村上吉五郎(むらかみきちごろう、天明7年4月20日(1787年)-明治9年(1876年)12月10日)は、江戸時代後期から明治時代の大工、そろばん職人である。
出雲国亀嵩村(現在の島根県仁多郡)出身で、安芸国(現在の広島県西部)で生産されていたの小八算盤に独自の改良を行い、天保年間(1830年-1844年)に現在の雲州算盤の製作を開始した。当時は亀嵩算盤とよばれ、現在まで地域の産業となっている。