都営バス都04系統
提供: Yourpedia
小ぶりな路線だが…… もともとは東16(現在の東16とは違う。ご注意を)という路線が母体となっているが、これは朝夕のみの運転だった。本数が多かったり、都市新バスになったというのは、やはり銀86の力によるところが大きいだろう。当時の交通局のお知らせでは「東16」+「銀86」→「銀16」となっているが、これは、東16の区間を、そして銀86の本数の多さを継承した……ととらえた方が良いだろう。 銀86は渋滞が多く、定時性を守りにくいルートだった。そのときと比べると、かなりの収支改善がなされたようだ。昭和63年には「グリーンアローズ」として都市新バス化がなされ、大躍進した。しかし平成12年の大江戸線勝どき駅開業で打撃を受けている。本数も結構減らされてしまい、先行きがやや不安である……。
勝どき五丁目経由 旧・東16の名残をとどめているのがこれ。新島橋~月島警察署間で大回りし、専用の「勝どき五丁目」停留所を通る。朝の豊海発、夕の東京発の一部便のみが経由する。勝どき五丁目停留所自体は月島警察署からも歩ける距離にあるのだが、律儀に昔の経路をなぞっているのである。 夕方の勝どき五丁目経由に乗車すると、新島橋を渡ってすぐの交叉点を右折する。右折したバスは狭い道を走って突き当たりを左折、そしてすぐ左折すると勝どき五丁目である。バスは勝どき五丁目を出ると、少し走って清澄通りへ右折。何もなかったかのように本来の経路を走っていく。その間所要時間約2分。知らない人からすれば、なぜこんな小路に入るのか驚くであろう。