相撲最強論

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相撲最強論(すもうさいきょうろん)とは、あらゆる格闘技のなかで相撲が最強であるという仮説。日本テレビ特命リサーチ200Xで紹介され、話題となった。

論拠[編集]

番組では、相撲の力士は豊かな脂肪筋肉に覆われているため、頭から下への攻撃は全く効かない。頭部への打撃も太い首のおかげで無効であり、たとえキックボクサーのハイ・キックを受けても失神することはない。攻撃面でも、体重ののった張手一発でボクサーもキックボクサーも吹き飛ばされる。全身筋肉に覆われた力士こそが最強であると紹介された。

しかし、この説はこれが最初ではなく、古くから最強格闘技に関する議論では取り上げられたことが再三ある。アントニオ猪木の異種格闘技戦が評判になった頃、高見山大五郎がこれを評して相撲の方が強い旨の発言をして話題となった例もある。力道山の必殺技だったチョップは空手チョップと言われた(アメリカでは柔道チョップと言っていた)が、実際には張り手の応用であった。

相撲最強論批判[編集]

一般によくあげられる批判として、「相撲は試合時間が短く、持久力がない」というものがあるが、これは練習時間も短いのではないから必ずしも当たらない(本場所の取組では、1955年9月場所の横綱千代の山関脇若乃花の一番で水入り取り直しの計17分15秒という記録がある)。しかし、相撲においては相手を土俵から出すか体を土俵に着ければ負けなので相手を移動するために押す・倒すために投げる、と言う側面が強く、極端な表現をすれば相手を「殺す」技に乏しいと言う指摘もある。

格闘家の船木誠勝UFC1のビデオの解説のなかで、元力士のテイラ・トゥリの身体を見て、「格闘家の身体としては無駄がある。スタミナは絶対ない」と指摘している。

格闘家に転向した主な力士[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 吉福 康郎 『格闘技「奥義」の科学―わざの真髄』 (ブルーバックス)(新書)

脚注[編集]

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