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=== 各メディアの報道 === | === 各メディアの報道 === | ||
− | + | 【日本テレビ】ソープランドの売春利益受け取る 3人逮捕 | |
:東京・台東区の吉原地区のソープランド「オレンジクラブ」から違法な売春の利益を受け取っていたとして、警視庁は、韓国籍で名古屋市の元信用組合の理事長の男ら3人を逮捕した。組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、名古屋市の元信用組合理事長・権東鉉(76)や娘・権京子(54)ら韓国籍の3人。 | :東京・台東区の吉原地区のソープランド「オレンジクラブ」から違法な売春の利益を受け取っていたとして、警視庁は、韓国籍で名古屋市の元信用組合の理事長の男ら3人を逮捕した。組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、名古屋市の元信用組合理事長・権東鉉(76)や娘・権京子(54)ら韓国籍の3人。 | ||
:権らは、2012年8月から10月にかけて、吉原地区のソープランドで売春行為で得た利益と知りながら、家賃などとして計2200万円を受け取っていた。警視庁の調べに対し、1人は容疑を否認しているが、権親子は容疑を認めている。 | :権らは、2012年8月から10月にかけて、吉原地区のソープランドで売春行為で得た利益と知りながら、家賃などとして計2200万円を受け取っていた。警視庁の調べに対し、1人は容疑を否認しているが、権親子は容疑を認めている。 | ||
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:無許可営業で摘発された東京・台東区のソープランドから、家賃名目で収入を得ていた疑いで、韓国籍で信用組合協会の元会長ら3人が警視庁に逮捕された。 | :無許可営業で摘発された東京・台東区のソープランドから、家賃名目で収入を得ていた疑いで、韓国籍で信用組合協会の元会長ら3人が警視庁に逮捕された。 | ||
:組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕された、韓国籍で在日韓国人信用組合協会元会長の権東鉉(クォン・トンヒョン)容疑者(76)や、会社員の閔泳鏑(ミン・ヨンジュク)容疑者(63)ら3人は、2012年8月から3カ月間、無許可営業をしていた台東区吉原地区のソープランドグループなどから、家賃名目でおよそ2,200万円の収入を得ていた疑いが持たれていて、權容疑者は容疑を認めている。 | :組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕された、韓国籍で在日韓国人信用組合協会元会長の権東鉉(クォン・トンヒョン)容疑者(76)や、会社員の閔泳鏑(ミン・ヨンジュク)容疑者(63)ら3人は、2012年8月から3カ月間、無許可営業をしていた台東区吉原地区のソープランドグループなどから、家賃名目でおよそ2,200万円の収入を得ていた疑いが持たれていて、權容疑者は容疑を認めている。 | ||
− | : | + | :無許可営業をしていたソープランドグループ「オレンジクラブ」は、2012年、警視庁に摘発されているが、權容疑者らはこのソープランドグループから7年間でおよそ7億6,000万円の収入を得ていた。 |
【毎日新聞】犯罪収益収受:愛知商銀元理事、売春収益の疑い 警視庁が逮捕 /東京 | 【毎日新聞】犯罪収益収受:愛知商銀元理事、売春収益の疑い 警視庁が逮捕 /東京 | ||
:売春による収益と知りながらソープランドの売り上げを得たとして、警視庁保安課は2013年1月11日、元愛知商銀理事長で韓国籍の権東鉉(76)=名古屋市名東区=ら3容疑者を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)容疑で逮捕したと発表した。 | :売春による収益と知りながらソープランドの売り上げを得たとして、警視庁保安課は2013年1月11日、元愛知商銀理事長で韓国籍の権東鉉(76)=名古屋市名東区=ら3容疑者を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)容疑で逮捕したと発表した。 | ||
− | : | + | :同課によると、権容疑者らは2009年9月、愛知商銀に長女名義の会社へ8億730万円を融資させ、台東区の吉原地区にあるソープランド7店を買収し、経営既得権を購入。月1434万円を家賃名目で回収していた。 |
