「FIFAワールドカップ」の版間の差分

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*第20回大会 - [[2014年]] - {{BRA}}大会 - [[リオデジャネイロ市|リオデジャネイロ]]/[[エスタジオ・ド・マラカナン]]
*第21回大会 - [[2018年]] 未定
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*第21回大会 - [[2018年]] ロシア大会
 
*第22回大会 - [[2022年]] 未定
 
*第22回大会 - [[2022年]] 未定
  

2014年7月9日 (水) 07:29時点における版

テンプレート:国際サッカー大会

ファイル:Wohlfahrtsbriefmarke-fifa.jpg
優勝トロフィーが描かれたFIFA100周年記念切手(2004年ドイツ発行)

FIFAワールドカップ(ふぃふぁわーるどかっぷ、FIFA World Cup)は、国際サッカー連盟(FIFA)が主催する、ナショナルチームによるサッカー世界選手権である。サッカーの大会の最高峰と位置付けられ、テレビの視聴者数ではオリンピックを凌ぐ世界最大のスポーツイベントである。

女子の世界選手権についてはFIFA女子ワールドカップを、クラブチームの世界選手権についてはFIFAクラブワールドカップを参照。

概要

FIFAワールドカップは、予選大会と本大会で構成されており、本大会は4年ごとに開催される(夏季五輪の中間年、1994年より冬季五輪と同年)。1930年にウルグアイで第1回大会が行われ、この大会を企画・発案した当時のFIFA会長・ジュール・リメの業績を称えて作られた「ジュール・リメ・トロフィー」をかけて争われた。

参加できるのは国またはそれに準ずる地域であり、厳密にはFIFAに加盟したサッカー協会を単位とする。例えば日本日本サッカー協会の代表であり、胸にそのエンブレムをつけたユニフォームを着る。また、香港マカオのように、それぞれのFIFAが加盟を承認したサッカー協会を持つ地域は、それぞれに出場権がある。

これまでの優勝国は、最多の5回の優勝を誇るブラジルを筆頭に、イタリアドイツ(西ドイツ)・ウルグアイアルゼンチンイングランドフランスの7か国・地域だけである。なお、2002年大会までは前回優勝国は予選免除されていたが、免除に伴う強化不足や収入減少が懸念されたり、予選枠拡大の要望があったりしたため、2006年ドイツ大会からは廃止となった。

優勝国にはFIFAワールドカップトロフィーが贈られる。これは1970年にブラジルが3回目の優勝を成し遂げた際、規定で「ジュール・リメ・トロフィー」が永久保持となったため、それに代わる優勝トロフィーのデザインを一般から公募したものである。ちなみにジュール・リメ・トロフィーは1983年にブラジルのリオデジャネイロで盗まれ、現在も見つかっておらず、溶かされて金塊になったとの説が有力。イタリア人の彫刻家、シルビオ・ガザニガのデザインによるこの優勝杯は当該大会の優勝決定後、優勝国のサッカー協会に保存され、4年後の本大会開会式の際に返還されていたが、2005年に純金製の3代目トロフィーが製作されたのをきっかけに、保安上の理由からドイツ大会以後は優勝国へのトロフィーの授与は行うものの、それ以後の優勝国への保存はなくなり、閉会式終了後再びFIFAが管理することとなる。なお優勝国にはトロフィーのレプリカが贈賞される。

名称

1974年西ドイツ大会までは「ジュール・リメ杯世界サッカー選手権大会」などと呼ばれていたが、この大会以降は「FIFAワールドカップ」が正式名称である。日本国内でそれ以外の表記は一切認められていないが、雑誌や新聞等では文字数制約などの問題から「W杯」と略されることも多い。 なお、「ワールドカップ」の名称を世界で最初に用いたのはサッカーであり、他競技のワールドカップは、FIFAワールドカップの成功にあやかり命名されたものである。FIFAは「ワールドカップ」の名称を商標登録しようとしたが、これが認められず、「FIFAワールドカップ」で登録した。その為、他競技でもワールドカップの名称が使えることとなった。

