「川崎新町駅」の版間の差分
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川崎新町駅(かわさきしんまちえき)は、神奈川県川崎市川崎区渡田山王町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)南武線支線(浜川崎支線)の駅である。
歴史[編集]
- 1930年(昭和5年)3月25日 - 南武鉄道の貨物駅として開業。
- 1930年(昭和5年)4月10日 - 旅客営業開始。
- 1944年(昭和19年)4月1日 - 南武鉄道が国有化、国鉄南武線の駅となる。同時に貨物営業を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2002年(平成14年)3月22日 - ICカードSuica供用開始。
駅構造[編集]
単式ホーム2面2線を持つ地上駅。浜川崎方面と尻手方面のホームは地下通路で繋がっている。
当駅場内より東海道貨物線[1]と南武線支線が合流するため、構内には浜川崎に向かって左手から南武支線の上り本線、同線の上り待避線(南武支線上りホーム設置)、東海道貨物線の上り本線、南武支線・東海道貨物線の下り本線(南武支線下りホーム設置)の計4本が走っている。当駅より浜川崎駅までは、南武支線と東海道貨物支線が同じ線路を共有する。鶴見方より東海道貨物線、新鶴見信号場・尻手方より浜川崎支線経由で浜川崎駅・川崎貨物駅・東京貨物ターミナル駅に発着する貨物列車が多数設定されているため、当駅を通過する貨物列車を旅客列車より頻繁に見ることができる。
また、貨物列車が遅延している場合、当駅で旅客列車が貨物列車の通過・交換待ちをすることがある。浜川崎支線・東海道貨物線は旅客列車より貨物列車の方が本数も多く、優先度が貨物列車のほうが高いことが伺える。
駅舎には自動券売機が1台設置されている。マルス端末はないがPOS端末の設備があり、長距離乗車券や指定券なども発売している。窓口の営業時間は8:00-19:00。
尻手駅管理の業務委託駅(委託先はJR東日本ステーションサービス)。自動改札機は設置されておらず、窓口の営業時間内の時間帯は駅員が集札を行っている。また簡易Suica改札機が設置されている。
改札を入って右手に水洗式トイレが、改札を出て右手に飲料の自動販売機が設置されている。エレベータ・エスカレータは設置されていない。
春になると下りホームのカンヒザクラの木が満開となり、利用者の目を楽しませてくれる。また、秋にはキンモクセイの花が咲き、その香りを楽しむことができる。
当駅は川崎市内にあるが、JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅として扱われる。
のりば[編集]
駅舎側を1番線として、以下の通り。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■南武線 | 下り | 八丁畷・尻手方面 |
2 | ■南武線 | 上り | 浜川崎・扇町[2]方面 |
利用状況[編集]
2013年度の1日平均乗車人員は1,372人である[3]。近年の推移は下記の通り[4]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1995年 | 1,179 |
1996年 | 1,081 |
1997年 | 1,005 |
1998年 | 1,002 |
1999年 | 1,005 |
2000年 | 1,003 |
2001年 | 994 |
2002年 | 971 |
2003年 | 989 |
2004年 | 1,047 |
2005年 | 1,069 |
2006年 | 1,154 |
2007年 | 1,261 |
2008年 | 1,314 |
2009年 | 1,322 [3] |
2010年 | 1,348 [3] |
2011年 | 1,336 [3] |
2012年 | 1,355 [3] |
2013年 | 1,372 [3] |
駅周辺[編集]
- 神奈川県立川崎高等学校
- 明王山成就院
- イトーヨーカドー川崎店
- 関東美容専門学校
- かわさき健康づくりセンター
- 神奈川県労働教育福祉センター
- 川崎市立渡田中学校
- 川崎市立新町小学校
- マルエツ京町店
- TSUTAYA川崎三の辻店
- 川崎信用金庫京町支店
- 東日本銀行川崎支店
- 神奈川銀行川崎支店
- 京町商店街
バス路線[編集]
小田1丁目(徒歩3分)
二の辻(徒歩3分)
隣の駅[編集]
- 東日本旅客鉄道
- ■南武線支線(浜川崎支線)
- 東海道貨物線
- 浜川崎駅 - 川崎新町駅 - (八丁畷駅) - 鶴見駅
- ※線路戸籍は浜川崎駅 - 八丁畷駅間は南武線支線、八丁畷駅 - 鶴見駅間は東海道本線支線