真・女神転生ポータル

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要望内容:メガテンネットについて

真・女神転生ポータル(しん・めがみてんせいポータル)は日本のコンピュータゲーム会社であるアトラスによって2004年11月1日から2007年4月13日まで運営されていたウェブサイト。同社より発売されているコンピュータRPG真・女神転生シリーズ」についての総合的な情報を扱う公式のポータルサイト。通称「メガテンポータル」。

色は赤と黒を基調にしており、同シリーズに登場するキャラクターであるピクシージャックランタンなど金子一馬副島成記によるイラストが多数使われていた。リンクバナーには『女神異聞録ペルソナ』のキャラクターであるイゴールが描かれていた。

歴史[編集]

前身にあたる「メガテンネット」(後述)に代わって2004年11月1日にオープンし、その後3年間に渡ってシリーズ作品についての情報を提供し続けたが2007年4月13日をもって閉鎖された。「閉鎖のお知らせ」には4月13日以降に新しい企画と共に新しいサイトをオープンしたいと発表され、4月16日より「アトラスネット」という女神転生以外に『オーディンスフィア』などアトラスの作品を総合的に扱うサイトがオープンした。

当初は http://www.atlus.co.jp/megaten-portal/index.html というアドレスだったが、後に http://www.megamitensei.jp/ に変更された。理由は不明。

内容[編集]

メガテンシリーズの総合公式サイトということで、製品情報、パブリシティ情報、イベント情報、各種関連企業へのリンク、読者からの投稿イラストの掲載、広報担当者がユーザーからの質問に回答するコーナーなどがあった。開設当初はファンたちが集うコミュニティ機能が追加される予定とも報じられたが、結局実現しなかった。

製品情報[編集]

2004年の段階で現役で活躍しているゲーム機だったプレイステーション(PS)、ゲームボーイアドバンス(GBA)、Xboxプレイステーション2(PS2)、プレイステーション・ポータブル(PSP)で発売されている女神転生シリーズのソフトの紹介、サントラCD、攻略本、各種グッズの紹介ページ。ただし、攻略本についてはいわゆる「公式本」についての紹介のみで、メディアワークスから発売されていた電撃レーベルの攻略本については紹介されなかった。「まとめて答えます」の質疑応答によると『魔神転生』シリーズなど当時すでに製造していなかったタイトルについても紹介したいと発表されていたものの、実現しなかった。

まとめて答えます[編集]

ユーザーからメールで寄せられた質問や要望に、アトラスの広報担当者が答えるページ。当初は「麟太」という担当者が答える「麟太がまとめて答えます」というコーナーだったが企画マン宇田にバトンタッチ後はこのコーナー名に変更。ただし、製品に対しての質問についてはプロモーション戦略を考えれば公式発表される前に質問コーナーで答えるわけにも行かないため殆どの場合は明言を避けており、回答になっていなかった。

一方で、『デジタル・デビル・サーガ アバタール・チューナー2』のサウンドトラックは発売されないかとの質問がされた後にCDの製品化が実現したり、『真・女神転生デビルサマナー』の移殖はされないのかとの質問があった後に、PSPへの移殖が発表されたりと、ユーザーからの声をメーカー側に届ける一定の役割は果たしていた。

メガテンアートギャラリー[編集]

ファンからの投稿イラストを展示するコーナー。開設当初は多くのイラストが公開されていたが、更新頻度は低かった。リンクバナーはペルソナ2に登場したキャラクター「悪魔絵師」のイラスト。

メガテン映像資料館[編集]

メガテンシリーズの以下の作品のオープニングムービーやプロモーションムービー、CMムービーが閲覧できた。リンクバナーは女神異聞録ペルソナに登場した「ベラドンナ」。

メガテンポータル開設中には『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団』や『ペルソナ3』も発売されたが、公式サイトでムービーが公開されているこれらの作品については紹介されなかった。

DDSプレイバック[編集]

DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー』の開発者コラム。アトラスのマスコットキャラである雪だるまの姿をした妖精「ジャックフロスト」が開発者にインタビューするという形式。数か月に渡って連載され、シナリオ担当、バトル担当、ビジュアル担当、悪魔モデリング担当、最強と名高い隠しボスの担当などが開発時のエピソードやボツネタなどを公開していた。悪魔のモデリングには3~4週間かかるなど貴重な話も。

真・女神転生デビルサマナー プレイバック[編集]

真・女神転生デビルサマナー」(以下デビルサマナー)の開発者コラム。2005年末に発売されたPSP版デビルサマナーにあわせた企画。デビルサマナーの開発スタッフである磯貝正吾らがオリジナルであるセガサターン版の開発秘話を明かしつつ、PSP版についての追加要素や開発についての裏話が語られていた。前編・後編に分けて掲載された。この記事はデビルサマナーの公式サイトからもリンクが張られていたが、閉鎖後はデッドリンクとなっている。

また、「女神転生 悪魔召喚録」や「金子一馬画集」、「真・女神転生カードゲーム」など他社のメガテン関連商品の公式ページへのリンクも貼られていた。

閉鎖の理由[編集]

閉鎖の理由については「諸般の事情」としか発表されていない。

関連サイト[編集]

メガテンネット[編集]

メガテンネット (MEGATEN NET) は2002年2月に『真・女神転生III-NOCTURNE』の発売に合わせてオープンしたアトラスの女神転生(メガテン)公式サイト。無料の会員制サイト。

FLASHで作られており、入り口は『デビルサマナー ソウルハッカーズ』に登場する業魔殿を模したアドベンチャーゲーム風と凝った作りになっていた。一方で、2002年当時はまだナローバンドのユーザーも少なくなかったため、必ずしも快適な仕様とは言いがたかった。チャット掲示板もありメガテンファン同士の交流を促すサイトとしての意味合いが強かった。会員のみが閲覧できるプロモーションムービーなども存在した。

人気のためにアクセスが集中し、サイトが重くなることもあったため、何度か仕様が改善された。2004年10月31日に閉鎖し、会員以外でも利用可能な『真・女神転生ポータル』に移行した。


アトラスネット[編集]

アトラスネット (ATLUS NET) は2007年4月に『真・女神転生ポータル』に代わってオープンしたアトラスのゲームの総合ポータルサイト。メガテンシリーズのアートディレクターである金子一馬、ミュージックコンポーザーである目黒将司、『真・女神転生III』や『ペルソナ3』のディレクターである橋野桂、ペルソナ3のアートディレクターの副島成記のコラムがあるほか、メガテンシリーズ以外の作品についても紹介されている。『オーディンスフィア』、『グローランサーVI』などは公式サイトとは違った切り口で触れられている。メガテンネットやメガテンポータルがダーク系の配色だったのに対し、こちらは白系でさわやかな配色がなされている。

メガテンポータルにあったコンテンツは継承されておらず、全く新しいサイトとなっている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

テンプレート:女神転生