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+ | == なぜ街コンは死んだのか?無茶苦茶な参加男女比、しょぼすぎる食事でボッタクリ感(2015年) == | ||
+ | 数十人から数百人規模の男女を集め、新たな恋の出会いの場として機能している街コン。[[2004年]]に[[栃木県]][[宇都宮市]]で開催された「宮コン」が発祥とされており、その後、宮コンのシステムを踏襲するかたちで全国の都市でも開催されるようになっていき、2011~13年頃までは街コンブームといえるほど数多く開催されていた。 | ||
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+ | だが、そんな街コンを「今はもう死んでいます」と語るのは、[[ナンパ]]関連の電子書籍を数多く執筆しているナンパ師作家・[[堺屋大地]]氏だ。 | ||
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+ | 「今でも[[インターネット]]で『街コン』と検索をかければ、街コンのポータルサイトがヒットしますし、そのサイトを見れば東京都内を中心に、いまだに全国の都市で街コンは開催されていることがわかります。都内ならば、わずか1カ月間で数十件以上の街コンが開催されていることになっていますからね。ただ、その開催のほとんどは、一般的に多くの人が想像する『その街の複数の飲食店を自由に移動して飲み食いする』形態ではなくなっています。最近多いのが、会場は1店舗のみという立食形式の街コン。例えば、その飲食店の通常営業時に配置されているテーブルやイスは片付けられ、ビュッフェスタイルで食べ物を自由に取れるコーナーを設け、参加者の男性と女性それぞれ100人ずつが自由に交流できるというようなかたちになっています。要するにカジュアルな立食パーティーですが、こうしたただの婚活パーティーのようなものを街コンと呼んでしまうケースが多いのです」(堺屋氏) | ||
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+ | 確かに1店舗だけで開催されるイベントは、街コンとは言い難い。 | ||
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+ | 「運営サイドは『街コン』とうたっていないケースもありますが、街コンポータルサイトに堂々と情報が掲載されているのは事実。一般のユーザーが本来の街コンを探そうとポータルサイトを利用したものの、見つかるのは1店舗開催のエセ街コンという可能性が非常に高いです。記載されているイベント情報をきちんと読めば1店舗開催であることは書いてありますが、街コンに初めて参加しようと思った人や、最近の街コン事情に詳しくない人が勘違いして参加してしまうというパターンも少なくありません」(同) | ||
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+ | 現在でも複数店舗を行き来できる定義通りの街コンが開催されることもあるが、その開催数はかなり減少している。また、複数店舗といっても実質2~3店舗のみというケースも多く、10軒以上の協賛店を自由に移動できた往時の街コンは今やほぼ皆無だという。 | ||
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+ | 2~3年前には至る街で催されるほど盛況だったにもかかわらず、なぜ「街コンの形骸化」が進んでいるのだろうか。 | ||
