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2022年8月26日 (金) 12:30時点における最新版
『まいてつ』は、Loseより2016年3月25日に発売されたアダルトゲーム。
家庭用ゲーム機版の『まいてつ -pure station-』も制作され、PlayStation 4版がヴューズより2018年7月26日に、Nintendo Switch版がCIRCLE Entertainmentより2020年1月16日に発売された[1][2]。さらに同年7月22日には続編『まいてつ Last Run!!』が発売予定。
あらすじ[編集]
大詔三年、旧帝鉄で製造された8620系蒸気機関車のトップナンバー専用レイルロオドであるハチロクは、大廃線時代にともなって廃用とされ帝鉄解体後、右田汰斗に8620系蒸気機関車ごと引き取られる。
しかし、過去の事故の影響により、レイルロオドの機能記憶を損傷していたハチロクは、8620系機体の修復が果たせず、それに失望した汰斗により、機能を止めハチロクは長い眠りについた。
時は流れ、主人公である双鉄は偶然にハチロクを目覚めさせ、そのオーナーとなる。双鉄とハチロクは、8620系の復活を目指す。
登場人物[編集]
※担当声優はPC版 / 家庭用ゲーム機版の順。
- 右田 双鉄(みぎた そうてつ)
- 声 - 樫野樹 / 望月英
- 本作の主人公。大廃線時代末期に発生した鉄道事故の被害者で旧姓は「十川(そごう)」。家族全てを失くしたところを右田家に引き取られ養子となった。
- 熟考する場面ではよく「む。」や「…うむ。」と答えることが多い。
- 立ち絵は用語トピックス画面で確認することが出来、カラーのラフ絵であったが、家庭用ゲーム機版では新規に描き起こされている。事故で負った傷跡は前髪に隠されている。
- ハチロクと出会い、機関士の資格を取得してからの月日が経つが、その間の日付は明言されておらず、グランドルートでは機関士資格の習得から6年もの月日が流れていることが明かされる。
- ハチロク / すず
- 声 - 桐谷華 / 種崎敦美
- 旧帝鉄8620形蒸気機関車トップナンバー機8620専用レイルロオド。帝鉄解体直前、右田汰斗により8620とともに買い取られて、御一夜へ運ばれてきたものの、そのまま眠らされてきた。進学で帰郷した双鉄に偶然目覚めさせられる。会話は「~と申します」や「~でございます」と古風[3]なもので、インターネットなどの現代の物には疎いが、とても優秀なレイルロオド。しかし、目覚めて以降は著しい能力低下に苦しめられている。一人称は「わたくし」。
- 二人称は名前に「様」を付けるが、日々姫のみ彼女の厚意で呼び捨てで呼ぶ。凪に至っては、機関士助手の仕事が様になって以降は呼び捨てとなった。
- 8620運転、整備中時、整備体での服装は、時折双鉄と一緒にナッパ服を着用する場面もある。
- ハチロクのルートへ進むと、メインエピソードの終盤に双鉄から「すず」の名を与えられ、以降のエピソードは字幕の名前が「ハチロク」から「すず」に変更される。
- 家庭用ゲーム機版は規制上、メインエピソードで終了となるため、表記は変わらず「ハチロク」のまま。
- 右田 日々姫(みぎた ひびき)
- 声 - ヒマリ / 朋永真季
- 双鉄の義妹。お絵描きが大好きであり、その気持ちを御一夜市内の看板描きやマップ作成といった仕事につなげている。
- 会話は普段は隈元弁だが、見栄を張る場面では共通語を使う。双鉄を呼ぶときは「にぃに」だが、見栄を張る時のみ「兄さん」と呼ぶ。
- エアクラ工場誘致には先輩の稀咲の関係もあり賛成側だったが、双鉄が明確に誘致反対側となり鉄道を志すのを機に揺れ動く。
- 雛衣 ポーレット(ひない ポーレット)
- 声 - あじ秋刀魚 / 前田恵
- 亡き父の意志を継ぎ、御一夜へのエアクラ工場誘致の反対の旗を掲げる、若き御一夜市長、兼、御一夜鉄道株式会社社長。キハ07Sの運転士でもあり、同専用レイルロオドのれいなとは、実の姉妹のように仲良しである。
- 家系は母方の祖母がフランクの系列であり、肌が白く瞳は青い。フランク人は気さくな人が多いらしい。
