から来た、青いボディの耳のないネコ型ロボット。原作と違う点は、表情はリアルな男性でひげがなく非常に渋い口調で話すこと。原作では頻繁に使われた「ひみつ道具」をほとんど使わず(使うときも四次元ポケットは使わない)、そもそものび太がドラえもんの存在を全く必要としていない事もあって、存在感がほとんどない。出番が少ないことが原因で性格が歪んでしまった。出番を得るために、七万年前の世界へタイムトラベルし自分をアピールしようとしたが、これが原因でギガゾンビ(後述)が野比家の一員になってしまい、逆に自分の出番をさらに減らされてしまうはめになった。野比家での居場所も押入れから犬小屋(製作したのび助がサイズを間違えたせいでドラえもんは入れない)、庭に埋められるなど、惨憺たる扱いだった。ちなみに、リルルの見立てた野比家の構図では扱いが最下位(粗大ゴミ扱い)。一時家出をしたが、その後はのび太の部屋に落ち着いた模様。女装癖の傾向が見られる。妹のドラミを心底大切にしているが、変態ぶりが露見した後はドラミには拒絶されている。リルルに無理矢理首を外されてしまった後、ギガゾンビによって、マッチョボディと萌えバージョンの二体に分けられていた。オリジナルボディの残骸は何度かリルルのネタとして利用されたが、最後は上記マッチョボディと萌えバージョンの二体による合体攻撃で粉砕された。この経験から、これら二体はギガゾンビによって引き上げられた自己のパワーに溺れてしまったが、そのことは逆にドラミを激怒させる結果となった。が、結局ドラミは兄妹の絆を忘れることができずドラえもんに手を下すことはできなかった。それを見たギガゾンビが感動してドラえもんを元のボディに修復した(しかし当のドラえもんは少し微妙な反応)。一応元のボディには戻ったが、ギガゾンビの遊び心からかとてつもない弾力を持つ頑丈な体になった。それ以後目立った行動はしていなかったが、家庭内での自分探しのために出木杉宅に居候中、出木杉に欲情して夜這いをかけた(未遂に終わる)事により、ドラ美に破壊されそうになる。のび太の裁量により裏山に埋められるが、ドラえもんズの手によって掘り起こされた。現在はエル・マタドーラの監視の元で庭に埋まっている。頭にクリスマスツリーを飾られたり、雪だるまを作られたりと、半ばヤケになりながらもそれなりに楽しんでいる様子でもある。
野比玉子
この作品の影の主役とも言える、のび太の母親。息子であるのび太に、親子愛以外の感情を持っており、近親相姦を望んでいるフシすら見せる。野比家の中だけでなく外でも絶対的な権力を持っており、誰も逆らうことは出来ない。夫・のび助の辞表を勝手に提出して主夫にし、家事から解放された玉子は強引にのび太の担任教師になる。のび太の「神技」の師匠でもある。出木杉をあまり良く思ってないようである。旧姓は片岡で、「最強」と呼ばれていた。
野比のび助
のび太の父親。初期はアレンジもなく適当に描かれていた(そのため、野比家でDNA鑑定は厳禁である)が、後にちゃんとアレンジされて再登場(覚醒)する。しかし、野比家での居場所は無いに等しく、ある日、妻・玉子に勝手に主夫にさせられた。しかし、本人は玉子に家事を「任された」事もあってか、殆どのキャラに見下されている事以外は今の境遇に不満はないようである(以前に比べると玉子やのび太にないがしろにされるような描写はなくなっている)。同じような立場にいるドラえもんと仲良くしている。初期の頃はのび太に父親として頼りがいがあるところを見せようとするが、悉く失敗していた。料理洗濯掃除等の家事スキル(主夫スキル)は相当なものとなっている。
ギガゾンビ(通称: 幼女)
映画『のび太の日本誕生』の悪役キャラが元ネタ。23世紀生まれの時間犯罪者で、7万年前の地球を征服しようとしていたが、のび太たちの手により失敗。のび太にペット(居候)として21世紀に連れていかれ、野比家で暮らす事となる。年齢は不明(ドラえもんの話によると100才以上)だが、見た目はせいぜい4~5才程度の女の子にしか見えない。口調こそ老人のようであるが、性格も見た目相応に幼女そのものである。のび太や玉子以外には腹黒だが、ドラミの冷たい反応には少し反省するなどの面もある。ペットとなってはいるが、事実上のび太の妹同然にかわいがられている。そしてやはりのび太に好意を寄せている。ドラえもんとの勝負に勝ち、押入れを手に入れた(押入れは何時の間にか扉が閉まるとギガゾンビの部屋に繋がるようにされた)。ファンネル(ローゼスビット)の様なものを操って戦闘ができる。ジュドをデモンベインに改造してしまったり、ドラえもんの新たなるボディ(とコピー1体)を作った上に身体性能を引き上げたり、その後大破したドラえもんの元のボディも修復したりとメカに関してはかなりの才能を見せている。夏はパンツを穿かず、外出時のみを穿くらしい(のび太達からは何度も「変」と言われているが、直すつもりはないようである)。未来人だが何故か自動車自動ドアを知らない。通称「幼女組」の一人で、だいたいゴロゴロとしている。
ツチダマ
ギガゾンビ(幼女)の部下。埴輪のような形をしている(原作映画では土偶)。ギガゾンビを追って21世紀にやってきたが、ギガゾンビを連れ戻すことを諦め野比家のペットの一員となる。ドラえもんとの勝負に負けて庭に埋められ鉢植えにされる。その勝負を通じてドラえもんとは奇妙な友情関係にあったが、後に女装したドラえもんに逆上し、殺害しかける。これによりドラえもんに勝ったと玉子に認められ、住まいが犬小屋に昇格した。武器として自らに生えている(植えられた)植物を操り攻撃を行う。植物は「ツチバナ」という名前らしい。