:権の逮捕容疑は2012年8~10月、売春の場所を提供して得た犯罪収益を、家賃名目で計750万円得たとしている。容疑を認めている。権は2012年9月まで愛知商銀理事長、在日韓国人信用組合協会会長を務めていた。 | :権の逮捕容疑は2012年8~10月、売春の場所を提供して得た犯罪収益を、家賃名目で計750万円得たとしている。容疑を認めている。権は2012年9月まで愛知商銀理事長、在日韓国人信用組合協会会長を務めていた。 | ||
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【愛知】信用組合愛知商銀は9月10日、理事会を開き、一身上の理由で辞任した権東鉉理事長の後任に李國雄専務理事(65歳)を選任した。 | 【愛知】信用組合愛知商銀は9月10日、理事会を開き、一身上の理由で辞任した権東鉉理事長の後任に李國雄専務理事(65歳)を選任した。 | ||
− | === | + | === キング観光グループのオーナー一族の権東鉉 === |
+ | 株式会社キング観光 代表取締役社長 権田盛秀(権東鉉の弟) ※三重県 | ||
株式会社キング観光 代表取締役社長 権田淳裕(権東鉉の長男)※愛知県 | 株式会社キング観光 代表取締役社長 権田淳裕(権東鉉の長男)※愛知県 | ||
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権容疑者の原点は、パチンコ店の一店員から経営者にまで上り詰めた約40年前にさかのぼる。 | 権容疑者の原点は、パチンコ店の一店員から経営者にまで上り詰めた約40年前にさかのぼる。 | ||
− | + | 独立開業したパチンコ店グループ「キング観光」の店舗数を中部地方で急激に拡大。その実績を買われて約20年前に愛知商銀の理事、平成12年には理事長となり、20年には在日韓国人系の信用組合を束ねる「在日韓国人信用組合協会」の会長にも就いた。 | |
在日韓国人界の重鎮として同胞からも一目置かれる存在となり、愛知商銀の経営に携わるのと同時にパチンコ店グループの経営を親族らに譲り渡したが、“商売”への情熱が衰えることはなかった。 | 在日韓国人界の重鎮として同胞からも一目置かれる存在となり、愛知商銀の経営に携わるのと同時にパチンコ店グループの経営を親族らに譲り渡したが、“商売”への情熱が衰えることはなかった。 | ||
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* 笠寺店(愛知県名古屋市南区) | * 笠寺店(愛知県名古屋市南区) | ||
* 新宮店(和歌山県新宮市王子町) | * 新宮店(和歌山県新宮市王子町) | ||
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+ | * [[AMEMIYA]]([[2012年]]4月より) | ||
+ | * [[ゴー☆ジャス]]([[2011年]]4月より) | ||
+ | * [[いとうあさこ]]([[2010年]]4月より) | ||
+ | * [[狩野英孝]]([[2008年]]から2010年3月) | ||
+ | * [[髭男爵]]([[2007年]]から2008年) | ||
== 関連会社 == | == 関連会社 == |
2016年7月5日 (火) 19:49時点における最新版
株式会社キング観光(かぶしきがいしゃキングかんこう)は、三重県桑名市に本社を置き、同県を中心にパチンコチェーン「キング観光」を展開する企業。
目次
権田桐一こと権東鉉が逮捕[編集]
主に愛知県と三重県に店舗があるパチンコチェーン・キング観光グループのオーナー一族が、組織犯罪処罰法違反で警視庁に逮捕された。住所は、愛知県名古屋市名東区(めいとうく)代万町(だいまんちょう)と読む。
各メディアの報道[編集]
【日本テレビ】ソープランドの売春利益受け取る 3人逮捕
- 東京・台東区の吉原地区のソープランド「オレンジクラブ」から違法な売春の利益を受け取っていたとして、警視庁は、韓国籍で名古屋市の元信用組合の理事長の男ら3人を逮捕した。組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、名古屋市の元信用組合理事長・権東鉉(76)や娘・権京子(54)ら韓国籍の3人。
- 権らは、2012年8月から10月にかけて、吉原地区のソープランドで売春行為で得た利益と知りながら、家賃などとして計2200万円を受け取っていた。警視庁の調べに対し、1人は容疑を否認しているが、権親子は容疑を認めている。
