静岡県教育委員会
静岡県教育委員会(しずおかけんきょういくいいんかい)は、静岡県の教育委員会である。
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概要[編集]
静岡県内の教育に関する事務を所掌する行政委員会であり、6人の委員で構成される。2011年現在の教育委員長は、金子容子。 近年は、学力向上、高校改革などの教育改革に取り組んでいる。
広義では、教育委員会の事務を担当する執行機関である教育委員会事務局を含めて、教育委員会と呼ぶこともある。教育委員会の事務の執行責任者であり、事務局の長である教育長は、教育委員会の委員を兼任する。2011年現在の教育長は、安倍徹。
また静岡の教諭、女子高生と性的関係(2012年7月)[編集]
女子生徒と不適切な関係を持ったとして、静岡県教委は2012年7月23日、県中部の県立高校に勤務する男性教諭(25)を懲戒免職処分とした。県教委による教職員への懲戒処分は今年度6件目。
発表によると、男性教諭は、2011年5月、勤務先の女子生徒から「教科について質問したい」などと携帯のメールアドレスを聞かれ、アドレスを教えた。その後、私的な相談も受けるようになり、2011年8月と2012年6月の2回、女子生徒とホテルで性的な関係を持った。2012年6月に別の生徒から学校側に「(2人が)親密な関係にあるようだ」と情報提供があり、学校側が聞き取りをしたところ、教諭は行為を認めた。教諭は「生徒に誘われ、断り切れなかった。教員として未熟だった」という趣旨の話をしている。
県教委の指針では、懲戒免職となった教職員については原則、氏名を公表しているが、今回は女子生徒の保護者から要望があり、公表を見送った。また、県警への報告についても、同様に見送った。
県教委は教職員に対し、原則として〈1〉生徒と私的なメールのやりとりをしない〈2〉異性の生徒との2人きりの状況を避ける――などを指示しているが、男性教諭は「悪いことと分かっていたので、周囲に相談できなかった」とも話した。
安倍徹・県教育長は「教諭が適切な判断行動を取れなかったため起きたものと考えている。今後、使命感・倫理観の高揚を図り、信頼回復に努めたい」とコメントした。
「どう考えてもアウト」中学教師、女子の肩や頭抱きよせ、合宿では自室で抱く→浜松市教委、セクハラ認定せず[編集]
浜松市内の市立中学校に勤務していた当時30代の男性教諭が、2007~08年に教え子の女子生徒に抱きつくなどの行為を複数回していたにもかかわらず、この事実を知った市教委が、セクハラやわいせつ行為とは認定せず、発覚から2年近く経過してから「不適切な指導」として文書訓告処分としていたことが2012年7月30日、市教委への取材でわかった。
市教委は処分を公表していなかった。市教委などによると、男性教諭は自らが顧問を務めていた陸上部に所属する女子生徒に対し、2007年10月から08年4月までに、部活の指導名目などで女子生徒と2人きりになり、車の中などで肩や頭を抱き寄せて話をしたり、生徒の手を握ったりしたほか、合宿中の宿泊先で生徒を深夜に自分の部屋に呼び、抱きつくなどした。こうした行為は少なくとも6回あったという。
生徒が保護者に「学校に行きたくない。部活を続けられない」などと相談し、2008年4月頃に発覚した。市教委は教諭から事情を聞いたが、教諭は「指導のフォローのつもりだった」などと話し、わいせつやセクハラ目的ではなかったと主張したという。その後、教諭は自宅謹慎となり、そのまま特別休暇を取った。
市教委は発覚から約2年が経過した2010年3月、〈1〉直接的なわいせつ行為と判断できない 〈2〉過去の事案との比較――などを理由に教諭を懲戒処分でなく、「不適切で行き過ぎた指導」 として文書訓告処分とした。男性教諭はその後、自己都合退職した。
同市教委の基準では、児童生徒へのわいせつ行為は原則として懲戒免職処分、「セクハラ」も「不適切な言動」も戒告、減給、停職、免職の処分を下すことができる。しかし、この事案については「セクハラとは判断できず、懲戒には至らない」と判断したという。基準では、免職や停職は公表の対象になるが、内規処分である文書訓告は原則として公表されない。
処分まで約2年かかった理由について、市教委教職員課は「(当時の担当者が)在校中の被害者に配慮したためでは」などとしている。ある市教委関係者は「どう考えてもアウトの事案。当時の判断がどうしてこうなったのか」と話した。
組織[編集]
- 教育総務課
- 教育政策課
- 財務課
- 福利課
- 学校教育課
- 学校人事課
- 社会教育課
- 文化財保護課
- スポーツ振興課
- 静東教育事務所
- 静西教育事務所
- 埋蔵文化財センター
所在地[編集]
- 〒420-8601 静岡県静岡市葵区追手町9番6号