陸前山王駅
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陸前山王駅(りくぜんさんのうえき)は、宮城県多賀城市山王字千刈田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)・仙台臨海鉄道の駅である。
JR東日本・JR貨物の東北本線と、当駅を起点とする仙台臨海鉄道の臨海本線(貨物線)が乗り入れる。
歴史[編集]
- 1933年(昭和8年)8月15日 - 塩竈線の多賀城前駅(たがじょうまええき)として開業。
- 1944年(昭和19年)
- 1956年(昭和31年)7月9日 - 海岸線に塩釜駅が設置され、塩竈線は塩釜線と改称し旅客営業廃止。
- 1971年(昭和46年)10月1日 - 仙台臨海鉄道線開業。
- 1984年(昭和59年)12月1日 - 出改札中止、運転要員のみ配置(出改札無人化)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、国鉄駅はJR東日本が継承。
- 1997年(平成9年)4月1日 - 塩釜線廃止。
- 1998年(平成10年) - 旅客扱要員を再配置、出改札再開。
- 2003年(平成15年)2月20日 - 自動改札機設置。
- 2003年(平成15年)10月26日 - ICカード「Suica」サービスが開始。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 再度、旅客扱要員の配置を廃止、出札窓口閉鎖。国府多賀城駅員が売上集計や巡回のみ行う。
- 2008年(平成20年)2月 - 汲み取り式だったトイレを完全新築、水洗化。
- 2008年(平成20年)4月1日 - 運転扱業務を仙台臨海鉄道へ完全委託。
駅構造[編集]
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。ホームは跨線橋で繋がっている。
当駅から仙台臨海鉄道(貨物線)が分岐するため構内は広く、多くの留置線が敷設されている。また、かつてはこの駅から塩釜線(貨物線)も分岐していた。
運転扱い要員(仙台臨海鉄道社員。JR分も同社に委託)が配置されているが、旅客扱い要員は配置されていないため無人駅である。自動改札機、自動券売機(1台のみ)が設置されている。以前はPOS端末など係員用機器も設置されていたが、旅客扱い要員の配置が廃止されたために撤去された。多賀城駅の管理下にある。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■東北本線 | 下り | 小牛田・一ノ関方面 |
2 | (予備ホーム) | ||
3 | ■東北本線 | 上り | 仙台・白石・福島方面 |
※2番線(中線)は2014年時点で定期旅客列車は入線しないが、回送列車や貨物列車が使用する。
利用状況[編集]
2004年度の乗車人員は1日平均433人であった。
2001年度中に国府多賀城駅が開業したが、2002年に当駅の利用が減少している。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2000 | 635 |
2001 | 555 |
2002 | 445 |
2003 | 441 |
2004 | 433 |
駅周辺[編集]
- 多賀城市立第二中学校
- 多賀城市山王地区公民館
- 多賀城市立図書館山王分室(公民館内)
- 南宮簡易郵便局
- 県道35号泉塩釜線
- ヨークベニマル多賀城店
- 東北本線利府支線 新利府駅(北へ約2.6km)
- 仙石線 中野栄駅(南へ約2.8km)
バス[編集]
コミュニティバス
- 【多賀城西部線】岩切駅・山王公民館・国府多賀城駅南口・多賀城市役所・多賀城駅
駅には直接乗り入れず、山王公民館前にバス停がある。
隣の駅[編集]
- 仙台臨海鉄道
- 臨海本線
- 陸前山王駅 - 仙台港駅
かつて存在した路線[編集]
- 日本貨物鉄道
- 塩釜線(廃線)
- 陸前山王駅 - 塩釜埠頭駅
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 陸前山王駅(各駅情報) - 東日本旅客鉄道