「西川口駅」の版間の差分
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2014年7月13日 (日) 09:49時点における最新版
西川口駅（にしかわぐちえき）は、埼玉県川口市並木二丁目にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅である。
乗り入れている路線は、線路名称上は東北本線である（詳細は路線記事および鉄道路線の名称参照）が、当駅には電車線を走る京浜東北線電車のみが停車し、旅客案内では「東北（本）線」とは案内されていない。
目次
駅構造[編集]
島式ホーム1面2線を有する地上駅。橋上駅舎を備え、1階がホーム、2階がコンコースと自由通路になっている。みどりの窓口（営業時間7:00 - 21:00）と自動改札機が設置されている。東口側駅舎に5階建ての駅ビル「beans にしかわぐち」が併設されている。また、2階には川口市役所西川口駅連絡室が設置されている。
近隣の川口駅や蕨駅よりも後から設置された駅であり、ホームの幅は狭い。そのため、バリアフリー工事では階段の幅を削ってエスカレーターを設置することができず、階段から離れた場所にエスカレーターを設置した。現在はエレベーターの設置工事が行われている。
のりば[編集]
| 番線 | 路線 | 行先 |
|---|---|---|
| 1 | ■京浜東北線 | 上野・東京・横浜・磯子・大船方面 |
| 2 | ■京浜東北線 | 浦和・大宮方面 |
かつては川口駅近くに貨物駅が存在していた。その貨物駅は撤去され、「キュポ・ラ」として再開発されたが、一部部分は駐車場や保守基地となっている。南側に存在するオーバークロスも東北貨物線からこの貨物ホームへの連絡線の跡である。
利用状況[編集]
2011年度の1日平均乗車人員は50,522人である（JR東日本全体で90位）。過去の乗車人員は下記の通りである。
- 1999年度：57,328人
- 2000年度：57,183人
- 2001年度：53,910人
- 2002年度：53,159人
- 2003年度：52,905人
- 2004年度：52,882人
- 2005年度：51,243人
- 2006年度：50,192人
- 2007年度：50,447人
- 2008年度：50,917人
- 2009年度：50,985人
- 2010年度：51,234人
駅周辺[編集]
東口[編集]
ロータリーを挟んで、FESTと呼ばれる駅前ビルが建っている（2006年2月、パチンコ店「GOLD ON」、ネットカフェ「知・好・楽」などを新テナントとして再オープン。）。駅周囲には多数のパチンコ屋があり、ロータリーから少し先に飲食店などの歓楽街と並木通り商店街、みずほ銀行と武蔵野銀行の支店、東武ストア、ブックオフなどがある。また、川口オートレース場、青木町公園総合運動場（青木町平和公園）、SKIPシティ、イオンモール川口キャラ、ライブハウス「ハーツ」へのアクセスにも利用される。また、街頭ビジョンが設置され、CM映像が放映されている。
東口駅前並木地区には西川口東口合格通り商店会がある。並木商店会の商店を中心に、2009年5月より「アトム通貨」の運用をスタートした。
川口市が運営する市立高校3校の最寄り駅でもある。
郵便局[編集]
- 川口並木郵便局
- 川口青木郵便局
学校[編集]
病院[編集]
- 今井病院
- 齋藤記念病院
- 益子病院
- 岡崎病院
- 寿康会病院
- 西川口病院
- 埼玉厚生病院
- 鳩ヶ谷中央病院
- はとがや病院
公園・運動場[編集]
- 青木町公園総合運動場（青木町平和公園）
西口[編集]
ロータリーの周りに、交番と三菱東京UFJ銀行の支店がある。一歩ロータリーから外れると、飲食店・ホテルなどの歓楽街である。また、駅前には文教堂（本屋）がある。パチンコ店は「ラスベガス」、居酒屋は北の家族、和民家、魚民などがある。
郵便局[編集]
- 川口仁志郵便局
病院[編集]
- 済生会グループ 埼玉県済生会川口総合病院
- 川口病院
路線バス[編集]
すべて国際興業によって運行されている。
東口[編集]
1番のりば
- [西川06] 西川口駅 - 六円橋 - 川口市立医療センター - 新井宿駅
- [西川07] 西川口駅 - イオンモール川口キャラ東 - 伊刈消防署 - 東浦和駅
- [西川07-2] 西川口駅 - イオンモール川口キャラ東 - 伊刈消防署 - 東浦和駅 - 木曽呂 - 新井宿駅入口 - 鳩ヶ谷車庫
- [西川11] 西川口駅 - 網代橋・地蔵橋循環（朝夕のみ運行）
《深夜バス》
- [西川01] 西川口駅→鳩ヶ谷庁舎→鳩ヶ谷公団住宅（深夜バス以外は4番乗り場）
2番のりば
- [西川05] 西川口駅 - 南鳩ヶ谷駅入口 - 市立高校循環
- [西川05-2] 西川口駅 → 南鳩ヶ谷駅入口 → 市立高校 → 朝日5丁目
3番のりば
4番のりば
- [西川01] 西川口駅 - 鳩ヶ谷庁舎 - 鳩ヶ谷公団住宅（深夜バスを除く）
5番のりば
- [西川08] 西川口駅 - 総合高校－ 上青木循環（総合高校先回り／イオンモール川口キャラ先回り）
- [西川09] 西川口駅 - SKIPシティ循環（朝夕のみ運行）
- [西川100] 西川口駅 - オートレース場（開催日のみ運行）
- [赤11] 赤羽駅東口⇒西川口駅⇒南浦和駅西口（深夜バスのみ・降車専用）
《深夜急行バス》
- 池袋駅西口⇒西川口駅⇒東浦和駅（降車のみ）
埼玉高速鉄道線が開業するまでは旧鳩ヶ谷市や川口市北部の住民の最寄り駅であり、当駅まではバスにてアクセスをしていたため、国際興業バス屈指のドル箱路線であった。特に平日の朝の時間帯は西川01鳩ヶ谷公団住宅～天神橋～西川口駅東口線や西川04もしくは西川04-2だけでは供給が足りず、西川02鳩ヶ谷ターミナル～西川口駅、西川03変電所～西川口駅線を運行し補充した。埼玉高速鉄道線の駅ができてからは、ややそちらに利用を変更した傾向がある。
西口[編集]
1番のりば
2番のりば
- [西川64] 西川口駅 - 蕨駅西口
3番のりば
- [川51] 西川口駅 - 川口駅西口
歴史[編集]
- 1954年（昭和29年）9月1日 - 開業。橋上駅舎としては国鉄最初である。
- 1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本が継承。
- 2001年（平成13年）11月18日 - ICカードSuica供用開始。
- 2007年（平成19年）5月18日 - 東口側駅舎に5階建駅ビル「beans にしかわぐち」が完成。