かつて日本では「ワールドカップ」と言えばバレーボールワールドカップのことを指していたが、1993年Jリーグ開幕後にサッカー熱が高まり、以降はFIFAワールドカップを指すことが一般的になった。また、ラグビーが盛んなニュージーランドでは「ワールドカップ」と言えばラグビー・ワールドカップを指すなど、サッカー以外の競技の方が普及している国ではその競技のワールドカップを指しており、FIFAワールドカップは「サッカー世界選手権」などと呼ばれている。

賞金

以前はFIFAからの優勝賞金は0円であり、各国のサッカー協会が個々に協賛スポンサーを募り成績に応じて自国のチームに贈ることが多かった要出典。現在は、FIFAがワールドカップ本大会出場国に成績に準ずる賞金を支給する。 2006年のドイツ大会では、32ヶ国の全ての出場チームに準備金として100万スイス・フラン(約9000万円)、グループリーグ全3試合分のマッチフィーとして、600万スイスフラン(約5億4千万円)、合わせて700万スイスフラン(約6億3千万円)を支給。これが本大会出場国の最低保障となる。以後勝ち上がるごとに、賞金は増えていく。決勝トーナメント進出(ベスト16)で850万スイスフラン(約7億6500万円)。ベスト8で1150万スイスフラン(約10億3500万円)。ベスト4で2150万スイスフラン(約19億3500万円)。優勝すれば2450万スイスフラン(約22億500万円)。ちなみに、2002年日韓大会の優勝賞金は1620万スイスフラン(約14億5500万円)。FIFAが2006年ドイツワールドカップで支払った賞金などの総額は3億3200万スイスフラン(約298億8000万円)。ユーロや米ドルではなく、スイスフランで支払われるのは、FIFA本部がスイスのチューリッヒにあるためである(出典:週刊サッカーマガジンNO.1256 2009.9.15)。

2010年南アフリカ大会では優勝賞金を3000万ドル(約26億4000万円)にすると、2009年12月3日にFIFAが発表した。また、準優勝のチームには2400万ドル(約21億1200万円)、3位2000万ドル(約18億円)、4位1800万ドル(約16億円)、グループリーグ敗退国(17位〜32位)も、800万ドル(約7億円)を受け取る。さらに、全出場チームには経費として100万ドル(約8837万円)ずつが支払われる。賞金総額は、前回のドイツ大会に比べて61%増の4億2000万ドル(約369億6000万円)になる見通し[1]。また、同日FIFAは南アフリカ大会に出場する選手の各所属クラブに、総額約4000万ドル(約35億円)の補償金(怪我に対する保険金)が支払われると発表した。各クラブには所属する選手1人につき、大会期間中1日1600ドル(約14万円)が支払われる。補償金制度は2014年の2014 FIFAワールドカップブラジル大会でも採用される予定[2]

大会の方式

開催国立候補の条件

現FIFA会長ゼップ・ブラッターはアフリカでワールドカップを開催するために、「ワールドカップ持ち回りシステム(ローテーションシステム)」を提案、理事会にかけてFIFAの正式な方針とした[3]。そこで、2010年の第19回南アフリカ大会から、原則的に開催は6大陸での持ち回りで行われると決まり、2014年の第20回記念大会はこの原則に基づきブラジル(南アメリカ大陸)で開催される事になった。

しかしながらその後2007年10月29日のFIFA理事会において、2014年大会開催国正式立候補国がブラジル・コロンビアしか出なかった事が問題視。表向きは開催立候補国を多く出させ易くする為という理由でこの原則が見直され、直近で2大会を行う(行った)大陸以外から立候補国を募るという事に改正された。

しかし、現FIFA会長ブラッターが、ワールドカップ持ち回りシステム破棄の理由として「持ち回りシステムの採用は、これまで開催がなかったアフリカ、そして78年以来30年以上もワールドカップを開催していない南米にもっていくための方便だった」と説明しており[4]、持ち回りシステム破棄は当初からの既定路線だった可能性が高い。