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+ | 「おそらく街コンの絶頂期は[[2012年]]。当時、東京・[[下高井戸]]で協賛店20軒以上、男女それぞれ300人という大規模な街コンが開催されたのを見て、これは街コンバブルがはじけるのも時間の問題かもしれないと感じました。下高井戸に限らず、2012年頃は地元民やその沿線ユーザーぐらいしか聞きなじみのないような中規模な街でも、数多くの街コンが開催されていました。これほどまでに盛り上がってしまったために、ビジネスとしての旨味を嗅ぎ付けた有象無象の業者が街コンプロデュースに参入してきてしまった。街コンに何度か参加したことがある人なら、一度は悪質な運営会社、ノウハウ不足の運営会社のイベントに当たってしまったことがあると思います。圧倒的に男性参加者のほうが多くなっていたり、食べ放題のメニューが唐揚げとポテトだけだったり、飲み放題ではピッチャーにつがれたぬるいビールが出てきたり。こういった粗悪な運営の街コンに参加した人は、プチボッタクリに遭ったような感覚に陥りますし、もう二度と街コンには参加しないと思っても不思議ではありません」(同) | ||
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+ | こうした街コンが増えれば、ブームが短命に終わってしまうのもうなずける。だが、堺屋氏は、ほかにも要因はあると指摘する。 | ||
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+ | 「協賛店10軒以上の街コンが壊滅状態になった理由は、街コンに参加しても旨味が少ないことに、飲食店のオーナーたちが気付いてしまったからです。土日に行われる街コンは14時スタートなどが多かったのですが、これは昼間からオープンしているレストランなどであればアイドルタイムであり、夕方から営業する[[居酒屋]]などであれば開店前の時間帯。その集客が見込めない時間帯を使うということを条件に、街コン運営側は格安の金額で店舗を貸し切る約束を取り付けていました。その際、運営側は『新規顧客が獲得できますよ』『参加者が貴店のリピーターになることも期待できます』などという甘言を使い、協賛店を募っていました。もちろんその言葉は100%嘘というわけではありませんが、街コンの参加者は、その街近辺の住人というのは実は少数で、多くは遠方から来ている、普段はその街にゆかりのない人々。新宿、渋谷、池袋といった大きな街ならば住人以外もリピーターになることもあるでしょうが、知名度の低い街のお店には、よっぽど気に入らない限り二度と足を運びません。つまり、店舗の宣伝になればと格安の金額でお店を貸し出したのに、新規顧客がつかめるなどの反響がほぼないことが、徐々にバレてしまったのです」(同) | ||
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+ | こうして街コンの形骸化が進んでいったのだという。 | ||
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+ | ちなみに前述した1店舗・立食パーティー形式の街コンは現在でも多く開催されているが、堺屋氏は「今の街コンは粗悪」と断ずる。 | ||
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+ | 「だいたいどこの街コンも、女性の人数に対して男性が多すぎます。開催の告知情報では男女同数をうたっていますが、男性7:女性3ぐらいでも強行開催するパターンが結構あります。これでは男性参加者は間違いなく『だまされた』と思うでしょう。ひどい場合は『男100人:女100人』とうたっておきながら、女性が50人程度しかおらず、男性は150人ほど参加しているというケースもありました。街コン文化が衰退化してきたということは、それだけビジネスとしての旨味が減少している証でもあり、運営会社は顧客満足よりも利益の確保に走ってしまっている場合が多いのです」(同) | ||
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+ | いずれ本来の「街コン」が消えうせる日も、そう遠くはないのかもしれない。 | ||
== 関連項目 == | == 関連項目 == |
2015年4月17日 (金) 19:16時点における最新版
街コン(まちこん)とは、地域振興を建前とした大規模な集金イベントのこと。地域の居酒屋の連携キャンペーンが主目的であり、採算の取れる料理のみを出すイベントとなっている。
目次
概要[編集]