- 家はアパート暮らしだが、家庭用ゲーム機版はシーンの規制上、入るシーンがカットされるため、観賞にある背景一覧でポーレットの部屋の閲覧が可能。
- れいな
- 声 - 杏子御津 / 門脇舞以
- 御一夜鉄道キハ07S専用レイルロオド。ハチロクより小柄の見た目や、のんびりとした言動からは想像がつかないが、かつては硬上(かたかみ)鉱山鉄道で大活躍をし、その全盛期から廃鉱までを余さずその目に焼き付けてきたという、深い人生的経験の持ち主でもある。コンや加藤雀などの動物とも心通わすことが出来る。
- 車両機体がディーゼル車からガソリン車に改造されたことに伴い、自身も改修されたが、その影響で時折運転中に眠ってしまい、非常時の対応はおろか、共感通信も不可能になる欠点をもっている。
- ポーレットのお手製のキハ07形のぬいぐるみクッション「れいななくん」がお気に入りだが、シーンの関係上家庭用ゲーム機版は場面の置物でも登場せず、3月26日のれいなの誕生日記念動画に「れいななくん」の名前が出ている。
- 裏設定で炭鉱が栄えた当時は、炭坑夫達と駅構内のテレビでプロレス番組を見て、気に入っている一面もあった。
- 右田 真闇(みぎた まくら)
- 声 - かわしまりの / 瑞沢渓
- 御一夜を代表する、焼酎蔵、右田一酒造元の杜氏にして、日々姫の姉で、双鉄の義姉。酒造りのセンスはもちろん、経営センスに優れ、その若さにもかかわらず、商店会中から頼りにされる存在である。
- 宝生 稀咲(ほうしょう きさき)
- 声 - 上田朱音 / 眞田朱音
- 隈元銀行頭取、宝生元忠の一人娘にして、学園生ながら隈元銀行御一夜支店長を任されてもいる、現役の学園生。御一夜育ちだが、隈元弁を用いず、一人称は「ボク(時折「僕」)」。御一夜市が経済的苦境を脱する道はエアクラ工場誘致しか無いと判断し、それを実現するため活発に活動している。
- 裏設定で仕事が忙しい際の出前は、隈元銀行近くのピザが好物であり、シナリオ担当の進行豹は「バカ舌」であると紹介されている。
- 蓑笠 凪(みのかさ なぎ)
- 声 - 早瀬ゃょぃ / 八神よつば
- 剣術修行とふかみが大好きな、蓑笠鍛冶屋の自覚無き看板娘。体を動かすことが得意であることから、ふかみが川下り舟を操る姿に興味を持ち、川下りの手伝いをするようになり、そこから急速に仲良くなった。女の子らしからぬ言動や、好奇心旺盛で周囲に騒動を巻き起こすこともしばしば。
- 早瀬 ふかみ(はやせ ふかみ)
- 声 - 佐倉江美 / 永井真衣
- 病弱な母に代わって、御一夜の誇る観光資源、クマ川下りの運営を必死に務める苦労人の少女。凪と仲良し。読書が大好きで物静かで引っ込み思案な性格なのだが、生活上の必要に鍛えられ、営業トークなどはしっかりこなせる。
- かなりの照れ屋で、Q&Aコーナーでは凪が男の子だったらと想像しただけで赤面する。
- 登呂流湯(とろるゆ)主人
- 声 - 汐花はるの / 森山このみ
- 御一夜の温泉をそのまま引いている公衆浴場、登呂流湯の女主人。元々登呂流湯は亡くなったご亭主のもので、ご亭主の生前には、彼女自身はレイルロオド技師をしていたと言われている。
- 夜23時の登呂流湯は貸し切り状態で、仕事終わりの双鉄はよくこの時間帯の女湯を利用してもらっている。
- 宝生 元忠(ほうしょう もとただ)
- 声 - 西岡賢吾 / 安平寺大和
- 隈元銀行頭取にして、隈元を代表する財界人の一人。稀咲の父。その影響力は絶大で、日ノ本各地で引く手あまたのエアクラ工場の誘致話を、独力で御一夜へともってきた。
- ルートによっては、稀咲同様に対立的な立場となるが、出会って以降は双鉄を気に入り、気質を買っていた。
- 記念日動画の稀咲の発言によると「納豆」が苦手である様子。
- 裏設定で、学生時代はプロレスを経験したことがあり、現在は背広を着こなしているが、俗に言う細マッチョ体型であったことが伺える。
- 蓑笠 穣(みのかさ みのる)
- 声 - 佐倉マコト / 杉本大介
- 凪の祖父で蓑笠鍛冶屋の店主。元々は農具の鍛冶だが大廃線以降、入手手段が限られてしまった御一夜鉄道の車両部品についても製造を引き受けるようになった。