この改正により、例えば2018年第21回大会の開催国への立候補は2010年と2014年に開催地となったアフリカと南アメリカ以外のFIFA加入国ならば、制度上はどの国でも立候補が可能となった。2002年の開催国のひとつである日本が再び開催地に立候補するには旧原則下では2022年以降にアジアに開催国立候補権の順番が回ってくるまで待たねばならなかったが、4年早めて2018年大会から立候補する事も可能となった。ただし、日本は2018年の立候補は見送り、2022年への専念を表明している[5]

開催スタジアムに要求される施設面の必要要件は日韓大会の頃より更に厳しくなっている。収容4万人以上の会場が12カ所必要で、開幕戦と決勝戦は8万人が観戦可能な規模の競技場で行う事が基準となる。更に屋根が客席を覆う範囲、控室の設備、さらには観客が利用する場内のトイレ、バリアフリーなどに至るまで細かい条件が設けられている。つまり、FIFAワールドカップを開催する為には開催国において数多くのサッカー競技場施設の新設や大規模な改良が必要になる。

その為、裏を返せば、開催国のサッカー界にとっては、FIFAワールドカップを開催する事によって、政府や行政の大幅な協力を得て自国のサッカー関連施設の水準を一気に世界の最高水準に引き上げ、なおかつサッカーに対して国家レベルでの大規模な強化支援を受ける事が可能となるわけで、各国のサッカー協会にとってはこれもワールドカップ開催の立候補への大きな動機となる。また、この様な大規模な支援が国家・行政レベルで行われる事も、現在では開催立候補に際しての事実上の必要条件となっている。

予選

詳細は 予選 (FIFAワールドカップ) を参照

予選大会は、本大会前に各地区ごとに1~2年間かけて行われ、地区によっては1次、2次、最終予選の段階に分けられる。最終的には「プレーオフ」や「大陸間プレーオフ」が行われ全ての出場国が決まる。現在のルールでは、本大会に進めるのは32カ国(1978年までは1930年1950年を除き16チーム、1982年から1994年までは24チームで、32チームになったのは1998年からである)。なお開催国は予選が免除される。全出場国が決まってから、開催国で各グループリーグの抽選会が行われる。

世界を6地域に分けホーム・アンド・アウェー方式で行う(地域によっては参加国の中から1か国集中型の「セントラル方式」や2か国を特定する「ダブルセントラル方式」を取り入れる場合もある)。アジア地区の予選は1994年アメリカ大会アジア地区最終予選でドーハでのセントラル方式でのリーグ戦が実施され、また1998年フランス大会アジア地区第3代表決定戦がジョホールバルでセントラル方式での1戦のみで実施されたが、その後開催地の調整が難しくなったためホーム・アンド・アウェー方式に変更された。

6地域それぞれに出場枠が定められ、過去の実績で各大陸地区の出場枠が増減される。中には「大陸間プレーオフ」と通称される試合でいわゆる「0.5枠」を争う地区もある(例:アジア地域の出場枠を2.5、北中米カリブ地域の出場枠を2.5枠とすると両地域の予選上位2チームが自動的に本大会に進出し、両地域の3位同士が「大陸間プレーオフ」でホーム・アンド・アウェー方式で対戦する。この勝者が本大会出場権を獲得するシステム。)。

その地区にもう1チーム出場枠が与えられるか否かと言う側面を有する以上に「大陸別の対抗戦」という性格も有するため、地区のプライドとワールドカップ出場による地区全体の発展を鑑みると重要な方式であると言える要出典

本大会

大会ごとに運営方法に変更が生じるが、セントラル方式でのグループリーグと決勝トーナメントから構成される(過去には決勝トーナメントに相当する試合をリーグ戦形式で行ったこともある)。1998年大会以降は、出場32ヶ国が4ヶ国ごとの8組に分かれて、グループリーグを戦い、各グループの上位2ヶ国が決勝トーナメントに進出する。

