飯岡駅
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飯岡駅(いいおかえき)は、千葉県旭市後草にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)総武本線の駅である。
歴史[編集]
- 1897年(明治30年)6月1日 - 総武鉄道の駅として開業。
- 1907年(明治40年)9月1日 - 総武鉄道が買収され、国有鉄道の駅となる。
- 1982年(昭和57年)4月1日 - 貨物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本に継承。
- 1997年(平成9年)9月14日 - 開設100周年にあわせて駅舎を改築、開業当初からの木造駅舎に代わり現在のRC造駅舎が開業。
- 2009年(平成21年)3月14日 - ICカード「Suica」サービス開始。東京近郊区間に組み込まれる。
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。貨物営業時は3番線があった。
銚子駅管理のJR千葉鉄道サービスが駅業務を受託している業務委託駅で、みどりの窓口(営業時間 7:15 - 17:30)、簡易Suica改札機が設置されている。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■総武本線 | 上り | 旭・八日市場・成東・八街・佐倉・千葉・東京方面 |
下り | 銚子方面 |
- 行き違いのない場合は、駅舎側の1番線を使用する。
- 2番線は特急「しおさい」の待避、上下列車の行き違いに使用する。
- 1番線を上下本線とした一線スルー構造であり、1・2番線いずれも両方面からの到着及び出発が可能である。
- ホームは10両編成までに対応する。
利用状況[編集]
2012年度の乗車人員は1日平均751人であった。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1990年 | 1,049 |
1991年 | 1,047 |
1992年 | 1,052 |
1993年 | 1,039 |
1994年 | 966 |
1995年 | 1,020 |
1996年 | 1,010 |
1997年 | 1,049 |
1998年 | 986 |
1999年 | 966 |
2000年 | 948 |
2001年 | 928 |
2002年 | 941 |
2003年 | 919 |
2004年 | 914 |
2005年 | 921 |
2006年 | 873 |
2007年 | 818 |
2008年 | 805 |
2009年 | 791 |
2010年 | 785 |
2011年 | 754 |
2012年 | 751 |
駅周辺[編集]
バス路線[編集]
のりば | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
飯岡駅 | 海上地区ルート | 岩井不動下・幾世・松ケ谷新田・飯岡駅 | 旭中央病院 | 旭市コミュニティバス | 右回り、昼夕運転 |
岩井不動下・松ケ谷新田・幾世・飯岡駅 | 旭中央病院 | 左回り、朝運転 | |||
旭中央病院 | |||||
飯岡地区ルート | 飯岡支所入口・玉崎神社・上永井集落センター | 防衛庁入口 | 旭市コミュニティバス | 夕運転 | |
三川浜区民館・保健・福祉センター ・玉崎神社・飯岡駅 | 旭中央病院 | ||||
旭中央病院 |
その他[編集]
- 1993年(平成5年)にフジテレビ系列で放送されたドラマ「If もしも〜打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」 の舞台として登場する。このドラマを監督した岩井俊二はテレビドラマのシリーズ中の一作品にもかかわらず日本映画監督協会新人賞を受賞しており、監督の出世作となった。
- 合併で旭市になる前は旧海上町の中にあり(開業時は嚶鳴村)、旧飯岡町ではなかった。にもかかわらず「飯岡」という駅名にした理由は、当初は飯岡中心部を経由する予定だったものを住民の反対で経路が変更になったことによるといわれている。ただし、駅開設時に当該市町村に属していなくても近隣の名邑の名を採用することは珍しくない。
- 「飯岡」という駅名故にタクシー乗車時には駅が飯岡町内にあると思い込み、飯岡町役場のつもりで「役場まで」と行き先を告げると、飯岡町役場ではなく、海上町役場まで連れていかれるというケースが多発していたこともあり、飯岡という駅名を町名に合わせて「海上」に改称を要求する声が出ていたこともある。
- 改築以前の木造駅舎は総武鉄道時代からのもので、白土貞夫の著書では「千葉県最古の駅舎」と紹介されたこともある。
- 当駅 - 倉橋駅間は強風の影響を受けやすく、しばしば速度規制や運転中止になる。その際、当駅にて千葉駅方面に折り返し運転を行う場合がある。
隣の駅[編集]
※当駅に一部が停車する特急「しおさい」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。