街コンは、街ぐるみで行われる大型の合コンイベントである。一般的な合コンと異なり、参加者は少ない場合でも100名以上、規模の大きいものでは3000名弱にもなる。同性2名以上で1組となり、開催地区の定められた複数の飲食店を廻る。各店舗でリストバンドなどの参加証を呈示することで、制限時間内であれば定額で飲食が可能という内容で開催されるものが多い。
発祥は2004年に開催された栃木県宇都宮市の「宮コン」であり、その後、全国の都市に広がりを見せている。こういった取り組みは全国各地で開催されており、「出会いの場創出」と「地域活性化」が融合したイベントとして注目を浴びている。また最近は1店舗を貸切にした「店コン」、ショッピングモールを使った「モールコン」などさまざまな恋愛系のイベントにも派生を見せている。
実態[編集]
- 参加費は男 6,000円、女 3,000円程度の設定が多い
- 基本1時間の飲み食い。1時間経過したら次の店舗へ移動。次に行く店舗は主催者に指定されている(特定店の売上となる)
- 料理は選べない。食べ放題でもない。店が出してくるものを食べるしかない。
- 開始から終了までは5時間くらい
- モテない者たちの集まりのため、必然的に男女とも容姿水準は低い。まるでガラパゴス島のような多様な生態系がある。ボストロール、レッサーデーモン、どろにんぎょう、カニ、シャーマンなどが当たり前。
- 参加年齢は30~40歳代
人気の「街コン」開催直前で中止。主催者と連絡つかず、返金も遅れ[編集]
街ぐるみで行われる大規模合コンイベント「街コン」。
地域活性化と出会いの場創出ができるとして全国各地で開催され人気を呼んでいるが、この「街コン」で現在トラブルが発生し、新聞などでも報道される事態となっている。
開催直前に中止が通知されたが、既に参加費を振り込んでしまった人に対して返金対応がなされていない。主催者と連絡がつかないという人も多く、怒りの声が上がっている。
「メールを送っても返信がないし、電話も出ない」
問題となっているのは、2012年10月13日に開催予定だった「戸田コン」だ。
埼玉・戸田市の戸田公園駅周辺でのイベントで、20歳~39歳の男女計400人を募っていた。参加費は男性が6,000円、女性が4,000円で、事前に銀行振り込みで支払うという仕組みだった。
このイベントが紹介された街コン情報サイト「まちコンポータル」のページに、10月12日、こんなコメントが寄せられた。
「明日10月13(土)開催予定の戸田コンに申し込んで入金もしたのですが、確認メールも案内メールも来ずに放置されています。お問い合わせにメールを送っても返信がないし、電話をしても出ません。悪徳業者ですか?もう明日ですので、早急に参加できるように案内メールを送るか、12000円分の返金をしてください。キャンセルではなくそちらの不備で参加できなくなるわけですから全額でないとおかしいです。それでは早めの返信待ってます」
しかし結局、このイベントは開催されなかった。12月に入ってから、続々と「わたしも何度メールしても返信ありません」「私もお金を返してもらえません」とコメント欄に被害報告が寄せられ始めた。「Twitterから連絡を取り返金して貰いました」「2ヶ月近くたち、ようやく返金に至りました」と「何とか返金された」という書き込みもあるが、ごくわずかだ。
その後2013年3月に至るまで、「警察や消費者センターに相談した」「銀行で組み戻し手続きを行った」など、被害者による事態の進捗状況や、まちコンポータル側からの対応の報告が書き込まれ、盛んに情報交換が行われている。
主催者がやっと声明「法律に則り、誠意持って対応します」
2013年3月25日、まちコンポータルを運営するチェンバーメディアに問い合わせた時点では、主催者との連絡が取れていない状況だと困った様子で話していた。
しかし3月26日、「戸田コン」情報ページのコメント欄で「主催者から連絡が初めて入った」との報告がなされた。一刻も早い返金と、1件1件謝罪の連絡を入れること、このコメント欄や運営しているサイト上で被害者への対応方法など含め誠意あるコメントを寄せるよう要請したという。
主催者はこれを受けて、公式サイトに以下の文章を掲載した。