また、各グループにはそれぞれ開催国と前回優勝国など1か国がシードとして配置される。グループの組み合わせは、シード国を含む欧州地区は(17か国以上出場しない限り)、一つのグループに2か国まで、それ以外の大陸地区は(9か国以上出場しない限り)、同じ大陸勢との対戦は決勝トーナメント以降になる様に配置する。

グループリーグは、出場チームをいくつかのグループに振り分け、グループ内の各チームと1試合ずつ対戦する。試合の結果ごとに「勝ち点」が与えられ(勝利=3点、引き分け=1点、敗戦=0点、1990年大会までは勝利=2点)、全試合終了時に各グループで、勝ち点が最も多い上位2チームが、決勝トーナメントに進出することができる。

決勝トーナメントは、ノックアウト方式で実施され、規定の時間内で決着がつかなかったときは延長戦を、それでも決着がつかないときはPK戦で勝敗を決める。

結果と統計

歴代大会の決勝戦および3位決定戦の結果

開催年 開催国 決勝戦 3位決定戦
優勝 スコア 準優勝 3位 スコア 4位
1 1930年
詳細
ウルグアイの旗 ウルグアイ ウルグアイの旗 ウルグアイ ウルグアイ 4 - 2 テンプレート:ARG1812f テンプレート:USA1912f n/a[6] テンプレート:YUG1918f
2 1934年
詳細
テンプレート:ITA1861 テンプレート:ITA1861f 2 - 1 aet テンプレート:TCHf テンプレート:GER1871f 3 - 2 テンプレート:AUTf
3 1938年
詳細
フランスの旗 フランス テンプレート:ITA1861f 4 - 2 テンプレート:HUN1918f テンプレート:BRA1889f 4 - 2 テンプレート:SWEf
1942年 第二次世界大戦のため非開催
1946年 同上
4 1950年
詳細
テンプレート:BRA1889 ウルグアイの旗 ウルグアイ ウルグアイ n/a[7] テンプレート:BRA1889f テンプレート:SWEf n/a[7] テンプレート:ESP1945f
5 1954年
詳細
スイスの旗 スイス スイス テンプレート:FRGf 3 - 2 テンプレート:HUN1949f テンプレート:AUTf 3 - 1 ウルグアイの旗 ウルグアイ ウルグアイ
6 1958年
詳細
スウェーデンの旗 スウェーデン テンプレート:BRA1889f 5 - 2 テンプレート:SWEf フランスの旗 フランス フランス 6 - 3 テンプレート:FRGf
7 1962年
詳細
チリの旗 チリ テンプレート:BRA1960f 3 - 1 テンプレート:TCHf チリの旗 チリ 1 - 0 テンプレート:YUGf
8 1966年
詳細
イングランドの旗 イングランド イングランドの旗 イングランド 4 - 2 aet テンプレート:FRGf ポルトガルの旗 ポルトガル ポルトガル 2 - 1 テンプレート:URS1955f
9 1970年
詳細
メキシコの旗 メキシコ テンプレート:BRA1968f 4 - 1 イタリアの旗 イタリア テンプレート:FRGf 1 - 0 ウルグアイの旗 ウルグアイ ウルグアイ
10 1974年
詳細
西ドイツの旗 西ドイツ テンプレート:FRGf 2 - 1 オランダの旗 オランダ オランダ テンプレート:POLf 2 - 1 テンプレート:BRA1968f
11 1978年
詳細
テンプレート:ARG1812 テンプレート:ARG1812f 3 - 1 aet オランダの旗 オランダ オランダ テンプレート:BRA1968f 2 - 1 イタリアの旗 イタリア
12 1982年
詳細
スペインの旗 スペイン イタリアの旗 イタリア 3 - 1 テンプレート:FRGf テンプレート:POLf 3 - 2 フランスの旗 フランス フランス
13 1986年
詳細
メキシコの旗 メキシコ アルゼンチンの旗 アルゼンチン 3 - 2 テンプレート:FRGf フランスの旗 フランス フランス 4 - 2 aet テンプレート:BELf
14 1990年
詳細
イタリアの旗 イタリア テンプレート:FRGf 1 - 0 アルゼンチンの旗 アルゼンチン イタリアの旗 イタリア 2 - 1 イングランドの旗 イングランド
15 1994年
詳細
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ブラジルの旗 ブラジル ブラジル 0 - 0 aet
(PK 3 - 2)
イタリアの旗 イタリア テンプレート:SWEf 4 - 0 テンプレート:BULf
16 1998年
詳細
フランスの旗 フランス フランスの旗 フランス フランス 3 - 0 ブラジルの旗 ブラジル ブラジル テンプレート:CROf 2 - 1 オランダの旗 オランダ オランダ
17 2002年
詳細
大韓民国の旗 韓国
日本の旗 日本
ブラジルの旗 ブラジル ブラジル 2 - 0 ドイツの旗 ドイツ ドイツ テンプレート:TURf 3 - 2 韓国の旗 韓国
18 2006年
詳細
ドイツの旗 ドイツ イタリアの旗 イタリア 1 - 1 aet
(PK 5 - 3)
フランスの旗 フランス フランス ドイツの旗 ドイツ ドイツ 3 - 1 ポルトガルの旗 ポルトガル ポルトガル
19 2010年
詳細
南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国
20 2014年
詳細
ブラジルの旗 ブラジル
21 2018年
詳細
2010年12月
選出予定
22 2022年
詳細
2010年12月
選出予定