剛田家

剛田たけし(ジャイアン)
元はジャイアンではあるが、原作とは似ても似つかないボーイッシュな美少女。イメージがそぐわないためか「ジャイアン」と呼ばれたことがなく、母親に「たけし」と一度呼ばれたのみで他に名前を呼ばれる箇所はない。性格も原作と比べるとかなり丸く、男勝りではあるが女の子らしい部分もある。昔はのび太にちょっかいをかけていたが、のび太もトラップで応戦し、互角の勝負をしたことから友情が芽生え、今はいわゆる幼馴染の関係である。しかしやはり本心ではのび太が好きで、玉子によくからかわれる。のび太に浴衣の着付けをしてもらったり、ガーターベルトの付け方を教えてもらったりと彼に対しては羞恥心が少なく、静香や出木杉に嫉妬されている。原作に忠実な所は、歌唱力と料理の腕。歌のテストでは、逃走したのび太と静香を除くクラスメイトを全滅させ、担任の先生が交代する羽目に。体力、運動神経も原作にある程度忠実。しかしあまり暴力をふるうことは無い。唯一のび太に勝てるクラスメイトだと思われる。愛犬は名前のみ原作と同じムクであるが外見は『あずまんが大王』に登場するグレート・ピレニーズの忠吉さんそのものである。ドラミに居候されていたが、ドラえもんの家出を巡るゴタゴタでドラミが部屋を破壊してしまったため、一時期ドラミ共々野比家に居候していた。弟の性癖に悩んでいたが、最近は遂に開き直って姉弟丼を目指すようになってしまった。巨人ファン。のび太に対しての愛情表現を最も進んだ行為で表しており、当ののび太もまんざらでは無い様子。のび太の子を宿す覚悟は「将来的には」あるらしい。
剛田弟
元ネタはジャイ子だが、下の名前は不明。男の子だがのび太に好意を寄せている。出木杉に多少憧れているらしく、最近は髪を伸ばしてスカートを穿きだした。漫画家の才能があるかどうかはまだ不明。
剛田母
剛田家の母親。『グラップラー刃牙』の範馬勇次郎のような筋骨隆々の女性。性格は豪快そのもの。剛田雑貨店を経営しており、のび太に後継者の資質を見出し、婿養子にしたがっている。玉子とはなぜか仲がいい。ジャイアンを盗撮することが趣味。息子の女装癖にも、ドラミの居候にも動じない。のび太とジャイアンの仲を進展させようと様々な作戦を立てては娘に赤面されている。が、基本的には面白ければ何でもいいらしく、ドラ美がのび太に甘えているところを盗撮していた時は「チューくらいしちまいな!」と心の中ではやし立てていたり、王ドラにエロ本でドッキリをしかけたりしている。
ドラミ
ドラえもんの妹。「幼女組」の一人で、年齢は銭湯の男湯がギリギリセーフなくらい。典型的ツンデレで、やはりのび太が好き。たった2人の兄妹なのでドラえもんとの絆は強かったが、現在では兄を拒絶している(しかし、根本的な部分で兄への情は捨てきれなかったようだ)。ギガゾンビに対抗して野比家に居候しようとするが、じゃんけん対決では兄に敗北し、ギガゾンビにもあっさり敗北して野比家の居候にはなれず、結局剛田家の押入れに住む事に。激すると毎回違う剣を抜くが、弱い。ただし、兄のドラえもんが女装をしようとした際は兄を宝具で斬り飛ばした。この際、ジャイアンの部屋を半壊させてしまったため、念願叶ってジャイアン共々一時期野比家に居候した。ツンデレのあまりとんでもない発言をする事がある一方で、意外と常識人の側面も持つ。現在はギガゾンビとも仲良くやっているようである。後にドラえもんの変態振りを次々と目の当たりにして、絶望のあまり「私にお兄ちゃんはいない」と拒絶、のび太の事を「お兄ちゃん」と呼ぶようになった。しかしドラえもん・出木杉・剛田弟の変態っぷりを見て、のび太の傍にいる男性は変態に目覚めるのでは、とも疑っている。力に溺れたドラえもんに攻撃しようとしたが兄との絆のためか結局できなかった。以降ドラえもんと少しずつ和解し始めていた模様だが、再び起きた事件により本格的に拒絶、壊して埋めようとした(結局はのび太により生き埋めとなる)。存在自体は初期の時点で語られ、その時はケダモノに汚された事になっていた。

