「グローバル・スプリント・チャレンジ」の版間の差分
提供: Yourpedia
2行目: | 2行目: | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[オーストラリア]]、[[イギリス]]、[[日本]]、[[香港]] | + | [[オーストラリア]]、[[イギリス]]、[[日本]]、[[香港]]、[[シンガポール]]の5ヶ国の競馬団体が主催するもので各国のスプリント重賞競走をポイント制によって争い9競走の終了時点の最高ポイント獲得馬(但し(所属地域を除く)3ヶ国以上出走して42ポイント以上を獲得した最高ポイント獲得馬)が総合優勝となる。 |
− | 2005年の第1回は6競走で行われ、[[香港]]の[[ケープオブグッドホープ]](Cape of Good Hope)が56ポイントを獲得して初代シリーズ優勝馬に輝いた。[[2006年]]の第2回は[[香港スプリント]]が加わり7競走となり、[[オーストラリア]]の[[テイクオーバーターゲット]](Takeover Target)が53ポイントを獲得しシリーズ優勝を成し遂げた。[[2008年]]の第4回は[[オーストラリアステークス]]が対象競走から外れ、新たに[[ジュライカップ]]と[[パティナックファームクラシック]]が加わり8競走となった。 | + | 2005年の第1回は6競走で行われ、[[香港]]の[[ケープオブグッドホープ]](Cape of Good Hope)が56ポイントを獲得して初代シリーズ優勝馬に輝いた。[[2006年]]の第2回は[[香港スプリント]]が加わり7競走となり、[[オーストラリア]]の[[テイクオーバーターゲット]](Takeover Target)が53ポイントを獲得しシリーズ優勝を成し遂げた。[[2008年]]の第4回は[[オーストラリアステークス]]が対象競走から外れ、新たに[[ジュライカップ]]と[[ジ・エイジ・クラシック|パティナックファームクラシック]]が加わり8競走となった。[[2011年]]からは[[セントウルステークス]]が対象競走から外れて入れ替わりに[[高松宮記念_(競馬)|高松宮記念]]が加わる。さらに[[シンガポール]]の参加により[[クリスフライヤーインターナショナルスプリント]]が新たに加わり、全9競走が対象となった<ref>[http://www.jra.go.jp/news/201012/121001.html 2011年グローバルスプリントチャレンジのお知らせ] - JRA公式サイト [[2010年]][[12月10日]]</ref>。また、上記の変更により対象競走がすべてGI競走となった。 |
== シリーズ対象競走 == | == シリーズ対象競走 == | ||
11行目: | 11行目: | ||
! !!競走名!!格付!!開催国・地域!!施行競馬場!!施行コース | ! !!競走名!!格付!!開催国・地域!!施行競馬場!!施行コース | ||
|- | |- | ||
− | |第1戦||[[ライトニングステークス]]|| | + | |第1戦||[[ライトニングステークス]]||G1||[[オーストラリア]]||[[フレミントン競馬場]]||芝1000m |
|- | |- | ||
− | |第2戦||[[ | + | |第2戦||[[高松宮記念 (競馬)|高松宮記念]]||GI||[[日本]]||[[中京競馬場]]||芝1200m |
|- | |- | ||
− | |第3戦||[[ | + | |第3戦||[[クリスフライヤーインターナショナルスプリント]]||GI||[[シンガポール]]||[[クランジ競馬場]]||芝1200m |
|- | |- | ||
− | |第4戦||[[ | + | |第4戦||[[キングズスタンドステークス]]||G1||[[イギリス]]||[[アスコット競馬場]]||芝直線5f |
|- | |- | ||
− | |第5戦||[[ | + | |第5戦||[[ゴールデンジュビリーステークス]]||G1||イギリス||アスコット競馬場||芝直線6f |
|- | |- | ||
− | |第6戦||[[ | + | |第6戦||[[ジュライカップ]]||Group 1||イギリス||[[ニューマーケット競馬場]]||芝直線6f |
|- | |- | ||