歴代決勝地

代表別通算成績

順位
国・地域名 出場
優勝
準優
三位
四位
試合
勝利
引分
敗戦
勝点
得点
失点

1 ブラジルの旗 ブラジル ブラジル 18 5 2 2 1 92 64 14 14 206 201 84 +117
2 ドイツの旗 ドイツ ドイツ 16 3 4 3 1 92 55 19 18 184 190 112 +78
3 イタリアの旗 イタリア 16 4 2 1 1 77 44 19 14 151 122 69 +53
4 アルゼンチンの旗 アルゼンチン 14 2 2 0 0 65 33 13 19 112 113 74 +39
5 イングランドの旗 イングランド 12 1 0 0 1 55 25 17 13 92 74 47 +27
6 フランスの旗 フランス フランス 12 1 1 2 1 51 25 10 16 85 95 64 +31
7 スペインの旗 スペイン スペイン 12 0 0 0 1 49 22 12 15 78 80 57 +23
8 テンプレート:SWEf 11 0 1 2 1 46 16 13 17 61 74 69 +5
9 オランダの旗 オランダ オランダ 8 0 2 0 1 36 16 10 10 58 59 38 +21
10 テンプレート:RUSf 9 0 0 0 1 37 17 6 14 57 64 44 +20
11 セルビアの旗 セルビア 10 0 0 0 2 40 16 8 16 56 62 56 +6
12 ウルグアイの旗 ウルグアイ ウルグアイ 10 2 0 0 2 40 15 10 15 55 65 57 +8
13 テンプレート:POLf 7 0 0 2 0 31 15 5 11 50 44 40 +4
14 テンプレート:HUNf 9 0 2 0 0 32 15 3 14 48 87 57 +30
15 メキシコの旗 メキシコ 13 0 0 0 0 45 11 12 22 45 48 84 -36
16 テンプレート:CZEf 9 0 2 0 0 33 12 5 16 41 47 49 -2
17 テンプレート:AUTf 7 0 0 1 1 29 12 4 13 40 43 47 -4
18 テンプレート:BELf 11 0 0 0 1 36 10 9 17 39 46 63 -17
19 ポルトガルの旗 ポルトガル ポルトガル 4 0 0 1 1 19 11 1 7 34 32 21 +11
20 テンプレート:ROUf 7 0 0 0 0 21 8 5 8 29 30 32 -2
21 スイスの旗 スイス スイス 8 0 0 0 0 26 8 5 13 29 37 51 -14
22 チリの旗 チリ 7 0 0 1 0 25 7 6 12 27 31 40 -9
23 パラグアイの旗 パラグアイ 7 0 0 0 0 22 6 7 9 25 27 36 -9
24 デンマークの旗 デンマーク デンマーク 3 0 0 0 0 13 7 2 4 23 24 18 +6
25 アメリカの旗 アメリカ 8 0 0 1 0 25 6 3 16 21 27 51 -24
26 テンプレート:CROf 3 0 0 1 0 13 6 2 5 20 15 11 +4
27 カメルーンの旗 カメルーン カメルーン 5 0 0 0 0 17 4 7 6 19 15 29 -14
28 テンプレート:SCOf 8 0 0 0 0 23 4 7 12 19 25 41 -16
29 韓国の旗 韓国 7 0 0 0 1 24 4 7 13 19 22 53 -31
30 テンプレート:BULf 7 0 0 0 1 26 3 8 15 17 22 53 -31
31 テンプレート:TURf 2 0 0 1 0 10 5 1 4 16 20 17 +3
32 テンプレート:PERf 4 0 0 0 0 15 4 3 8 15 19 31 -12
33 テンプレート:IRLf 3 0 0 0 0 13 2 8 3 14 10 10 0
34 テンプレート:NIRf 3 0 0 0 0 13 3 5 5 14 13 23 -10
35 ナイジェリアの旗 ナイジェリア ナイジェリア 3 0 0 0 0 11 4 1 6 13 14 16 -2
