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** 主人公の通う学校の一つ年上の先輩。子供の頃から世話好き(時としてお節介)で、現在は自治会会長。 | ** 主人公の通う学校の一つ年上の先輩。子供の頃から世話好き(時としてお節介)で、現在は自治会会長。 | ||
− | ** 三つ子の弟妹(恵太・恵介・恵美)の姉。いつも'''ジャージ'''姿で飛び回り、校内の仕事のみならず海岸の清掃まで一人でやってしまう。 | + | ** 三つ子の弟妹(恵太・恵介・恵美)の姉。いつも'''[[ジャージ]]'''姿で飛び回り、校内の仕事のみならず海岸の清掃まで一人でやってしまう。 |
** その面倒見の良さと大人らしい態度ゆえ、周囲からは「母親・姉」的な立場でみられているが…。 | ** その面倒見の良さと大人らしい態度ゆえ、周囲からは「母親・姉」的な立場でみられているが…。 | ||
− | ** | + | ** かすかに紫色を帯びた黒髪のおかっぱ頭。頭の左前側を一束、スミレの花の髪留めでまとめている。瞳は薄い青紫。 |
** [[2月2日]]生まれ。血液型はA型。身長156cm。スリーサイズはB84/W58/H86。 | ** [[2月2日]]生まれ。血液型はA型。身長156cm。スリーサイズはB84/W58/H86。 | ||
** 好きな食べ物はみたらし団子。好きな飲み物はほうじ茶。 | ** 好きな食べ物はみたらし団子。好きな飲み物はほうじ茶。 | ||
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2020年1月14日 (火) 20:50時点における最新版
テンプレート:美少女ゲーム家庭用 『ラムネ』(LAMUNE)は、ねこねこソフトから2004年7月30日に発売された、Windows用アダルトゲームである。
発売元によるゲームジャンルは、「夏を舞台にした普通の学園モノ」。
2005年8月25日には、インターチャネルからプレイステーション2移植版『ラムネ ~ガラスびんに映る海~』が発売され、同年10月にはアニメ化された。
目次
ストーリー[編集]
ある夏の日、都会から海岸沿いの小さな町に引っ越してきた幼い主人公と妹。様々な出会いと思い出を重ね、やがて気づく「お互いの距離」。『普通の日々』が特別なものであったと気づいた時、主人公とヒロインたちの物語は……。各シナリオのポイントに「ラムネ」が印象的に登場し『夏』と物語を盛り上げる。
ゲーム構成[編集]
みずいろ同様、主人公たちの子供時代を描いた過去パートがあり、そこで出現するヒロインたちにまつわる選択肢の結果によって各シナリオ(現在パート)に分岐する(過去パートに登場しないヒロインもいる)。攻略ヒロインが異なると一部キャラクターの性格が変わる点も同じ。文字通りノベル感覚で進行するが、選択によってはCGが見られなかったり、あまりにも酷い選択をするとバッドエンドになる場合もある。
本作の評価[編集]
朱-aka-ほどではないにしろ、本作もプレイヤーにより評価が割れる作品であった。否定的な意見には「あまりにも日常的で面白みのない」「普通過ぎる」「みずいろの劣化版、二番煎じ」などがある。とはいえ、これらの否定的意見は全てメーカー側も意図の上であった。それを理解する肯定的な意見には「日常であることこそがねこねこの作風である」「普通が一番大事」「みずいろの二番煎じどころか、ラムネが完成形である」と支持されている。
テレビアニメ[編集]
2005年10月-12月に放送された。全12話。
ストーリーは七海メインを基礎とし、裕美を除く各キャラクターのメインを付け加えている。