源家

源静香
のび太のクラスメイト。原作ではヒロインであるが、本作では周りのキャラのインパクトが強すぎてあまり目立たない。二重人格者で、幼く純真無垢な「表」と大人びてクールな「裏」の人格がある(「裏」の方が登場回数が多い)。おそらく、小説「ブギーポップシリーズ」が元ネタであると予想される。ちなみに知識はどちらの人格でも共有している。アダルトな知識に欠ける。当然、のび太が好き。ジャイアンに比べて貧乳なのを気にしている。バイオリンの演奏は異常に下手な一方、ピアノが弾けるのは原作と同様。ペロという愛犬を飼っているが、ケルベロスのような頭を3つ持った猛獣である(しかし、出木杉以外の人間は全く気にしていない)。ダイエー(現福岡ソフトバンクホークス)ファン。当初はヒロイン格の一人として扱われていたが、周囲にインパクトの強いキャラが増えたためかどんどん影が薄くなってしまい、意図的にコマの隅に描かれたり、フキダシに顔が隠れたりされる等、作者にすら影の薄さを強調するかのような扱いをうけてしまう。現在ではそのような事はなくなったものの、やはり影の薄さは拭えないもので、本人の目標は「ちゃんと皆についていく」らしい。
リルル
映画『のび太と鉄人兵団』のキャラが元ネタ。ドラえもんの首をはずした張本人。静香の部屋のベッドの下に居候している。やはりのび太のことが好き。静香とのび太の仲を取り持とうと色々計画し、自分もそれに便乗しようとするが、大方失敗する。腹黒い部分があるが、玉子との実力差を初対面で見抜き、平伏している。ロボットであり首を自由に脱着できる。首を脱着するまではのび太やジャイアンにロボットだと信じてもらえなかった。ペロとは仲が悪い。同じロボットだからか、ドラえもんを徹底して見下している(ドラミをどう思っているかは不明だが、少なくとも仲は悪くない)。源家の家事を請け負い、「表」時の静香の面倒を見る。年齢は不明だがドラミやギガゾンビと仲がよく、「幼女組」の一人として数えられる。時折様々なネタやギャグを披露するが、首を外したドラえもんの体を使ったり、とても笑えないブラックジョーク等が多く、「スベりました」と言いながら赤面する。やたらとなついてくる美夜子を本気でウザがっていたが、静香をめぐる事件を経て和解した模様で、以後は友達として美夜子のアホっぷりをフォローしている模様。