36 テンプレート:COLf 4 0 0 0 0 13 3 2 8 11 14 23 -9
37 テンプレート:MARf 4 0 0 0 0 13 2 4 7 10 12 18 -6
38 テンプレート:CRCf 3 0 0 0 0 10 3 1 6 10 12 21 -9
39 テンプレート:NORf 3 0 0 0 0 8 2 3 3 9 7 8 -1
40 テンプレート:ECUf 2 0 0 0 0 7 3 0 4 9 7 8 -1
41 テンプレート:SENf 1 0 0 0 0 5 2 2 1 8 7 6 +1
42 テンプレート:DDRf 1 0 0 0 0 6 2 2 2 8 5 5 0
43 日本の旗 日本 3 0 0 0 0 10 2 2 6 8 8 14 -6
44 テンプレート:KSAf 4 0 0 0 0 13 2 2 9 8 9 32 -23
45 テンプレート:UKRf 1 0 0 0 0 5 2 1 2 7 5 7 -2
46 アルジェリアの旗 アルジェリア アルジェリア 2 0 0 0 0 6 2 1 3 7 6 10 -4
47 テンプレート:TUNf 4 0 0 0 0 12 1 4 7 7 8 17 -9
48 テンプレート:WALf 1 0 0 0 0 5 1 3 1 6 4 4 0
49 ガーナの旗 ガーナ ガーナ 1 0 0 0 0 4 2 0 2 6 4 6 -2
50 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国 南アフリカ共和国 2 0 0 0 0 6 1 3 2 6 8 11 -3
51 オーストラリアの旗 オーストラリア 2 0 0 0 0 7 1 2 4 5 5 11 -6
52 テンプレート:IRNf 3 0 0 0 0 9 1 2 6 5 6 18 -12
53 朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮 北朝鮮 1 0 0 0 0 4 1 1 2 4 5 9 -4
54 テンプレート:CUBf 1 0 0 0 0 3 1 1 1 4 5 12 -7
55 コートジボワールの旗 コートジボワール コートジボワール 1 0 0 0 0 3 1 0 2 3 5 6 -1
56 テンプレート:JAMf 1 0 0 0 0 3 1 0 2 3 3 9 -6
57 ホンジュラスの旗 ホンジュラス 1 0 0 0 0 3 0 2 1 2 2 3 -1
58 テンプレート:ANGf 1 0 0 0 0 3 0 2 1 2 1 2 -1
59 テンプレート:ISRf 1 0 0 0 0 3 0 2 1 2 1 3 -2
60 テンプレート:EGYf 2 0 0 0 0 4 0 2 2 2 3 6 -3
61 テンプレート:KUWf 1 0 0 0 0 3 0 1 2 1 2 6 -4
62 テンプレート:TRIf 1 0 0 0 0 3 0 1 2 1 0 4 -4
63 テンプレート:BOLf 3 0 0 0 0 6 0 1 5 1 1 20 -19
64 テンプレート:IRQf 1 0 0 0 0 3 0 0 3 0 1 4 -3
65 スロベニアの旗 スロベニア 1 0 0 0 0 3 0 0 3 0 2 7 -5
66 テンプレート:TOGf 1 0 0 0 0 3 0 0 3 0 1 6 -5
67 テンプレート:CANf 1 0 0 0 0 3 0 0 3 0 0 5 -5
68 テンプレート:IDNf 1 0 0 0 0 1 0 0 1 0 0 6 -6
69 テンプレート:AREf 1 0 0 0 0 3 0 0 3 0 2 11 -9
70 テンプレート:CHNf 1 0 0 0 0 3 0 0 3 0 0 9 -9
71 ニュージーランドの旗 ニュージーランド 1 0 0 0 0 3 0 0 3 0 2 12 -10
72 ギリシャの旗 ギリシャ ギリシャ 1 0 0 0 0 3 0 0 3 0 0 10 -10
73 テンプレート:HAIf 1 0 0 0 0 3 0 0 3 0 2 14 -12
74 テンプレート:CODf 1 0 0 0 0 3 0 0 3 0 0 14 -14
75 テンプレート:SLVf 2 0 0 0 0 6 0 0 6 0 1 22 -21