− | |第7戦||[[ | + | |第7戦||[[スプリンターズステークス]]||GI||日本||[[中山競馬場]]||芝1200m |
|- | |- | ||
− | |第8戦||[[香港スプリント]]|| | + | |第8戦||[[ジ・エイジ・クラシック|パティナックファームクラシック]]||G1||オーストラリア||フレミントン競馬場||芝1200m |
+ | |- | ||
+ | |第9戦||[[香港スプリント]]||G1||[[香港]]||[[沙田競馬場]]||芝1200m | ||
|} | |} | ||
− | |||
*キングズスタンドステークスは[[2007年]]まではG2に格付けされていた。 | *キングズスタンドステークスは[[2007年]]まではG2に格付けされていた。 | ||
− | * | + | *[[2005年]]のキングズスタンドステークスとゴールデンジュビリーステークスはアスコット競馬場の改修工事により[[ヨーク競馬場]]で開催された。 |
− | + | ||
*2007年のライトニングステークスはフレミントン競馬場の改修工事により[[ムーニーヴァレー競馬場]]で開催された。 | *2007年のライトニングステークスはフレミントン競馬場の改修工事により[[ムーニーヴァレー競馬場]]で開催された。 | ||
+ | *[[2012年]]の高松宮記念は中京競馬場の改修工事により[[阪神競馬場]]で開催される。 | ||
== ポイントシステム == | == ポイントシステム == | ||
44行目: | 45行目: | ||
*シリーズ優勝馬の関係者([[馬主]]・[[調教師]]・[[騎手]])に対してトロフィーが贈呈。 | *シリーズ優勝馬の関係者([[馬主]]・[[調教師]]・[[騎手]])に対してトロフィーが贈呈。 | ||
*馬主夫妻にオーストラリアの[[メルボルンカップ]]、イギリスの[[キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス]]、日本の[[ジャパンカップ]]、香港の[[クイーンエリザベス2世カップ]]の観戦旅行を贈呈。 | *馬主夫妻にオーストラリアの[[メルボルンカップ]]、イギリスの[[キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス]]、日本の[[ジャパンカップ]]、香港の[[クイーンエリザベス2世カップ]]の観戦旅行を贈呈。 | ||
− | * | + | *5つの開催国のうち所属地域を除く3ヶ国で優勝した場合のみ100万[[アメリカ合衆国ドル|USドル]]が贈呈される。 |
== 歴代シリーズ優勝馬 == | == 歴代シリーズ優勝馬 == | ||
60行目: | 61行目: | ||
|- | |- | ||
|2009年||colspan="12" style="text-align:center"|該当馬なし | |2009年||colspan="12" style="text-align:center"|該当馬なし | ||
+ | |- | ||
+ | |2010年||colspan="12" style="text-align:center"|該当馬なし | ||
|} | |} | ||
2011年2月20日 (日) 16:34時点における版
グローバル・スプリント・チャレンジ(Global Sprint Challenge)とは2005年から施行されている1200m前後の競走の競馬の国際競走シリーズである。
概要
オーストラリア、イギリス、日本、香港、シンガポールの5ヶ国の競馬団体が主催するもので各国のスプリント重賞競走をポイント制によって争い9競走の終了時点の最高ポイント獲得馬(但し(所属地域を除く)3ヶ国以上出走して42ポイント以上を獲得した最高ポイント獲得馬)が総合優勝となる。
2005年の第1回は6競走で行われ、香港のケープオブグッドホープ(Cape of Good Hope)が56ポイントを獲得して初代シリーズ優勝馬に輝いた。2006年の第2回は香港スプリントが加わり7競走となり、オーストラリアのテイクオーバーターゲット(Takeover Target)が53ポイントを獲得しシリーズ優勝を成し遂げた。2008年の第4回はオーストラリアステークスが対象競走から外れ、新たにジュライカップとパティナックファームクラシックが加わり8競走となった。2011年からはセントウルステークスが対象競走から外れて入れ替わりに高松宮記念が加わる。さらにシンガポールの参加によりクリスフライヤーインターナショナルスプリントが新たに加わり、全9競走が対象となった[1]。また、上記の変更により対象競走がすべてGI競走となった。
