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大栗川(おおぐりがわ[1]、おおくりがわ[2] )は、東京都八王子市および多摩市を流れる多摩川水系の一級河川である。アニメ映画「耳をすませば」には、モデル地として大栗川と近くの聖蹟桜ヶ丘駅周辺の街並みが描かれている[3]。
地理[編集]
東京都八王子市鑓水付近を水源とし、東京都道20号府中相模原線(柚木街道・野猿街道)に沿って大きく蛇行しながら概ね北東に向って流れ、八王子市松木付近で支流の大田川を合わせる。多摩市に入り、多摩市和田の宝蔵橋付近で大きく東へ向きを変え、多摩市連光寺付近で乞田川を合わせた後、1 kmほど流れ、稲城市との境界付近で多摩川に合流する[4][5]。
歴史[編集]
生物[編集]
カルガモやコイ、アオサギ、シラサギ、オイカワなどが見られる。
環境[編集]
雨の日以外は水量は少なく水量が増える多摩川との合流地点付近で釣りをしている人が見られる。 大田平橋から宝蔵橋、新大栗橋から交通公園まで整備された遊歩道がある(柚木緑道)。
支流[編集]
流域の自治体[編集]
橋梁[編集]
上流から
- 御殿橋
- 嫁入橋
- 境橋
- 柏原橋
- 神明橋
- 日影橋
- 協力橋
- 池の尻橋
- 〆切橋
- 前田橋
- 大田平橋
- 大片瀬歩道橋
- 富士見橋
- 山下歩道橋
- さんもり橋
- 大竹橋
- 内田橋
- 大栗川橋 - (東京都道155号)
- 新道橋
- 番場橋
- 洗馬橋
- 東中野橋
- 下の川橋
- 新川橋
- 常磐橋
- 堰場橋 - (東京都道156号、上を多摩都市モノレール線が通っている。)
- 宮田橋
- 望地橋
- 横倉橋
- 久保下橋
- 中和田橋
- 殿田橋 - (東京都道20号(野猿街道))
- 並木橋
- 新堂橋
- 宝蔵橋 - (東京都道20号(野猿街道))
- 明神橋
- 東寺方橋
- 霞ヶ関橋
- 大栗橋 - (旧鎌倉街道)
- 新大栗橋 - (東京都道156号(鎌倉街道))
- 向ノ岡大橋 - (東京都道41号(川崎街道))
- 報恩橋
脚注[編集]
- ↑ テレメータ水位 大栗川(国土交通省 川の防災情報)
- ↑ 八王子市外国人向け英語・日本語情報紙 2002年春号(八王子市 PDF)
- ↑ モデル地案内マップ(多摩市市民経済部経済観光課 PDF)
- ↑ 河川大事典(日外アソシエーツ 1991年)
- ↑ 浅川圏域、大栗川及び三沢川流域浸水予想区域図(東京都建設局 PDF)