【フジテレビ】ソープランドから家賃名目で収入得ていた疑いで3人逮捕
- 無許可営業で摘発された東京・台東区のソープランドから、家賃名目で収入を得ていた疑いで、韓国籍で信用組合協会の元会長ら3人が警視庁に逮捕された。
- 組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕された、韓国籍で在日韓国人信用組合協会元会長の権東鉉(クォン・トンヒョン)容疑者(76)や、会社員の閔泳鏑(ミン・ヨンジュク)容疑者(63)ら3人は、2012年8月から3カ月間、無許可営業をしていた台東区吉原地区のソープランドグループなどから、家賃名目でおよそ2,200万円の収入を得ていた疑いが持たれていて、權容疑者は容疑を認めている。
- 無許可営業をしていたソープランドグループ「オレンジクラブ」は、2012年、警視庁に摘発されているが、權容疑者らはこのソープランドグループから7年間でおよそ7億6,000万円の収入を得ていた。
【毎日新聞】犯罪収益収受:愛知商銀元理事、売春収益の疑い 警視庁が逮捕 /東京
- 売春による収益と知りながらソープランドの売り上げを得たとして、警視庁保安課は2013年1月11日、元愛知商銀理事長で韓国籍の権東鉉(76)=名古屋市名東区=ら3容疑者を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)容疑で逮捕したと発表した。
- 同課によると、権容疑者らは2009年9月、愛知商銀に長女名義の会社へ8億730万円を融資させ、台東区の吉原地区にあるソープランド7店を買収し、経営既得権を購入。月1434万円を家賃名目で回収していた。
- 権の逮捕容疑は2012年8~10月、売春の場所を提供して得た犯罪収益を、家賃名目で計750万円得たとしている。容疑を認めている。権は2012年9月まで愛知商銀理事長、在日韓国人信用組合協会会長を務めていた。
【朝日新聞】吉原のソープランドを違法経営容疑 元信組理事長を逮捕
- 親族名義の会社を利用し、東京・吉原のソープランドを違法に経営したとして、警視庁はいずれも韓国籍で、信用組合愛知商銀元理事長の権田桐一容疑者(76)=名古屋市名東区代万町2丁目=と長女の野口京子容疑者(54)=同市瑞穂区駒場町3丁目=ら3人を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)の疑いで逮捕し、11日発表した。
- 保安課によると、権田容疑者は昨年8~10月、東京都台東区の吉原地区のソープランドの売上金750万円を「家賃」名目で受け取った疑い。野口容疑者は昨年10月、同様に吉原地区の別の7店分の売上金1434万円を受け取った疑いがある。
- 権田容疑者は、野口容疑者や妻名義で設立した会社に、愛知商銀から計10億円の融資を受けさせ、風営法で権利の売買が禁じられているのに、違法にソープランドを買収し、実質経営していたという。権田容疑者は昨秋まで同商銀の理事長のほか、在日韓国人信用組合協会の会長にも就いていたという。
逮捕された在日韓国人の3人
- 権田桐一こと権東鉉(クォン・トンヒョン)容疑者(76)
- 野口京子こと権京子(クォン・キョンジャ)容疑者(54)※権東鉉の娘
- 閔泳鏑(ミン・ヨンジュク)容疑者(63)
韓国民団の財布・在日韓国人信用組合協会のトップだった権東鉉[編集]
<在日社会>在日韓国人信用組合協会・本国支援金の運用5年延長
在日韓国人信用組合協会(韓信協、権東鉉会長)が、返済期限が迫った本国支援金156億円の支援延長を求めていた問題で、韓国政府は正式に支援延長を決定した。延長期間は2016年8月末までの5年間で、再延長は認められない。韓信協はこれを受け、支援期間内に会員7組合の経営健全化基盤を構築する取り組みを本格化する方針だ。
韓信協は、日本の長期にわたる景気低迷による経営環境悪化に伴い、05年8月に本国から156億円の支援金の提供を受けた。厳しい経営環境を克服するための支援金であり、韓信協は、この支援金の運用益を活用、会員組合の健全経営基盤を構築するための基金を創設、経営状態が好ましくない一部会員組合を支援してきた。
しかし、支援金の返済時期が到来した。今年8月に半額、来年8月に残り全額を返済することになっていたが、日本経済の景気低迷、東日本大震災なども重なり、経営環境が大変厳しい状況にあることから返済の延長を申し出ていた。
韓国政府内には異論もあったようだが、最終的に支援期間を5年間延長することを決めた。ただし、今後再延長をしないことを条件につけ、韓信協会長及び7組合理事長の連名で韓国銀行と覚書を交わした。民団中央本部団長と在日韓国商工会議所会長の連名付きだ。