本編で、ねこねこファンディスク等に収録されている戦国シミュレーションゲームの「野望」が、健次がプレイするゲームとして登場している(信長、秀吉、黒田官兵衛(宇宙人グレイ)が登場)。七海には「またゲーム! しかもまた日本滅亡してるし」等と言われるが、健次は「これは歴史の勉強だ!」と言い張っている。
DVD[編集]
テレビアニメ版のDVDは、1巻2話ずつの収録で、2006年1月下旬より毎月発売され、2006年6月発売の第6巻で完結した。
アニメ本編には、テレビ未放映の場面が若干追加されている。また、この未放映の場面は別に収録されており、どこが追加されたのかわかるようになっている。
各巻には映像特典があるが、特に後半の第4~6巻にはクレイムービー「じゃじゃ馬」が収録されている。
また、各巻にCDが1枚ずつ付録となっている。これはCD Extra仕様になっており、オーディオトラック (CD-DA) には、アニメ版のアフターストーリーに当たるミニドラマが収録されている。データトラック(パソコンで読み出し可能)には、各巻にデジタルカレンダーを含む壁紙用画像が、また第1・3・5巻には画像に加えてパソコンのシステム音声や留守電メッセージ等に使えるボイス集が収録されている。
登場人物[編集]
※声優は、Windows版/PS2・アニメ版 の順。
- 友坂 健次(ともさか けんじ) 声:なし/谷山紀章(子供時代は時田光)
- 主人公(名前のみ変更可・苗字は固定)。高校2年生。七海とはクラスメイト。
- 父の古いバイクを譲り受け、長い時間をかけて修理を続けている。
- 明るく素直で、根は優しい性格だが、表面上は七海にイタズラをしたり、ひかりとケンカしたりもする。
- 身長175cm。
- 近衛 七海(このえ ななみ) 声:籐野らん/後藤邑子
- 主人公の隣人(家業は喫茶店)にして幼なじみ。「わわわ」で「おろおろ」のちょっぴりぽんこつさん。
- 主人公のいたずらに悩みつつも側を離れない。主人公VSひかり・美空の戦闘時は仲裁役。
- 子供の頃から家庭菜園に傾倒し、現在では(作柄は限られているものの)ほぼ農家並みの収穫を得るに至り、家業である喫茶店の食材として利用されている。
- 特にスイカには思い入れがあり、大きく美味しくなりそうな実を「ななみすぺしゃる」として、大事に育てる。
- 母娘揃って朝は弱い。
- ライトピンクのロングヘアー。頭の左前側を一束、黄色(蛍光色)の魚形の髪留めでまとめている。瞳は薄い青紫。
- 5月20日生まれ。血液型はO型。身長154cm。スリーサイズはB80/W56/H82。
- 好きな食べ物は自家栽培の野菜。好きな飲み物は果汁100%のジュース。
- ぽんこつ王家の方。
- 麻雀では、魔法少女まじかる☆ナナミーの姿が見られる。
- 仲里 ひかり(なかさと ひかり) 声:青山ゆかり/友永朱音
- 主人公の従姉。主人公や七海より一つ年上だが、小柄で幼く見える。
- 周囲に対しては社交的で、誰とでもすぐに友人になれる性格だが、主人公に対しては常にケンカ腰で、「武力行使」をも辞さない。
- 毎年、夏休みになると主人公達の街に「バカンス」に訪れ、学校行事である林間学校のみならず授業にまで参加してしまう。
- 食の嗜好は『激甘か激辛』で、彼女が作成した料理は「罰ゲーム」に使用されるほど。
- 自らを「自己中心的」と言い切って憚らないが、実は他人の気持ちを思いやる優しい少女。
- 金色のロングヘアー。黄色いリボンでツインテールにしている。瞳は青(アニメ版では青緑色)。
- 3月20日生まれ。血液型はO型。身長146cm。スリーサイズはB79/W55/H80。
- 好きな食べ物はトムヤムクン。好きな飲み物は牛乳と炭酸飲料全般。
- 石和 多恵(いさわ たえ) 声:まきいづみ/柳瀬なつみ
- 友坂 鈴夏(ともさか すずか) 声:神村ひな/佐藤美佳子
