2021年10月11日
2021年10月11日(月)は、2021年のカレンダーに祝日と書いてあったとしても、平日ですのでご注意ください。
経緯[編集]
2021年10月11日は、10月の第2月曜日で、日本では祝日(2019年までは「体育の日」、2020年は「スポーツの日」)にあたる日だったが、2021年7-8月に東京五輪2020を開催するにあたり、開会式予定日の7月23日を改正特別措置法により休日としたため、振替えられて平日となった[1][2]。
改正特別措置法は、東京中心部の混雑緩和を目的として、2020年11月27日に参議院本会議で可決、成立した[3]。2021年のカレンダーは、早い出版業者では2019年末、遅い業者でも2020年春には印刷が開始されており、このため祝日の修正が間に合わないまま流通した2021年のカレンダー・手帳が多かったとみられている[4]。
東京五輪開催関連で平日となった祝日は下記の3ヵ日[1][5]。
- なお、8月8日(日)が祝日となったため、平日だった翌8月9日(月)は振替休日となった[1]。
注意喚起[編集]
2021年10月5日に内閣府政府広報オンラインがツイッターで、同年10月11日はカレンダーが祝日になっていても平日だから注意するようにと呼掛けをした[3][2]。
これに対して10月10日夜までに30件弱のリプライがあったが、その内容はかいつまんで書くと「祝日に戻せ」(2件)「損した」「余計なことするな」(2件)「祝日でも仕事だから関係ない」(4件)「祝日を増やせ」(3件)「不規則だ」「いや、祝日だ」「わかった」「紛らわしい」「スマホのカレンダーは平日になっているから大丈夫だ」「有休取得促進を訴えた方がいい」「ちょうど都合がいい」「税収が増えると思って喜んでいるのか」「気付かないふりをして皆休め」「私は休む」「祝日がなくて辛い」(2件)「休むつもりだった」(2件)などであった(他に無関係と思われるツイートが2件、意味のよくわからないツイートが1件があった)[2]。
関連リンク[編集]
- 内閣官房 東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局「2021年の祝日移動について」首相官邸、2020年12月21日
- 内閣府ホーム > 内閣府の政策 > 制度 > 国民の祝日について 2021年10月10日閲覧
附録[編集]
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 政府広報 (2021) 内閣府政府広報オンライン(@gov_online)- Twitter 2021年10月5日 午後0時30分のツイート 2021年10月10日閲覧
- 毎日新聞 (2021) 毎日新聞デジタル報道センター「「10月11日は平日です!」 カレンダーに要注意、政府が呼びかけ 」『毎日新聞』2021年10月5日 15時14分(最終更新10月5日 22時51分)
- 共同通信 (2021) 共同通信「10月11日は「平日」です 五輪で祝日移動、注意を 」『東京新聞』2021年10月9日 17時13分
- 朝日新聞 (2021) 斉藤佑介「10月11日は「平日」 「カレンダーにご注意を」政府も発信 」『朝日新聞』2021年10月10日 8時00分