- 職人気質の好々爺で孫の凪には甘いが、騒動を起こした際は厳しく叱っている。
- 家庭用ゲーム機版はデザインが少し加えられ、額に眼鏡を乗せた手拭いを着用している。
- 赤井 清春(あかい きよはる)
- 声 - 陸奥出流 / 小尾元政
- 御一夜最大最古の神社、赤井阿蘇神社の宮司。かつては帝鉄に勤務していた鉄道マンだったといううわさがある。
- 早瀬 流(はやせ ながれ)
- 声 - 遠野誠 / 近野誠一郎
- ふかみの祖父で元クマ川下り先頭。引退後はその技能を生かし、兄弟ともども御一夜鉄道の保線ボランティアに従事している。
- 顔がよく似た弟たちがおり、名前は治(おさむ)と堰(せき)。双鉄も当初、流を堰と間違えていた。
- 浦上(うらかみ)
- 声 - 橘まお / 中村麻未
- エアロクラフテック社社員、エアクラ工場の立地に好適な場所を探すのが主たる仕事。今は、隈本銀行御一夜支店に派遣され、宝生稀咲の秘書を兼務している。
- 男性に間違えられがちだが、女性である。
- 永山 典子(ながやま のりこ)
- 声 - 星鹿りえ / 櫻井菜々絵
- 幽霊寺の異名でも知られる、古刹、永山寺の住職「永山 雲山(ながやま うんざん)」の夫人。独身時代には帝鉄職員で、食堂車勤務をしていた。
- ハチロクのルートでの登場は遅いが、日々姫、ポーレットルートでは早い段階で登場する。
- コン
- 声 - 小倉結衣 / 共通
- 御一夜駅周辺に出没していたノラ狐。人懐っこく愛嬌たっぷり、日々姫とれいなによって名付けられて、のちに御一夜駅の特別駅長職を務めるようになる。
- 当初は双鉄からは「野良犬」、ポーレットからは「野良猫」と呼ばれていた。
- ナビ
- 声 - (非公開) / 安齋レイコ
- 双鉄の所有する飛行型エアクラ試作機に搭載されているナビゲーションと運動制御を担う人工知能、「エアクラ・ナビ」に双鉄が名前を付けたもの。双鉄と会話を交わすことができ、彼の安全を確保することを最優先の任務としている。双鉄の意図をそのまま答えるため「可愛くないな」と評されている。
- 各ヒロインルート前に8620の資金繰りのため、宝生親子の経営する隈元銀行の担保により試作機は預けられてしまうが、後日、双鉄が試作機・ナビを操作している。レイルロオドとの共感通信も可能。飛行外での通信は、双鉄の右腕あるにナビとの通信機を用いる。
- 試作機であるため、機体は双鉄一人でも運び移動可能なほど軽量に設計されている。
- 加藤雀(かとうすずめ)
- 声 - 志雄子奨 / 森田則昭
- 蒸気機関車の吐き出す煙の熱を好んで巣作りする雀たちのリーダーと思しき、他を圧する貫録を持つ少し大きめな雀。
- 路子(みちこ)
- 声 - (非公開) / 村田知沙
- 双鉄の双子の妹。両親共々既に亡くなっているが、双鉄の見る夢で登場。双鉄を「そーちゃん」呼んでいた。
- 毛利の安芸(もうりのあき)
- 声 - (非公開) / 深田愛衣
- 8620にストーブ客車を提供した「まいてつ」の鉄道姫。
- 和服姿に会話は「わらわ」、「そち」、「~じゃ」などお姫様そのものな風貌だが「うぷぷぷぷ~」と笑うなど子供っぽい一面も持ち合わせている。
- 本編ではテレビ通信のため姿は未登場だが、扇子を所持しており、漫画版や続編となる「まいてつ -Last Run!!」の公開グラフィックには彼女と思しき人物が写っている。
- ニイロク
- 声 - 藤森ゆき奈→赤月ゆむ / 大沢りん
- 旧帝鉄最末期の時期に製造されたクハ26専用レイルロオド。大廃線により、運転体のみが赤井に引き取られた。
- 廃用により、保管されたハチロクとは異なり、鉄道に関与しないサポートが中心の空虚の日々を送り、当初は顔全体を白い包帯に包んでいたが、後に素顔を見せる。
- 顔を隠し冷めた口調により、大人びてクールに見えるが、れいなより年下となるため、彼女からは「ニイロクちゃん」と呼ばれる。
- 清美(きよみ)機関士
- ハチロクの元所持者(オーナー)であり、8620の運転士。最初の回想のみ登場。8620の鉄橋崩落での事故を免れるため、ハチロク共に覚悟を決め、脱線。大廃線の末期となる。