ドラえもんズ

埋められたドラえもんを助けるために未来から来たが、事の真相を知った後そのまま現代に残った。

ドラ・ザ・キッド
 ドラえもんと同じく渋い顔をしたロボット。非常に男らしい性格。出木杉を「ハニー」と呼ぶ程に惚れ込んでおり、性別が男と分かった時もその好意は揺るがなかったほどであり、そのまま電話で告白しようとした。のび太と出会った時に勝負を挑もうとしたり、射的屋の親父に「必殺のと同じ臭いがする」と言われている事から、射撃に関してはのび太に匹敵するほどの腕を持っていると思われる。ドラえもんを親友と呼び、度々様子を見に行っている。
王ドラ
 礼儀正しい美少女。ドラミと同じタイプと思われる。ジャイアンとタイマンを張ろうとするほど格闘術に長けている。勝負事が大好きでジャイアンに再戦を求めたり、一般生徒に本気を出そうとするなど「勝負バカ」と呼ばれる。純情で男性が苦手。恐怖症を克服しようとする過程で、王ドラのそれは恐怖症ではなく、意識しすぎの過剰反応(平たくいえばむっつりスケベ)である事が判明した。現在はドラミと共に剛田家にて居候中。
ドラニコフ
 非常に寒がりな少女型ロボ。ドラミの穿く毛糸パンツに目をつけたり、こたつに執着したりと、暖かいものが大好き。そのためか毛糸を愛しており、のび太から編み物の技術を盗もうとしたが、常識では考えられないその技術に屈服し、以後「師匠」と呼んで崇めている。練習の甲斐あって、ついにのび太の編み方を会得し、また不完全ながら「神技」も習得した。「幼女組」の一人。
エル・マタドーラ
 ドラえもんやキッドと同タイプのロボ。おネエ系。ドラえもんズの良心とまで言われるほど、作中屈指の常識人であり、暴走しがちなメンバーの監視を引き受けたり、他のキャラの面倒をみたりと世話焼きな面を持っている。出木杉の恋愛を応援しており、のび太と出木杉の仲を深めようと様々な作戦を立てる。寝たフリが得意と自認しているが実際はすぐ寝てしまう。
ドラメッドⅢ世
 魔法を使える少女型ロボ。~である、が口癖。現代に居ついた後は玉子に仕えるメイドとなった。メジューサを「メイド長」と呼んでいる。水が大の苦手であり、プールでは水着を「神技」で抜き取られても固まってしまっていた。苦手を克服しようと入浴していた際、気持ちよさのあまりおしっこを漏らしてしまった。
ドラリーニョ
 キッド等と同じタイプのロボ。性格や言動はほぼキ○○イのそれであり、よく暴走するため普段はドラえもんの隣で深く埋められている。男の娘が大好きで出木杉の女体化を「それじゃ男の娘じゃないでしょ!!」と叫んで阻止しようとする。