記録

詳細は FIFAワールドカップにおける記録 を参照

詳細は FIFAワールドカップにおける賞 を参照

問題点と課題

出場枠に関する問題

各地域・大陸の出場枠数は各大陸連盟に加盟している国・地域の数と各大陸のサッカーレベルに応じて割り振られている。そのため、ワールドカップでの各大陸の国・地域の成績に応じて変動するのだが、現在は欧州、南米>アフリカ、北中米・カリブ海、アジア>オセアニアと優劣が存在する。

オセアニアに関しては、ドイツ大会では当初1枠が割り当てられることになったが、南米の枠が減るとして南米サッカー連盟 (CONMEBOL)が反発したため、元の0.5枠(南米との大陸間プレーオフ)に戻ってしまった。ドイツ大会ではオーストラリアが出場する(出場権は2005年にオセアニア代表として獲得)が、オーストラリアは2006年1月1日よりアジアサッカー連盟 (AFC)に転籍したため、オーストラリアの活躍(ドイツ大会ベスト16)がオセアニアではなくアジアに反映された。ドイツ大会においてAFC加盟国が1つもベスト16以上に進出しなかったので、4.5枠から3.5枠に減らされる所だったが、オーストラリアがAFCに転籍したことをFIFAに訴え、4.5枠維持が決まった[8]。また、CONMEBOLにとってはあくまで妥協の段階であり、場合によっては再び出場枠拡大を要求するのではないかという懸念もある(南米は10、オセアニアは11の国と地域)。

現FIFA会長ブラッターは、南アフリカ大会でのアフリカ勢の成績次第で、ブラジル大会出場枠を再検討することを示唆している[9]

チケット問題

  • 1998年フランス大会で、初出場を決めた日本代表の応援に詰め掛けたツアー客に本来手渡されるはずだったチケットが主催旅行会社の手続きミスで行き渡らなかったという事態が起こった。
  • その点を改善するため2002年日韓大会ではチケットの販売・管理をFIFA代理店のバイロム社の一括管理、またインターネットオークションでの転売を防止するため、チケット購入者の記名を義務付けたり、1試合の単発チケット以外にもセットチケットとしてスタジアムごとや主要国の出場カードごとにまとめたチケットを発売するなどの改善策を施す。
  • だが、実際にはバイロムの販売能力の低さからチケットが試合直前になるまで到着しなかったり、同社の販売ミスにより空席が目立ったりといった不都合が相次いだため、チケット問題の根本的な改善とは至っていない。