韓信協会員組合は、いわば5年間の猶予期間を得て、今後は韓国政府の支援に頼らないで、健全な経営基盤構築を迫られることになった。
韓信協関係者は、「本国支援金は長い間、組合経営の大変な助けになった。だが、今回が最後となるだろう。これからは自助努力で健全化を図らなければならない。本国政府もその努力を前提に支援を延長してくれたと思う」と語った。
韓信協では、05年8月から16年8月までの11年間に本国支援金による運用益合計が24億円の巨額になることを重く受け止め、同期間内に会員組合の抜本的な経営健全化を模索する。加盟組合の合併・統合もその選択肢であり、先の総会でも年内に大筋のスキームを確定する方針を決めている。
権東鉉・韓信協会長は、今回の支援金返済延長について、「支援期間の再延長をしないことを約束して実現した。会員組合の経営基盤強化のためには、自助努力を通じての自己資本(出資金)の増強が必要だが、経営状況が好ましくない一部会員組合は単体としての自助努力に限界がある。全会員組合を対象に経営基盤強化策を多角的に検討し、積極的に進めていく」と語った。
◆本国支援金とは
在日信用組合向けの本国支援金の歴史は今年で50年になる。1961年2月から計15回にわたり総額400億円が無利子で支援され、02年2月までに全額返済された。
今回支援が延長された156億円は、05年8月に5年据え置き2年均等分割返済条件の支援金。今後の返済条件は1年据え置き、12年8月末から16年8月末までの5年均等分割返済。来年から31億余円ずつ返済することになる。
韓信協はこの間、本国支援金156億円の運用益(国債や定期預金)で、会員組合を支援してきた。今年8月末までの6年間の運用益は18億2700万円。うち10億4000万円を基金として積み立て、経営悪化組合に対して緊急支援を実施。今回の支援再延長に伴い、6億3500万円の追加運用益が生じる。運用益合計は24億6200万円に達する見込み。
韓国民団愛知の役員でもある権東鉉[編集]
諮問機関・顧問 権東鉉
信用組合愛知商銀の理事長だった権東鉉[編集]
SBJ銀行名古屋支店オープン
【名古屋】SBJ銀行(宮村智社長)は5日、名古屋市内に9番目の支店(趙元浩支店長)をオープンした。住所は名古屋市中区栄3‐6‐20辰晃ビル7F(℡052‐243‐0506)。
記念式典には、河村たかし名古屋市長、李均東駐名古屋総領事、民団愛知県本部の鄭博団長、愛知商銀の権東鉉理事長、新韓金融持株会社の韓東禹会長らが出席し、テープカットを行った。宮村社長は「日韓経済の懸け橋役を担うとともに、愛され、信頼される銀行をめざそう」と職員らを激励した。キャンペーン期間中の定期預金には、店頭金利に0・2%が上乗せされる。
新理事長に李國雄専務
【愛知】信用組合愛知商銀は9月10日、理事会を開き、一身上の理由で辞任した権東鉉理事長の後任に李國雄専務理事(65歳)を選任した。
キング観光グループのオーナー一族の権東鉉[編集]
株式会社キング観光 代表取締役社長 権田盛秀(権東鉉の弟) ※三重県
株式会社キング観光 代表取締役社長 権田淳裕(権東鉉の長男)※愛知県
株式会社ロイヤル CEO 権田真慶(権東鉉の次男)
趣味はゴルフと金儲け…在日韓国人界の“重鎮”信組前理事長の裏の顔は「ソープ王」[編集]
江戸時代の遊郭の流れをくむ東京・吉原で最大級のソープランド店グループを陰で牛耳っていたのは、在日韓国人界の大物だった。
グループが売春で得た売上金の一部を受け取っていたとして、警視庁保安課は今月、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)容疑で、名古屋市名東区、信用組合愛知商銀前理事長、権東鉉(76)ら韓国籍の3人を逮捕した。周囲に「趣味はゴルフと金もうけ」とうそぶいていたという権容疑者。パチンコ店グループの創業者として成り上がり、金融機関での表の顔を隠れみのに風俗界の裏側にも手を広げていった。
パチンコ店店員から在日韓国人界の重鎮に[編集]
権容疑者の原点は、パチンコ店の一店員から経営者にまで上り詰めた約40年前にさかのぼる。
独立開業したパチンコ店グループ「キング観光」の店舗数を中部地方で急激に拡大。その実績を買われて約20年前に愛知商銀の理事、平成12年には理事長となり、20年には在日韓国人系の信用組合を束ねる「在日韓国人信用組合協会」の会長にも就いた。
在日韓国人界の重鎮として同胞からも一目置かれる存在となり、愛知商銀の経営に携わるのと同時にパチンコ店グループの経営を親族らに譲り渡したが、“商売”への情熱が衰えることはなかった。
警視庁に組処法違反容疑で逮捕された後、捜査員に「趣味はゴルフと金もうけ」と淡々と話したという権容疑者。その目に、江戸時代から綿々と続く歓楽街、東京・吉原はいかにも魅力的に映ったに違いない。