その他の主要登場人物

出木杉英才
のび太のクラスメイト。最も大胆にアレンジされたキャラの一人と言える。いわゆる女装美少年で、のび太のことが好き。話が進むごとに段々不死身になり、日常的にのび太に銃で撃たれたりしているが、次話で何事も無かったように復活する。のび太以外の男子には興味が無いが、クラスの男子数人には崇拝に近いレベルで好意を持たれている。頭がいい(しかし、時々馬鹿なことを言う)こと以外に、原作との共通点はほぼ無い。よくのび太に手を出そうとして反撃を喰らうが、その苦痛が快感に変わったようで、Mに目覚めてしまった。その流れの中で、のび太の嗜好をよく理解するようになった。記憶喪失になり女装を止めていた時期があり、その間のび太とは普通の男友達のように接していた。また、その時なぜかを気に入って愛用していた。阪神ファン。何故かギャルゲーが好きという意外な趣味もある。前記の通りのび太に度々迫っては反撃を受けているが、同性の友達として認識されており、暴走しない限りは普通に扱われている。長らく性転換する気はなかったが、ある事件以来ずっとそのことを考えていたらしく、王ドラの道具で女になれるようになった時は歓喜していた。
出木杉の取り巻き
出木杉を崇拝に近いレベルで好意を持っているクラスの男子達。全員が茶色い覆面と全身タイツを着ている(素顔は捨てたとのこと)。当初は教室の後ろで出木杉を遠巻きからストーキングするだけの変態集団であり、出木杉にも気味悪がられている存在であった。仲間との団結と志には筋を通しており、紳士的な態度が表に出てくるようになるにつれ、次第に主要メンバーとも馴染んでいった(変態扱いはされているが)。自分達の崇拝する出木杉が行為を寄せるのび太に対しては全く不満を持っておらず、その事を突っ込まれた時は「ひどい嫉妬じゃないか」と発言していた。というよりもむしろのび太の事も少し気になっている様子。なお、彼らの中の1人が主役の番外編がある。
満月美夜子
映画の『のび太の魔界大冒険』のキャラが元ネタ。魔法の世界の住人。のび太よりも静香に好意を示している。初登場時は意味もなく猫耳少女に変身してしまう設定があった。『のび太の新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~』の公開時期に合わせて、設定をリニューアルして再登場。魔法が使えるがあまり行使しているシーンは少ない。テストの点数も悪く天然で、さらに自分勝手な性格なため、周囲からは「アホの子」と認知されている。寂しがりやで幼女組らと仲良くなろうとするが、キャラが災いしてリルルにあしらわれ続ける。静香に共通点を見出し友達になってくださいと迫るも、そのあまりのヤンデレっぷりにリルルの怒りを買い、本気のケンカに発展する。あっさりと敗北して大泣きするが、その姿を「子供」と捉えたリルルに説教をくらった後は、それなりに仲良くなった。
メジューサ
映画『のび太の新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~』のキャラが元ネタ。魔界星から来た悪魔。初登場時からのび太の魔技でブラのホックを外されるなどヘタレキャラとして設定されている。のび太によって、魔法の世界から科学の世界に連れて来られた。その後、玉子によってのび太のクラスの副担任にさせられる。リルルに「(パンティーから)人妻の香りがする」、「あなた達は親子よ!」と言われた事により美夜子と親子であると判明した。現在は副担任の域を超え、玉子に仕える忠実なメイドとなっており、その忠義と志は凄まじい。

脇役

骨川スネ夫
のび太のクラスメイトのはずなのだが、失踪していることになっている。出木杉に出番を取られたと逆恨みして金属バットで撲殺を企たり、ドラえもんを誘拐して再度出木杉に復讐を企てたりしたが、撲殺され返されたり、自身の服の裏に大量に持っていた手榴弾を出木杉とすり違いざまにピンを抜かれ爆発。現在のところ生死は不明。剣術を得意としている。初期には「スネ夫萌え化計画」もあったが、アレンジが難しすぎたのか取りやめになった。最初に話題が振られた時はのび太達によってスネ夫ヘアーながスネ夫にされていた。本格的な登場以前にのび太の初夢に「出番はいつ来るのか」と出てきた事もある。
出木杉の取り巻きだった少年
 出木杉の取り巻きの中に混じっていた少年。サッカー選手を目指していたが怪我が原因で挫折。幼馴染の女の子との約束を守れなかった事から逃げて、取り巻きに混じっていた。彼のエピソードを主軸にしたショートストーリが外伝として存在する。その後も幼馴染と共にちょくちょくと背景に描かれていたりする。
担任の先生
のび太達の担任は、元々「天空の城ラピュタ」に登場するムスカのようななりをしたサングラスの教師であったが、音楽の時間にジャイアンの歌声にやられ「臨時の担任」として原作通りの先生に代わった。その後玉子によって担任職は下ろされた様子で、現在は玉子のまま落ち着いている。玉子が担任になってから、教室の床にはギミックが仕掛けられた。
射的屋のオヤジ
 夏祭りで射的屋をやっている親父。数々の射的屋台を総ナメして「必殺」と呼ばれたのび太に雪辱戦を挑むも、あえなく敗北。キッドにも挑まれたが「必殺のと同じ匂いがする」として泣きながら拒否していた。

パロディとして登場した作品

他にも細かい例や子ネタ等を出せば枚挙に暇がないほどで、これらを探すのも楽しみの一つとなっている。

作者について

同一人物と思われる絵柄、作風の読み切り作品『ふらいんぐレジェンド』がガンガンパワード2005年春季号に掲載された。その時のペンネームは「滝山裕司」であった。

外部リンク