- ハチロクも事故により、かなりの損傷をうけたが、重体になるほどの大事には負わなかった。
- それ以降は登場しないが、ヒロインルートの間に、ハチロクが清美と連絡を取り合ったことを示唆している。
- アルジェ
- 声 - (未登場) / 尾崎真実
- ゲーム本編には登場しないが、PS4版「まいてつ -PureStation-」追加コンテンツ特典「まいてつ -PureStation- VR Viewer」に登場。
- 銚子電気鉄道デキ3形電気機関車専用レイルロオド。正式名称は「アルジェマイネ・ドライ」。この名前は3号機レイルロオドの仮の個体名称だが、本人は「自分という個体を端的に表している」という理由で変更はしなかった。通称は「アルジェ」と呼ばれる他に「マイネ」や「ほしあじちゃん[4]」とも呼ばれる。ステッキを所持している。
- 遠路から御一夜にやってきた。
用語[編集]
- 日ノ本(ひのもと)
- 本作の舞台である御一夜市が存在する国家。「日ノ本乃帝(ヒノモトノミカド)」の下に置かれた帝国議会によって政治が行われており、帝は政治的発言は行わない。首都は「帝都」と呼ばれる。かつて拡大路線に走り、世界大戦を二度経験した。その結果、第二次世界大戦において大敗し、以後は憲法により非戦を国是として国家を立て直した[5]。モデルは現実の日本と思われる。
- 御一夜市(おひとよし)[6]
- 本作の舞台で、日ノ本の九洲地方隈元県に存在する地方都市。人口は35000人弱で、市長は雛衣・ポーレット。急流・ クマ川によって市が二分されている。かつては鉄道のターミナル駅を抱え、船でのクマ川下りなどの観光や九洲最大の炭鉱で栄えたが、近年は衰退しつつある。この打開策として、エアクラ工場の誘致話が持ち上がっている。熊本県人吉市をモデルとしている。
- 御一夜市役所[7]、赤井阿蘇神社、クマ川下りなどがロケーションに登場する。
- 帝鉄(ていてつ)
- 正式名称は「日ノ本帝有鉄道[8]」。明智時代に日ノ本各地の鉄道会社を統合して設立された国有鉄道会社で、8620など多くの車両を保有していた。赤字体質であり、その運営は国の補助金によって賄われていた。このため、エアクラの普及に伴い補助金が削減されると、路線の敷設や車両の開発製造が休止となるなど経営に支障をきたすようになる。その後、保線不良による鉄道事故が頻発し、鉄道利用が更に落ち込むなどの悪循環に陥り、最終的に解体された。本編開始時点では既に解体されているため、作中では主に旧帝鉄と呼ばれる。現実の国鉄(鉄道省営鉄道および日本国有鉄道)をモデルとしていると思われる。
- レイルロオド
- 人型の鉄道車両制御モジュール。人工知能を搭載しているため感情がある。髪や爪などは人工物であるため、伸びることはなく、破損した場合は交換する。人ではない物のため、基本的には人権などは一切認められていない。
- 動力は服装内にあるネックレス型の「タブレット」装備と、懐中型の「鉄道時計」のゼンマイを巻き、稼働すれば後はレイルロオドの意思でゼンマイを巻く。食事は鉄道車に因んだ物を摂り、ハチロクの場合は「水」と「石炭」。れいなの場合は「ガソリン(軽油)」を摂取している。時折蒸気排水を涙や排泄などで流すことがある。
- 運転体(うんてんたい)、整備体(せいびたい)[9]
- レイルロオドは2種類の身体に分けられる。エピソード序盤で双鉄が発見したハチロクは運転体で、運転体は列車の運転席の構造スペースを広げる理由により、整備体よりもかなり小柄に設定されている[10]。小柄だが、他のレイルロオド同士や、各駅からの共感通信が効率よく可能となる。
- 後に8620内で双鉄たちが発見した整備体のハチロクは、以降が通常での立ち回りとなる。整備体は共感通信の効率が下がるが、手先が器用になり、主に運転などの非常時でのサポートを可能とする。
- 運転体と整備体の意識を切り変える「タブレット」は外せないが、多少の距離であれば、外しても体を動かすことが可能。運転体を使用しない場合は収納する鞄が備え付けられており、レイルロオドによって鞄の形状は異なる。
- 裏設定で、運転体には小型鞄や小物入れがあり、整備体は30分ほど照らすライトを常備している。
- 封印(シーリング)
