朱興盛(しゅこうせい、生没年不詳)は、明の太祖洪武帝朱元璋の次兄。本名朱重六。
濠州鐘離(現在の安徽省鳳陽県)の貧農・朱五四(朱世珍)と陳氏の次男として生まれる。朱旺という息子がいたが、元朝末期に頻発した飢饉・災害により朱重六もその子朱旺も若くして死んだ。明王朝成立後の洪武元年(1368年)、朱元璋は亡兄朱興盛を盱眙王に、甥の朱旺を昭信王に追封した。