雨だれ前奏曲(読み:あまだれ ぜんそうきょく)はフレデリック・ショパンの前奏曲作品28の中第15曲の通称。変ニ長調。
三部形式で、変ニ長調の主部の中に異名短調の嬰ハ短調がはさまれる形。変イ-嬰トの繋留音が両調に共通しており、サブリミナル効果のように全曲を支配する。
求められる演奏技術は比較的平易で、特徴的な繋留音により"雨だれ"の俗称で親しまれる。