シリーズ対象競走
競走名 | 格付 | 開催国・地域 | 施行競馬場 | 施行コース | |
---|---|---|---|---|---|
第1戦 | ライトニングステークス | G1 | オーストラリア | フレミントン競馬場 | 芝1000m |
第2戦 | 高松宮記念 | GI | 日本 | 中京競馬場 | 芝1200m |
第3戦 | クリスフライヤーインターナショナルスプリント | GI | シンガポール | クランジ競馬場 | 芝1200m |
第4戦 | キングズスタンドステークス | G1 | イギリス | アスコット競馬場 | 芝直線5f |
第5戦 | ゴールデンジュビリーステークス | G1 | イギリス | アスコット競馬場 | 芝直線6f |
第6戦 | ジュライカップ | Group 1 | イギリス | ニューマーケット競馬場 | 芝直線6f |
第7戦 | スプリンターズステークス | GI | 日本 | 中山競馬場 | 芝1200m |
第8戦 | パティナックファームクラシック | G1 | オーストラリア | フレミントン競馬場 | 芝1200m |
第9戦 | 香港スプリント | G1 | 香港 | 沙田競馬場 | 芝1200m |
- キングズスタンドステークスは2007年まではG2に格付けされていた。
- 2005年のキングズスタンドステークスとゴールデンジュビリーステークスはアスコット競馬場の改修工事によりヨーク競馬場で開催された。
- 2007年のライトニングステークスはフレミントン競馬場の改修工事によりムーニーヴァレー競馬場で開催された。
- 2012年の高松宮記念は中京競馬場の改修工事により阪神競馬場で開催される。
ポイントシステム
- それぞれの競走につき優勝10点、2着5点、3着4点、4着3点、5着2点、6着以下は1点のポイントを付与する。
- このシリーズではホーム・アンド・アウェー方式を採用する。
- シリーズ優勝の条件としては3ヶ国以上のレースに出走し、総合42点以上のポイントを獲得した競走馬の中で最高得点馬を優勝とする。よってポイントが規定に満たない場合はシリーズ優勝馬なしというケースもある。
優勝賞品
- シリーズ優勝馬の関係者(馬主・調教師・騎手)に対してトロフィーが贈呈。
- 馬主夫妻にオーストラリアのメルボルンカップ、イギリスのキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、日本のジャパンカップ、香港のクイーンエリザベス2世カップの観戦旅行を贈呈。
- 5つの開催国のうち所属地域を除く3ヶ国で優勝した場合のみ100万USドルが贈呈される。
歴代シリーズ優勝馬
施行年 | 優勝馬 | ポイント | 性齢 | ライトニングS | オーストラリアS | キングズスタンドS | GジュビリーS | セントウルS | スプリンターズS | パティナックFK | 香港スプリント | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2005年 | Cape of Good Hope | 54Pt | 騸7 | 3着 | 1着 | 4着 | 1着 | 不出走 | 11着 | 対象外 | 対象外 | |
2006年 | Takeover Target | 53Pt | 騸7 | 1着 | 不出走 | 1着 | 3着 | 2着 | 1着 | 対象外 | 不出走 | |
2007年 | 該当馬なし | |||||||||||
2008年 | 該当馬なし | |||||||||||
2009年 | 該当馬なし | |||||||||||
2010年 | 該当馬なし |
外部リンク
このページはウィキペディア日本語版のコンテンツ・グローバル・スプリント・チャレンジを利用して作成されています。変更履歴はこちらです。 |
- ↑ 2011年グローバルスプリントチャレンジのお知らせ - JRA公式サイト 2010年12月10日