OMENS OF LOVE
OMENS OF LOVE(オーメンズ・オブ・ラヴ)は、THE SQUARE(現T-SQUARE)が1985年6月21日にリリースした12インチシングル。同年4月1日にリリースされたアルバム『R・E・S・O・R・T』からシングルカットされた。
解説[編集]
スクェアの当時のキーボーディスト・和泉宏隆が作曲し、先行してリリースされた10thアルバム『R・E・S・O・R・T』の1曲目に収録されている曲である。このアルバムからはスクェアのリーダーでギタリストの安藤まさひろが作曲した「PRIME」が「OMENS OF LOVE」同様12インチシングルとしてシングルカットされており、「OMENS OF LOVE」は『R・E・S・O・R・T』からの2枚目のシングルカットである。なお、1枚目のシングルカットである「PRIME」はアルバム『R・E・S・O・R・T』と同時発売であった。
シングルに収録されているものは『R・E・S・O・R・T』に収録されているものと同ヴァージョンである。なおB面の」STIMULATOR〜FEEL ALRIGHT」は『R・E・S・O・R・T』に収録されている「STIMULATOR」(田中豊雪作曲)と「FEEL ALRIGHT」(安藤まさひろ作曲)をつなげた楽曲であるが、1つにつなげられているという点を除けば『R・E・S・O・R・T』収録ヴァージョンと変わらない。
楽曲の「OMENS OF LOVE」は8ビートでアップテンポなので、軽快で爽やかなナンバーであるといえる。電子オルガンや吹奏楽の定番曲となっており、公式なタイアップこそつかなかったものの(但し、1992年に発表された企画アルバム『CLASSICS』に収録されているオーケストラヴァージョンは公式なタイアップがついた)TVやラジオ番組のテーマソングやBGMとしても頻繁に使われた。また、作詞家の松本隆が歌詞を載せ、「ウィンク・キラー」というタイトルで小泉今日子と野村宏伸がカヴァーしたが、小泉ヴァージョンは女言葉で、野村ヴァージョンは男言葉で歌詞が書かれている。なお小泉今日子が歌う「ウィンク・キラー」は小泉の7枚目のオリジナルアルバム『Flapper』に収録されている。
スクェアのライヴでもよく演奏され、「TRUTH」が発表されるまではスクェアの代表曲として有名であった。
収録曲[編集]
- OMENS OF LOVE - 和泉宏隆作曲
- STIMULATOR〜FEEL ALRIGHT - 田中豊雪・安藤まさひろ作曲
楽曲の「OMENS OF LOVE」が収録されているアルバム[編集]
- THE SQUARE『R・E・S・O・R・T』(1985年4月1日発売)
- THE SQUARE『THE SQUARE LIVE』(1985年8月2日発売)
- ライヴアルバム。
- T-SQUARE & ROYAL PHILHARMONIC ORCHESTRA『CLASSICS』(1992年11月1日発売)
- THE SQUARE/T-SQUARE『Wordless Anthology II -Masahiro Andoh Selection & Remix+1-』(1999年2月20日発売)
- ベストアルバム。
- THE SQUARE『MOMENT』(2001年1月24日発売)
- 2枚組のライヴアルバム。「ADVENTURES」とのメドレーで演奏されている。
- 『THE SQUARE SINGLE COLLECTION』(2001年8月22日発売)
- スクェアのシングル曲を集めたベストアルバム。
外部リンク[編集]
- 上の2つのサイトで「OMENS OF LOVE」をサビの前の部分を30秒間試聴できる。