PureMail -ピュアメール-
PureMail -ピュアメール- | |
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対応機種 | Windows95/98(CD版) Windows95/98/Me/XP(DVD版) |
開発 | |
発売元 | Overflow |
発売日 | 2000年8月25日(CD版) 2001年12月28日(DVD版) 2007年2月16日(DL版) |
価格 | 税込9,240円(CD版) 税込7,140円(DVD版) |
ジャンル | 純愛アドベンチャーゲーム |
レイティング | 18禁 |
コンテンツアイコン | |
キャラクター名設定 | |
エンディング数 | |
セーブファイル数 | 40 |
セーブファイル容量 | |
メディア | CD-ROM・DVD-ROM |
ゲームエンジン | |
画面サイズ | 800×600 |
BGMフォーマット | PCM・MIDI |
キャラクターボイス | 女性キャラフルボイス |
CGモード | あり |
音楽モード | あり |
回想モード | あり |
メッセージスキップ | あり |
オートモード | あり |
備考 |
『PureMail -ピュアメール-』とは2000年8月25日(CD版。DVD版は2001年12月28日)にOverflowから発売された18禁恋愛アドベンチャーゲームである。
Overflowの第1作として企画(諸般の事情により第2作として発売)された「凌辱・調教」ゲームだが、『らーじ・PONPON』のため企画からメイザーズぬまきちが離れた後、表向きのみ「学園純愛物」に変更された。リアリティにこだわって作られているため、各ヒロインには2、3人のモデルが居り、作中のシチュエーション、メールやチャット内容も取材を元にして生々しさを出している。
目次
ストーリー[編集]
主人公・緒方圭は他人との繋がりなんていらないと自分の殻に閉じこもる日々を送っていたが、その一方で彼はEVEというハンドルの女性と毎晩チャットをしていた。EVEに尊敬される彼は、ある日偶然、EVEがクラスメイトの奈川碧であることを知ってしまう。
登場人物[編集]
- 緒方 圭(おがた けい)
- 主人公。幼い頃に実の両親から虐待を受けたため、現在は親戚である養父母の元で暮らしている。PTSDに陥っているため、人付き合いが悪い。
- 奈川 碧(ながわ みどり)
- 声:ダイナマイト♥亜美
- 圭のクラスメイト。容姿端麗、成績優秀。過去に悲しい経験をしている。ハンドルネーム「EVE」という名で「A.W」(圭のハンドルネーム)と毎晩チャットをしている。外面上では優等生だがチャットでは自分の親友の悪口を書くなど嫉妬深い一面をみせる。エンディングは合計7種類。
- 澤永 美紀(さわなが みき)
- 声:小嶋千明
- 圭とは去年同じクラスだったバスケ少女。碧の親友。圭には去年から想いを寄せていた。明るく活発な少女だが彼女のルートでは親友の碧と圭を引き離すため碧を街の不良と交際させようとするなど腹黒い一面をもつ。エンディングは2種類。
- 『School Days』には、弟の泰介(たいすけ)が登場する。
- 結城 綾華(ゆうき りょうか)
- 声:齋藤よし子
- 圭のクラスの委員長。お金持ちで高飛車。美紀とは犬猿の仲であり、また圭と親しく接する碧に何かにつけて対立する。実家は財閥グループで資産家だがどのルートでも終盤で破産して転校してしまう。エンディングは1種類。
- 緒方 藍(おがた あい)
- 声:寧々
- 圭の妹。血は繋がっていない。主人公に対して口うるさい。そのやかましさは単なる「おせっかいな妹キャラ」を越えるものであり、他のヒロインからの電話を取りつながなかったり彼女のルートでは主人公のチャットに割り込んで「EVE」と別れさせようとするほど。エンディングは2種類。
- 青葉 衣里(あおば えり)
- 声:森本れおな
- 藍の友人。孤高の人。彼女の兄・青葉 ヒデキは街で有名な不良であり、そのため彼女も不良たちから一目置かれているが本人はあまり良く思っていない。エンディングは1種類。
- 真東 悠美(まとう ゆみ)
- 声:春乃うらら
- 圭の学校の生徒会役員。成績優秀な眼鏡っ子。ある意味隠しキャラ扱いであり、2週目以降のある選択肢を選ばないと彼女とは遭遇できない。エンディングは1種類。