「この度、弊社が2012年10月企画した街コンの返金トラブルに関して御迷惑お掛けしている件でこの場をお借りして皆様に御説明させていただきます。この件関しましては、現在事実確認中ではありますが返金対応に到らない点があった事は事実で、返金に未だ至っていない皆様方には深くお詫び致します。今後法律に則り、誠意を持ってご対応させていただきますので、大変お手数ですが以下から御連絡をお願い致します」
そして連絡先メールアドレスを記載し、申し込み時の代表者名や口座情報などの連絡を呼びかけた。
なお、この主催者が今後開催予定だったイベントは全て自粛し、全ての返金が終了してからまた始動するとのことだ。ちなみに戸田市はこのイベントには全く関係していない。
徳島県後援の合コンでスタッフが参加者を嘲笑「不細工なやつら」「まぢきもいんばっか」(2013年7月)[編集]
徳島県と徳島市が後援する、「AWACON(アワコン)」という大規模な合コンイベントがある。その開催場所となった徳島市内の店のスタッフを務める女子学生が、参加者を嘲笑する発言をTwitterで連発していたことが発覚した。
まぽちん ?@14Mapochin
「不細工なやつらばぁり( ̄∇ ̄)」、「まぢきもいんばっか」で目の保養にもならなかったそうだ。「ほんまくずみたいな 男と女しかおらんけん」、「デブとか拒食症みたいなんとかもーほんまこらえて(@_@)てかんじ」と言いたい放題だ。
また、合コン当日の帰宅時にスピードを出して走行していたら、信号待ちをしていた時に警察に呼び止められたという。免許証の提示を求められたが、名前を確認されただけで済んだと自慢。過去のツイートには、飲酒運転をしたという話題もあった。
当サイトでは、AWACON実行委員会に話を聞いた。担当者によると、女子学生の一連の発言については全く知らなかったという。そこで概略と経緯を説明し、関連情報を提供した。
女子学生は顔画像等を掲載していたばかりか、ブログのプロフィールには通学先も記していた。通学先にも尋ねてみたが、今回の件は初耳だという。現時点までに確認されている事柄を伝えたところ、詳細を調べるとのことだった
まぽちん @14Mapochin 4月12日
- 事故った相手から電話きて 会社の車やけん 10万払わないかんらしい(`Д´)
- んであしたパパと会社に謝罪 しにいく(´д`)もぉめんどくさ
- あしたハード( ̄∇ ̄)
- 朝ゆいとエク♡昼から謝罪(^_^; んでからこずと映画からの ぶっとび( -。-)( -。-)
まぽちん @14Mapochin 4月12日
- @shp_teamT_fam 事故ったんですよ(^_^; あたしがおかまほったんですけど(ToT)
なぜ街コンは死んだのか?無茶苦茶な参加男女比、しょぼすぎる食事でボッタクリ感(2015年)[編集]
数十人から数百人規模の男女を集め、新たな恋の出会いの場として機能している街コン。2004年に栃木県宇都宮市で開催された「宮コン」が発祥とされており、その後、宮コンのシステムを踏襲するかたちで全国の都市でも開催されるようになっていき、2011~13年頃までは街コンブームといえるほど数多く開催されていた。
だが、そんな街コンを「今はもう死んでいます」と語るのは、ナンパ関連の電子書籍を数多く執筆しているナンパ師作家・堺屋大地氏だ。
「今でもインターネットで『街コン』と検索をかければ、街コンのポータルサイトがヒットしますし、そのサイトを見れば東京都内を中心に、いまだに全国の都市で街コンは開催されていることがわかります。都内ならば、わずか1カ月間で数十件以上の街コンが開催されていることになっていますからね。ただ、その開催のほとんどは、一般的に多くの人が想像する『その街の複数の飲食店を自由に移動して飲み食いする』形態ではなくなっています。最近多いのが、会場は1店舗のみという立食形式の街コン。例えば、その飲食店の通常営業時に配置されているテーブルやイスは片付けられ、ビュッフェスタイルで食べ物を自由に取れるコーナーを設け、参加者の男性と女性それぞれ100人ずつが自由に交流できるというようなかたちになっています。要するにカジュアルな立食パーティーですが、こうしたただの婚活パーティーのようなものを街コンと呼んでしまうケースが多いのです」(堺屋氏)
確かに1店舗だけで開催されるイベントは、街コンとは言い難い。
