Theガッツ!

提供: Yourpedia
移動: 案内検索

Theガッツ!(ざ がっつ)は、アダルトゲーム作品のシリーズである。2006年現在はオーサリングヘブンから発売されている。

概要[編集]

第1作はメイビーソフトより1999年に発売された。以降、本シリーズは「マッシヴ・エロコメディ」という比類なきジャンルを自称する。すなわち、鍛えられた筋肉などへのフェティシズム的な嗜好を作品成立に際して重要な要素として内含する。

粗筋としては、恋人にその軟弱な体をバカにされてフラれた青年が、それに一念発起して身体を鍛え男を上げるために肉体労働、すなわち工事現場のアルバイトを始める。……が、そのバイト先が仕事を離れても「肉と肉とがぶつかり合う凄まじい『肉体労働』の現場」であった、という作品である。そのキャラクターの位置関係などから「筋肉ラブひな」「史上最も主人公の貞操の安いゲーム」などの異名を持つ。また、コメディと名乗っているだけあり、ストーリーは一貫して明朗である。

メインヒロイン(というよりはヒーロー)である「タカさん」こと高原美奈子を筆頭に、女性の域を完全に超越した筋肉キャラのオンパレード故に独特の人気を得る。ブランドがコンプリーツの内部ブランドであるオーサリングヘブンに替わって2000年に発売された「Theガッツ!2~海でガッツ!~」以降、年に1作のペースでコンスタントにシリーズ新作が出ていた。2005年には本シリーズのファンからまで無謀と言われながらもOVA化されるなど、エロゲーファンに話題を提供し続けている。

特筆すべきこのゲームの他に類を見ない特色としては、世に主人公がヒロインを襲うアダルトゲームは数多あれども、本作の主人公はヒロインを襲わず(というより襲えず)、逆にヒロインに襲われる上にしかも襲われたならば(ほとんどのケースで体力差の為に)絶対逃げられない、という圧倒的に女性上位な独特のストーリー展開がある。その他、マウスのボタン連打などアダルトゲームでは通常用いられない様な作業もゲーム進行において必要となる。

なお、本シリーズ(「4」を除く)は、コンプリーツから発売された「ボクのヒミツたいけん」シリーズと世界観を共有している(「3」の舞台である「酒田旅館」は「ボクの「なつやすみ」ヒミツたいけん」にも登場する)。

タイトルリスト[編集]

  • Theガッツ! - 1999年
  • Theガッツ!2 ~海でガッツ!~ - 2000年
  • Theガッツ!3 ~山でガッツ!~ - 2001年
  • Theガッツ!Remix - 2001年
    初代"Theガッツ!"にボイスを追加した物。コンプリーツより発売。
  • Theガッツ!4 ~私立ガッツ学園!~ - 2002年
  • Theガッツ!5 - 2003年
  • Theガッツ!6 ~麻雀でガッツ!~ - (発売予定未定)

OVA[編集]

2005年、ANIMACレーベルより発売された。

スタッフ[編集]

  • 原作:コンプリーツ
  • 脚本:村上恒一
  • 演出・絵コンテ・監督:荒木英樹
  • キャラクターデザイン・作画監督:荒木英樹

外部リンク[編集]