法隆寺上御堂(ほうりゅうじかみのみどう)は、奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内の重要文化財。
法隆寺大講堂の背後にあり、奈良時代に天武天皇の皇子舎人親王が発願して建立されたと伝わるが、平安時代に大風被害により倒壊したため、鎌倉時代に現在の堂が再建された。桁行七間、梁間四間、単層、入母屋造、本瓦葺で、明治31年旧国宝に指定された。堂内に釈迦如来三尊像(平安時代、国宝)と四天王像(室町時代、重要文化財)を安置しており、毎年11月1日から3日間、特別開扉されている。