「運営サイドは『街コン』とうたっていないケースもありますが、街コンポータルサイトに堂々と情報が掲載されているのは事実。一般のユーザーが本来の街コンを探そうとポータルサイトを利用したものの、見つかるのは1店舗開催のエセ街コンという可能性が非常に高いです。記載されているイベント情報をきちんと読めば1店舗開催であることは書いてありますが、街コンに初めて参加しようと思った人や、最近の街コン事情に詳しくない人が勘違いして参加してしまうというパターンも少なくありません」(同)
現在でも複数店舗を行き来できる定義通りの街コンが開催されることもあるが、その開催数はかなり減少している。また、複数店舗といっても実質2~3店舗のみというケースも多く、10軒以上の協賛店を自由に移動できた往時の街コンは今やほぼ皆無だという。
2~3年前には至る街で催されるほど盛況だったにもかかわらず、なぜ「街コンの形骸化」が進んでいるのだろうか。
「おそらく街コンの絶頂期は2012年。当時、東京・下高井戸で協賛店20軒以上、男女それぞれ300人という大規模な街コンが開催されたのを見て、これは街コンバブルがはじけるのも時間の問題かもしれないと感じました。下高井戸に限らず、2012年頃は地元民やその沿線ユーザーぐらいしか聞きなじみのないような中規模な街でも、数多くの街コンが開催されていました。これほどまでに盛り上がってしまったために、ビジネスとしての旨味を嗅ぎ付けた有象無象の業者が街コンプロデュースに参入してきてしまった。街コンに何度か参加したことがある人なら、一度は悪質な運営会社、ノウハウ不足の運営会社のイベントに当たってしまったことがあると思います。圧倒的に男性参加者のほうが多くなっていたり、食べ放題のメニューが唐揚げとポテトだけだったり、飲み放題ではピッチャーにつがれたぬるいビールが出てきたり。こういった粗悪な運営の街コンに参加した人は、プチボッタクリに遭ったような感覚に陥りますし、もう二度と街コンには参加しないと思っても不思議ではありません」(同)
こうした街コンが増えれば、ブームが短命に終わってしまうのもうなずける。だが、堺屋氏は、ほかにも要因はあると指摘する。
「協賛店10軒以上の街コンが壊滅状態になった理由は、街コンに参加しても旨味が少ないことに、飲食店のオーナーたちが気付いてしまったからです。土日に行われる街コンは14時スタートなどが多かったのですが、これは昼間からオープンしているレストランなどであればアイドルタイムであり、夕方から営業する居酒屋などであれば開店前の時間帯。その集客が見込めない時間帯を使うということを条件に、街コン運営側は格安の金額で店舗を貸し切る約束を取り付けていました。その際、運営側は『新規顧客が獲得できますよ』『参加者が貴店のリピーターになることも期待できます』などという甘言を使い、協賛店を募っていました。もちろんその言葉は100%嘘というわけではありませんが、街コンの参加者は、その街近辺の住人というのは実は少数で、多くは遠方から来ている、普段はその街にゆかりのない人々。新宿、渋谷、池袋といった大きな街ならば住人以外もリピーターになることもあるでしょうが、知名度の低い街のお店には、よっぽど気に入らない限り二度と足を運びません。つまり、店舗の宣伝になればと格安の金額でお店を貸し出したのに、新規顧客がつかめるなどの反響がほぼないことが、徐々にバレてしまったのです」(同)
こうして街コンの形骸化が進んでいったのだという。
ちなみに前述した1店舗・立食パーティー形式の街コンは現在でも多く開催されているが、堺屋氏は「今の街コンは粗悪」と断ずる。
「だいたいどこの街コンも、女性の人数に対して男性が多すぎます。開催の告知情報では男女同数をうたっていますが、男性7:女性3ぐらいでも強行開催するパターンが結構あります。これでは男性参加者は間違いなく『だまされた』と思うでしょう。ひどい場合は『男100人:女100人』とうたっておきながら、女性が50人程度しかおらず、男性は150人ほど参加しているというケースもありました。街コン文化が衰退化してきたということは、それだけビジネスとしての旨味が減少している証でもあり、運営会社は顧客満足よりも利益の確保に走ってしまっている場合が多いのです」(同)
いずれ本来の「街コン」が消えうせる日も、そう遠くはないのかもしれない。