余談

  • 1970年大会から、一貫してアディダスが公式試合球を提供している。アディダス製のサッカーボールのニューモデルの開発スケジュールは、ほぼワールドカップが区切りとなっている。
  • 大会の本戦に出場する国が着用するユニフォームにはその日の自国の対戦カードと対戦日などの刺繍が入り、使用球にも刻まれる。その試合でしか着用・使用されない、非常にレアなものである。
  • 近代サッカー発祥の地であるイギリスは、構成しているイングランドスコットランドウェールズ北アイルランドの4つのサッカー協会(通称「英国4協会」)がFIFAの設立以前から誕生していたことから、これら4協会はイギリス1国としてではなく個別にFIFAに加盟しており、ワールドカップでも1950年ブラジル大会にイングランド代表が初めて出場したのを皮切りにそれぞれ別枠で参加している。因みに、これら4つの代表が本大会に揃って出場したのは1958年スウェーデン大会1回のみ、またウェールズが本大会に出場したのもこの時のみである。なお、1994年アメリカ大会のヨーロッパ地区予選は4代表全てが敗退するという、「サッカーの母国」にとって極めて屈辱的な結果となった。イングランド代表がオランダと伏兵ノルウェーにあと1歩で競り負けたのが特に痛かった。4つの代表が揃って本大会出場を逃してしまったのはこの時のみである。
  • ドイツ大会までの過去18大会は欧州と南米勢が優勝を独占している。欧州勢の優勝は全て欧州での開催だったのに対し、南米勢は南米での開催以外でも優勝していて、欧州では1958年のスウェーデン大会にブラジルが優勝し、対欧州では中立地となる北中米やアジアの大会でも優勝を独占している。2010年の南アフリカ大会は気候面での適応では南米勢が有利な半面、等時刻帯が欧州と接近しているため、時差対応へのハンディが少ない欧州勢が欧州以外の大会で初めて優勝できるかが注目される。
  • 優勝経験のある7カ国の中で、一番優勝回数の多いブラジルのみが地元優勝を果たしていない。2014年大会はブラジルで開催されるため、初の地元優勝を達成できるかが注目の1つである。しかしドイツに敗北してしまった。ネイマールがいなかったのが痛かった。他の6カ国は、1930年のウルグアイ、1934年のイタリア、1966年のイングランド、1974年のドイツ(当時は西ドイツ)、1978年のアルゼンチン、1998年のフランスと、それぞれ1回ずつ地元優勝している。

関連項目

関連書籍

脚注

  1. [1]
  2. [2]
  3. 『大住氏日経サッカーコラム60.「ワールドカップの持ち回りシステム終了」から見えてくるもの』
  4. 『大住氏日経サッカーコラム60.「ワールドカップの持ち回りシステム終了」から見えてくるもの』
  5. 産經新聞』2010年5月11日 【サッカーW杯招致】2022年大会招致に一本化、大阪の新スタジアムなど13会場で 2010.5.11 20:23
  6. 6.0 6.1 第1回の1930年ウルグアイ大会では3位決定戦を実施していないが、FIFAは第1ラウンドおよび準決勝の成績を総合的に判断しアメリカ合衆国を3位、ユーゴスラビア(現セルビア)を4位と認定している。[3]
  7. 7.0 7.1 1950年大会には公式の決勝戦はなかった。優勝は4チームによるグループラウンドにより決定された。しかしながら、各々2試合を終えた時点で優勝の可能性が残るブラジル(勝ち点4)とウルグアイ(勝ち点3)が最終戦で対戦するために、この試合が事実上の決勝戦として扱われる。結果はウルグアイが2-1でブラジルに勝利し、ウルグアイが優勝した。 最終順位: 優勝: ウルグアイ(勝ち点5)、準優勝: ブラジル(勝ち点4)、3位: スウェーデン(勝ち点2)、4位: スペイン(勝ち点1)
  8. 岡ちゃんに新ノルマ“W杯16強”
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外部リンク

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