- 主人公の一つ年下の妹。鈴夏メイン編では天文部に所属する。少女時代の「ある事件」をきっかけに消極的な性格になってしまう。笑顔が極端に少なく、他人に対して殆ど自己主張しない。兄である主人公とも長年「接点」を持たず、微妙な関係が続いている。
- メイン編以外では、柔道部に所属する明るく元気で天真爛漫なキャラクター(アニメ版はこのタイプのみ)。ナイスバディにも拘らず中身は子供のままで、主人公を心配させる。
- この2つの設定は、みずいろの進藤と共通しているため、ファンは物静かな方を「おとな鈴夏」、活発な方を「やかま鈴夏」と呼ぶ。また、物静かな方は「メガネ鈴夏」や「遠距離攻撃タイプ」、活発な方は「近距離タイプ」と呼ばれることもある。
- 鈴夏メイン編では、料理は上手であるが、メイン編以外では、料理は苦手である。
- 水色(アニメ版では薄い青紫)のロングヘアー。特にまとめてはいない。瞳は碧色。
- 8月22日生まれ。血液型はB型。身長164cm。スリーサイズはB86/W59/H85。
- 好きな食べ物はトマトスパゲティ。好きな飲み物はレモンティー。
- 佐倉 裕美(さくら ひろみ) 声:鷹月さくら/田口宏子
- 主人公の通う学校の一つ年下の後輩。元駄菓子屋(現コンビニ)の娘。
- PC版ではサブキャラであったが、PS2版において「攻略対象」に。裕美メイン編では少女時代から友坂家に家族同然に出入りし、主人公とは家族・友人公認の仲。主人公に対し、いまいち「せくしー」に迫れないのが悩みの種。
- 元気で健気に主人公を愛するが、「ある出来事」をきっかけに二人の関係について自分自身を見つめ直そうとする。
- アニメ版や他のキャラメインでの彼女は「旧佐倉」と呼ばれ、裕美メインでの彼女は「新佐倉」と呼ばれている。
- コミックマーケット69では、七海ともどもねこねこソフトブースの案内ディスプレイに登場。次の新作(Scarlett)のおまけに登場する野望を持っているらしい。
- 黒髪のセミロングヘアー。PC版では髪をおろしているが、PS2版では左右一束ずつ、耳の下で白いリボンで束ねている(アニメ版ではゲーム版より髪がやや短めで、特にまとめてはいない)。瞳は薄い青紫。
- 血液型はAB型。身長156cm。スリーサイズはB81/W54/H83。
- 好きな食べ物はあんみつとみつ豆。好きな飲み物はラムネ。
- 鮎川 美空(あゆかわ みそら) 声:(登場なし)/新谷良子
- PS2版での追加キャラクター。都会からツーリングでやってきた少女。バイクが転倒・故障し、修理費用を稼ぐ為、不本意ながら友坂家に身を置くことに。アニメ版にも登場する。
- 当初は主人公達の街を「田舎」と毛嫌いし、七海の畑仕事を「無駄な事」と評し主人公と対立するが、慌しくも賑やかで優しい日々を重ねるうちに彼女の心に変化が。
- ピンク色のセミロングヘアー。左右一束ずつ、淡い水色のリボンで束ねている。頭頂部の少し後ろから、アホ毛が一束出ている。瞳は碧色。
- 愛車はCB400 SUPER BOL D'OR
- 身長153cm、スリーサイズはB80/W56/H81。血液型はA型。
- 好きな食べ物はフレンチトースト。好きな飲み物はスポーツドリンク。
- 近衛 各務 (このえ かがみ) 声:楠鈴音/鳴海エリカ
- 七海の母親。友坂家の隣で喫茶店を経営。温和で優しく、七海や主人公達の良き理解者。見た目も若々しく、七海と姉妹に間違えられるほど。
- 友坂 健柳流 (ともさか けんりゅう) 声:なし/長嶝高士
- 主人公の父親で高校教師。柔道部顧問。男手一つで厳しくも優しく主人公・鈴夏を育てた。各務に密かに想いを寄せる純情な一面も。
- 端野 (はたの) 声:なし/大畑伸太郎
- 主人公のクラスメイトにして悪友。主ににぎやか担当。ひかりの熱烈ファンだが、激辛カレーを食べさせられる以外は報われていない。
