神道大成教
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神道大成教(しんとうたいせいきょう)は、1879年(明治12)に大宮氷川神社の宮司・平山省斎が創始した神道の一教派。惟神(かんながら)の道を根本としながら、諸派や儒教、仏教、淘宮術などの教義を集大成することに意義がある、とした。[1]
沿革[編集]
明治12年(1879)9月、神道教導職の大教正だった平山は、惟神(かんながら)の道を根本としながら、御嶽教、禊教、儒教、仏教、淘宮術などの教義を集大成することに意義がある、として、本教大成教会の設立許可を受けた(教長:平山)[1]。
明治15年(1882)5月に大成教として独立。神官教導職の廃止に伴い、神職を辞した平山が管長となった。[1]
明治23年(1890)の「教会所説教所取調書」によると、埼玉県下にある教会所・説教所の総数305ヶ所、うち教派神道系120ヶ所のうち、大成教は16ヶ所を占めていた。[2]
付録[編集]
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 埼玉県史 (1988) 著者不詳「三 新興宗教・キリスト教の伸長(一)教会所・説教所の簇生」『新編埼玉県史 通史編5 近代1』埼玉県、680-685頁、NDLJP 9644254/371