- 関端 りん(せきはた -)
- 声:岩泉まい
- 隠しキャラクター。圭の担任の娘。圭をからかったりするが父親は仕事の都合上家にあまりおらず、寂しい思いをしている。最低でもゲームを3週しなければルートに入ることはできず、そのルートに入るのも非常に難しい。エンディングは2種類。
ゲームシステム[編集]
ストーリーを読み進めて行き、途中現れる選択肢を選ぶことによりストーリーが変化していき、最終的に登場する女性のいずれかとの結末を迎える。選んだ選択肢によって特定の女性の感情値が変化し、感情値の状態によってストーリーの特定箇所で出現する選択肢が変化し、それによりストーリーが分岐する。感情値は隠しパラメータのためプレイヤーには分からない。また、奈川碧にのみ隠しパラメータとして調教値がある。
操作には既読スキップ・自動送り・次の選択肢まで進む・前の選択肢まで戻る等があり、システムでは音声・SE・BGMの個別ボリューム、自動送り速度、フォント、女性毎のヘアの有無等が設定できる。
『らーじ・PONPON』のセーブデータがあると、テキストや展開が通常と変わる場合がある。また、エンディングにクレジットされている協力メーカー作品がインストールされているとチャット中のアイコンが各ゲームの物になり、会話にも各ゲーム関連の選択肢が登場する。
ユーザーサポート[編集]
発売後は5回にわたって、週1回更新の公式Webサイト上の公式攻略コーナーにて匿名掲示板・2ちゃんねる等での反応をみながら攻略ヒントを提供したり(公式サイト内「なぜなにピュアメール」)、修正プログラムの配布、ユーザー登録葉書を出したユーザーに最終修正プログラムとアクセサリの入ったCD-ROMを無料配布するなどのユーザーサポートが実施された。
本作品の特異性[編集]
本作品は、それまで、および同時期に発売されたアダルトゲームに比べて明らかな特異性がある。
- 企画当時の同系ゲームは萌えで固められた「お約束」の世界が多かったため、徹底してリアリティが追求されている。
- 従来のアダルトゲームに殆ど存在しないヒロインの性格の二面性が非常にデフォルメした形で描かれている。
- 純愛ルートでの緻密な登場人物達の会話によってキャラクターの性格造型に説得力を持たせ、鬼畜ルートで容赦なく陵辱あるいは調教されるというギャップの大きさ。
- 登場キャラは設定上すべて18才以上であるが、日常会話等を使って巧みに主人公たちの実年齢をプレーヤーに示している。
- 隠れキャラ・関端りんは、オフィシャル設定では「国防大学3年生」の「21歳」で「最年少キャラ」となっている。ちなみに通学にはランドセルを使用。おこづかいは「3ねんせいだから3かける3で900えん」。
その他[編集]
CD-ROM版はソフ倫からクレームが付き回収された。
挑戦的な作品であったため、Niftyその他のフォーラムや一般Webサイトでは賛否両論があった。
オーバーフローぷれじゃ~ボックス(2001年4月27日発売)に「その後のピュアメール」が収録された。
オーバーフロー プレミアム・トリロジーBOX(2006年1月27日発売)に復刻版と「その後のピュアメール」が収録された。
『School Days』のアニメ化(放送開始は2007年7月)に伴い、ダウンロード販売が開始(2007年2月16日)された。
スタッフ[編集]
- 監督・シナリオ監修:メイザーズぬまきち
- キャラクターデザイン・原画:西E田
- OSデザイン:りつべ
- 背景原画:おおしろしげき・かわせみはるか
- シナリオ:屑美たけゆき・マロガッツ・メイザーズぬまきち・GON
- 音楽:ZEL
- サウンドエフェクト・音声編集:みずっち
- オープニングテーマ「OPEN THE MIND」
- 作詞:TEN
- 作曲:ZEL
- 歌:静木亜美
- エンディングテーマ「Angelic Feather」
- 作詞:TEN
- 作曲:ZEL
- 歌:静木亜美
- オープニングテーマ「OPEN THE MIND」
関連商品[編集]
音楽CD[編集]
アニメ[編集]
DVD-PG[編集]
外部リンク[編集]
- Overflow OFFICIAL WEB SITE(年齢確認あり)
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