ほかに同容疑で逮捕されたのは権容疑者の長女で同市瑞穂区、不動産会社社長、京子(54)と同市天白区、不動産会社社員、閔泳鏑(63)の両容疑者。閔は容疑を否認し、ほかの2人は容疑を認めている。
権親子は17年と21年、閔の仲介で吉原地区のソープランド8店舗の土地と建物を計約12億円で買収。店の経営者にそのまま貸し出す形にして、家賃や管理費の名目で毎月約1700万円を受け取っていた。閔も月10万円を受け取っていた。
一見、権らが単なる不動産経営をしているようではあるが、風俗業界の特殊な事情をくぐり抜けるための狡猾なやり口だった。
ソープランド店を売春防止法違反で摘発[編集]
ソープランド店の営業権は店舗ごとに東京都公安委員会に届けられており、表向きは合法だった。だが、いつの間にか、吉原地区の8店舗の土地や建物が権の妻や京子の会社名義で買い占められていることが発覚。同課は「風営法の趣旨を著しく逸脱している」ことを問題視し、摘発に乗り出した。
警視庁が目を付けたのは、権らが買収したソープランド店の実質的な経営者だった。権らが手に入れた8店舗のうち7店舗は、吉原地区で最大級のソープランドグループを経営していた「オレンジグループ」のものだった。
早朝割引などで朝から行列ができるほどの人気を集めていたグループ。同課が調べたところ、運営会社の「サン・ワールドホールディングス」が売上金を一つの口座に集約し、そこから従業員の給与などを支払っていることが分かった。
複数の店舗をサン社が統括して経営していたことになるが、都公安委員会にはサン社での届け出はなかった。このため、警視庁は2012年10月、サン社会長らを売春防止法違反(売春場所提供業)で逮捕。家賃などの名目でサン社から売春の売上金の一部を受け取っていたとして、権らの逮捕にこぎつけた。
理事長の権限で融資を実現?[編集]
なぜ、うまみのある吉原のソープランド店が権の手に渡ったのか。サン社会長と兄との間の確執が背景にある。
兄は風俗業界では名の知れた人物で、吉原のソープランド店の営業権を弟であるサン社会長に譲ったが、土地と建物は別の売却先を探していた。そこに、吉原の別のソープランド店を実質的に手に入れ、甘い汁を吸っていた権が近づいたという。
「兄弟の不仲に乗じて、おいしいところをさらう。権は表でも裏でももうけ話には強い」と舌を巻く。実際、権らは摘発されるまでに、買収資金約12億円のうち約7億円を回収したとみられる。
捜査関係者が驚きを隠さないのは、当時、権容疑者が理事長を務めていたとはいえ、愛知商銀が京子容疑者の会社に8億円を融資していたことだ。
捜査関係者は「普通の金融機関であれば、ソープランド店のひしめく吉原地区の物件に融資することはないだろう。理事長だった権の影響力もあって理事会を通ったのかもしれない」と指摘する。
京子とサン社との賃貸契約には、ソープランド店の営業を継続することを義務づける条項が設けられていたという。
8億円の融資であれば、愛知商銀にとっても大きな融資実績にはなる。権容疑者は、多額の負債を抱えていた愛知商銀の経営を立ち直らせた立役者としても知られていた。
「パチンコ店で成功し、信用組合を立て直しただけにとどめておけばいいのに、欲望には勝てなかったのか」。捜査関係者はこうつぶやいた。
店舗一覧[編集]
- 駅南店(三重県桑名市中央町)
- 桑名店(三重県桑名市)
- いなべ店(三重県いなべ市大安町)
- 羽津店(三重県四日市市富士町)
- サウザンド生桑店(三重県四日市市生桑町)
- サウザンド近鉄四日市店(三重県四日市市諏訪栄町)
- 鈴鹿店(三重県鈴鹿市神戸)
- 鈴鹿インター店(三重県鈴鹿市伊船町)
- サウザンド津店(三重県津市雲出本郷町)
- 松阪店(三重県松阪市郷津町)
- 伊勢店(三重県伊勢市西豊浜町)
- 鳥羽店(三重県鳥羽市鳥羽)
- 名張店(三重県名張市黒田)
- 尾鷲店(三重県尾鷲市古戸野町)
- 熊野店(三重県熊野市有馬町)
- サウザンド新栄店(愛知県名古屋市中区)
- サウザンド今池広小路通店(愛知県名古屋市千種区、旧「IMAIKE STUDIUM 600」)
- サウザンド今池店(愛知県名古屋市千種区、旧「IMAIKE STUDIUM 1100」)
- 新瑞店(愛知県名古屋市瑞穂区)
- 笠寺店(愛知県名古屋市南区)
- 新宮店(和歌山県新宮市王子町)
CMキャラクター[編集]
関連会社[編集]
- 有限会社コンシェルジュ
- 吉原のソープランド「オレンジクラブ」
スポンサー番組[編集]
現在
- 森田一義アワー 笑っていいとも! (東海テレビ)(水曜日スポンサー)
過去
- クイズ!ヘキサゴンII (フジテレビ系列)