- レイルロオドと人間との関係、信頼や絆が深まることをきっかけに起こる現象。女性で言う月経の初潮と同様に下腹部から血が流れる。ハチロクルートでのハチロクは、シーリングが解放されたことにより、失われた機能を取り戻した。
- 以降は男女ならば所有者の意向でレイルロオドに人権を有し、夫婦となることも可能になる。
- 家庭用ゲーム機版ハチロクルートで起こるハチロクのシーリングは表現の関係上「双鉄との関係を深めた」物のみに留められ、解説するポーレットが顔を赤らめる、赤井宮司が顔を背ける程度となり、終盤でシーリングについての言及はないものの、ハチロクに人権が持てたことが明かされた。
- 右田一酒造元(みぎたいちしゅぞうもと)
- 右田双鉄、日々姫、真闇が暮らす焼酎蔵。最初期の背景は、入り口のマークのアルファベットが、背景元となった焼酎蔵店同様の「F」だったが、右田の名に合わせて「M」となっている。
- 赤井阿蘇神社(あかいあそじんじゃ)
- 隈元に現存する唯一の国宝である神社。御一夜市最大で最古の神社でもある。地元では赤井さんと呼ばれる。赤井清春が宮司である。モデルは国宝の青井阿蘇神社である。
主題歌[編集]
- 主題歌・ハチロクオープニングテーマ「レイル・ロマネスク」
- 歌:中恵光城 / 作詞:永原さくら / 作曲・編曲:佐久間きらら
- 日々姫オープニングテーマ「pictorial」
- 歌:大島はるな / 作詞:琉姫アルナ・仲村芽衣子 / 作曲:琉姫アルナ
- ポーレットオープニングテーマ「SilentRail」
- 歌・作詞:仲村芽衣子 / 作曲:琉姫アルナ / 編曲:ALVINE
- ハチロクエンディングテーマ「どこまでも続くこの路を」
- 歌:Prico / 作詞・作曲:Team-OZ
- 日々姫エンディングテーマ「Run with our dreams」
- 歌:星鹿りえ / 作詞・作曲:Team-OZ
- ポーレットエンディングテーマ「未来へのレール」
- 歌:滑川恭子 / 作詞・作曲:Team-OZ
- れいなエンディングテーマ「しゅっぱつしんこう!!」
- 歌:杏子御津 / 作詞・作曲:Team-OZ
- 真闇エンディングテーマ「ひとしずく」
- 歌:藍沢めぐみ / 作詞・作曲:Team-OZ
- 稀咲エンディングテーマ「Snow White」
- 歌・作詞:CRIMSON SONE / 作曲:Team-OZ
- 凪&ふかみエンディングテーマ「おもいでをかさねて」
- 歌:佐倉江美 / 作詞・作曲:Team-OZ
- グランドオープニングテーマ「未来行き☆列車」
- 歌&コーラス・作詞:カサンドラ / 作曲・編曲:新井健史
- グランドエンディングテーマ「ナインスターズ」
- 歌:Ayumi. / 作詞・作曲:Team-OZ / 編曲:朝霧はやと
応援切符の発売中止[編集]
本作のシナリオライター進行豹が熊本地震からの復興支援のため、ユーザーを集め、くま川鉄道を走らせたところ、同社社長とのコンタクトを受け、くま川鉄道応援切符(乗車券)の発売を企画、2016年10月8日に発売予定と発表された[11]。
この企画において、Loseとくま川鉄道の両社は
- アニメ化やコンシューマ化も検討し、1年半〜2年半後(2017年〜2018年頃)であればコラボも可能ではないか、と提案する
- アダルトゲームとして生まれた作品であることと、(2016年時点では)コンシューマ化が企画されていなかったため、『まいてつ』のタイトルを用いず『くまてつ』[12]という別企画で進める
- 『まいてつ』のロゴやキャラクターを改変し、『まいてつ』の由来であることがわかるようデザインする
- Loseから『まいてつ』ユーザーに宣伝し、くま川鉄道のショップへ誘導する
という意図をもって企画することになった。
ところが、人吉市と市議会議員らが「乗車券に使われているキャラクターが『まいてつ』のキャラクターに酷似している」と指摘したことで、市議会で問題視されるようになった[13][14]。
これに対し、Loseは熊本地震からの復興のため無償(ロイヤリティフリー)で提供するなど協力的な姿勢をとっていたが、「青少年の育成に問題があり、人吉市の責任にもなる」という理由で発売中止を決定した[15][16]。