- 身長167cm。
ゲーム版[編集]
スタッフ[編集]
主題歌[編集]
- オープニングテーマ:『なんてね76's』
- エンディングテーマ:『ラムネ』
- 作詞:片岡とも 作曲:安瀬聖 編曲:原田勝通 歌:Duca
- PC版挿入歌:『夕凪』
- 作詞:やなちぃ 作曲:天乃雀 編曲:河辺健宏 歌:KAKO
- PS2版挿入歌:『ふたり(ラムネ79's)』
- 作詞:木緒なち 作曲・編曲:藤間仁 歌:KAKO
小説[編集]
パラダイムより七海メイン、多恵メインをもとにした小説がそれぞれ「ラムネ近衛七海編」、「ラムネ石和多恵編」として出版されている。18禁作品。
- 著者:岡田留奈
- 原画:あんころもち、司ゆうき
アニメ版[編集]
スタッフ[編集]
- 原作:ねこねこソフト
- 製作:大場規勝、宮下昌幸、市藤義洋、片岡正博
- エグゼクティブ・プロデューサー:小林正樹、赤松智
- プロデューサー:池田義宏、大宮三郎、中西孝
- 監督:髙田淳
- シリーズ構成:鴻野貴光
- キャラクター原案:司ゆうき、あんころもち
- キャラクターデザイン・総作画監督:近藤源一郎
- コンポジットディレクター:中山敦史
- 美術監督:窪田忠雄
- 色彩設計:田中真紀
- 音響監督:町田薫
- 音響プロデューサー:飯塚康一
- 音響制作:トライネットエンタテインメント
- 音楽:福島祐子
- 音楽プロデューサー:大貫一雄
- 音楽制作:インターチャネル
- アシスタントプロデューサー:坂本耕作(トライネットエンタテインメント)
- アニメーションプロデューサー:佐久間敏郎(ピクチャーマジック)、野村宙(ラディクス)
- アニメーション制作:トライネットエンタテインメント、ピクチャーマジック
- アニメーション制作協力:ラディクス
- 製作:ラムネ製作委員会
主題歌[編集]
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
- 『Summer vacation』(TV放送:1~11話、DVD:全話)
- 作詞:兎夢 作曲・編曲:TARAWO 歌:村田あゆみ
- 『なんてね76's』(TV放送:12話、DVD:12話挿入歌)
- 作詞:片岡とも 作曲・編曲:藤間仁 歌:佐藤裕美
- 『Summer vacation』(TV放送:1~11話、DVD:全話)
サブタイトル[編集]
- ヤドカリと麦わら帽子
- 夏の畑とななみすぺしゃる
- ちっちゃなイトコと花火
- 自治会長とごほうび
- 星空と望遠鏡
- 三人と二つの真珠
- バイク少女とアルバイト
- ふたりの絆と揺れる想い
- ふたりの距離とラムネの瓶
- フォークダンスとかさなる心
- 台風の夜と夏の終わり
- 100個の貸しと100個の借り
放送局[編集]
関西テレビ・東海テレビ UHFアニメ枠 | ||
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前番組 | ラムネ | 次番組 |
プレイボール | プレイボール2nd | |
CD[編集]
小説[編集]
小説がメガミ文庫(学習研究社)より出版されている。これはアニメの第7,8話の間を中心に補完されるように作られている。
- 文:鴻野貴光
- イラスト:近藤源一郎
補足[編集]
- PC版のラムネ初回版のアーカイブの中に収録されていた画像に無修正画像が含まれている事が分かりねこねこソフトは2004年8月4日に初回版を回収することを発表した。
- テレビ埼玉でのテレビアニメ版最終回においてエンディングが終わってCMが流れてから提供ベースが出るまでの間、画面が真っ暗になり音声も出ていないという放送事故が発生している。