東京コンプレックス
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東京コンプレックス(とうきょうこんぷれっくす)は東京にコンプレックスを持つ住人の事。関東近県(特に千葉県・埼玉県・茨城県・山梨県)と、同じ東京都でも多摩地域や23区内でも足立区・葛飾区・江戸川区・練馬区・板橋区・豊島区、関西各府県に多い。池袋で有名な豊島区が入っているのは意外かも知れないが、池袋以外は普通の住宅街であり、漫画家の加瀬あつしは池袋を(本人が実際行って見るまで)「埼玉県だと信じていた」と自身の漫画・カメレオンの単行本の雑談ページで載せている。
神奈川県は横浜の存在があまりにも大きいのと、隣の東京都大田区は、横浜・川崎のベッドタウンとして昔から存在している(また逆に大田区から横浜に通勤・通学するいわゆる東京県民が多い事もあり)東京コンプレックスを持つ人間は、あまりいないと言う。(ただし熱烈なベイスターズファンは、アンチ巨人の本能ゆえに、巨人=東京と言う観点があまりにも多いので、神奈川県で東京コンプレックスを持つのは熱烈なベイスターズファン位とまで言われる程である。)
また関西人のひがみも東京コンプレックスとして捉えられるが、京都府(ただし京都市のみ)だけは、(過去、日本の首都だったプライドもあって)東京を見下した反応を示している。尚、京都人が東京に行く事を上京とは言わず都落ちとまで言う位である。しかし、言わずもがな都市としての評価は雲泥の差である。
背景[編集]
- 東京都は戦後の高度経済成長期時代の大発展により「単なる日本の首都」から、「三大世界都市・TOKYOと呼ばれる位の大変貌を遂げた。(他の2大都市はニューヨークとロンドン)」大変貌を遂げたのは東京都と言っても、六本木・青山・渋谷・原宿・新宿駅周辺・歌舞伎町界隈・文京区で、他の23区や近県は「時代に取り残されるような感じ」が背景で、東京コンプレックスが生まれたと言う。
- ただし近年は、足立区・葛飾区・江戸川区の存在が全国区で知られるようになり、隣接する千葉県民だけは、(一部の県民が)東京コンプレックスから開放されたとも言える。特に足立区・葛飾区・江戸川区・江東区在住の人間(いわゆる千葉県型東京県民)が関西や九州方面に出張や旅行で出かける際「千葉から来ました」と言う位に、千葉の方が関西などの西日本では都会と思われており、むしろ「東京のどこから来たんですか?」と言われて「足立区(や葛飾区、江戸川区)」と答えると田舎扱いされる事も、近年はあると言う。
- またゲームの麻雀格闘倶楽部の地域登録システムも、潜在的な郷土愛を作り出している要因とも言われている。この地域登録システムは大相撲の力士の取組前の呼出の「○○県出身」の要素を取り入れたもので、大相撲の世界では「江戸の大関より、地元の三段目」と言う位に、郷土出身力士は(幕下以下においても)人気を誇り、これも潜在的な郷土愛を作り出していると言える。
- 千葉県とは対照的に、埼玉県民の東京コンプレックスは、浦和レッズの活躍や新都心完成後も、未だ治らないようである。理由としては長年に亘って1度も観光したい県最下位(未だに46位争いの常連3県の群馬や、茨城。徳島との差は、大きく広がったままである)が抜け出せないでいる事が致命的(埼玉県庁に観光課ができたのは21世紀に入ってからで、県政そのものが観光に全く力を入れていなかった報いとも言える)だが、他にも海がない事や(千葉県民にさえ、東京よりも田舎者(上京して埼玉県をベッドタウンにしている住人の数が圧倒的に多い)が多いと言われる始末であり、千葉も東京のベッドタウン地帯ではあるものの、昔からの在来県人の数も多く県民性の本では、千葉県の県民性は明確に書かれているのに対し、埼玉県は「特徴が全く無い」と書かれる始末である。また最近は、炊いた白米の上にクリームシチューを掛けて食べる埼玉県の食文化も、千葉県人や他県の人間にまで「犬のエサを平気で食べる」とバカにされている。
- 埼玉県民は、長年千葉県民をライバル視して来たが、最近では千葉県人は「ほとんど相手にしていない」程である。それ位千葉県は埼玉県より都市化が進んでおり、在来県人の存在の多さもあってか千葉県民にとって、埼玉県民をライバル視していたのは、もはや昔話と言える程である。
- 関西はかつて(遥か昔)日本一だったが、その地位を東京に抜かれたこと、経済の地盤沈下や人口の流出が著しいことから年々その感覚を増している。