その後、2018年7月28日・29日の2日間にかけてPS4版の発売を記念して一般社団法人青井の杜外苑街づくり協会により「まいてつ祭2018」と題しコラボが実現した。
翌年2019年3月23日・24日に「まいてつ祭2019」が開催された。 また、その祭に合わせビジネスホテルチヨヅル前に聖地巡礼マップ『まいてつ -pure station-聖地案内マップ』を設置。進行豹が除幕をおこなった。
Webラジオ[編集]
2017年7月29日よりデジタルノベルブランド「lose」の公式サイトにて『御一夜鉄道 まいてつラジオ』が隔週土曜日に配信されていた[17]。パーソナリティは、毎回、まいてつに登場するキャラクターとその声優の持ち回りとなっていた[17]。
2018年7月28日の第25回配信をもって『第1期』を終了、2019年5月現在は配信及びお便り募集を休止している。
現在無料で聴けるのは第25回放送のみで、バックナンバーは支援サイト等の有料プランに加入して聴く事が可能。
コミカライズ[編集]
2017年12月28日より2019年1月18日にかけて、コミッククリアで甘露アメによる作画にてコミカライズされた。単行本全2巻。
出典[編集]
- ↑ () 『まいてつ -pure station-』がPS4向けに7月26日に発売決定! PCで好評を博した“美少女鉄道癒し系アドベンチャー”が家庭用ゲーム機ならではの要素を追加してリリース ファミ通.com arch. 2018年2月4日 2018-02-24
- ↑ (2019-11-28) Nintendo Switch版「まいてつ -pure station-」の発売日が2020年1月16日に決定。特典付きコレクターズエディションも同時発売に 4Gamer.net 2019-11-28 [ arch. ] 2019-11-28
- ↑ シナリオ担当の進行豹によると、二重敬語を用いている。
- ↑ 濡れ煎餅売りのおばちゃんが、名前のアルジェ(アージェ)を「鯵」、ドライを「干す」だと理解しその名がついた。
- ↑ () 世界観 デジタルノベルブランド Lose Lose arch. 2018年3月7日 2018-03-07
- ↑ () 少女型の鉄道管理端末とともにいられる『まいてつ』の世界 電撃姫.com arch. 2018年3月7日 2018-03-07
- ↑ モデルの人吉市役所は熊本地震で庁舎が被災し、倒壊の危険が出てきたため、2016年5月より市役所の機能を人吉市役所別館、カルチャーパレス・スポーツパレスへ移転した(松岡市長から人吉市民の皆さんへ アーカイブコピー - インターネット・アーカイブ)。
- ↑ ゲーム本編内Tips用語辞典より。公式ビジュアルファンブックでは「帝政日ノ本鉄道」、後に「帝鉄公社」に改称となっている。
- ↑ 作中では「体」を「ボディ」と読むことがある。
- ↑ 服装の外観や靴の形も二体それぞれ異なっている。
- ↑ () 『くま川鉄道特別応援切符』紹介ページ Lose arch. 2016年9月28日
- ↑ 「くま川鉄道」の略称でもある。
- ↑ (2016年10月3日14時47分) くま川鉄道応援切符が発売中止 18禁ゲーム「まいてつ」キャラに酷似か ハフィントン・ポスト arch. 2016年11月21日 2017年4月3日
- ↑ (2016年10月2日) くま川鉄道応援切符が発売中止に 少女デザイン「成人ゲームキャラに似ている」 西日本新聞 arch. 2016年12月2日
- ↑ (2016-10-08) 「くま川鉄道」における「くまてつ」企画に端する一連の経緯につきまして Lose 2016-10-08 arch. 2017年3月17日 2017-03-16
- ↑ (2016年9月29日) 発売急きょ"中止"に 誤解招く恐れと判断 美少女キャラクター くま川鉄道応援切符 人吉新聞社 arch. 2018年3月7日 2018年3月7日
- ↑ 17.0 17.1 () まいてつラジオ Lose arch. 2018年2月10日 2018-02-10