南中郷駅
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南中郷駅（みなみなかごうえき）は、茨城県北茨城市中郷町小野矢指にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）常磐線の駅である。
年表[編集]
- 1910年（明治43年）
- 1945年（昭和20年）9月15日 - 常磐炭鉱（現・常磐興産）中郷鉱専用線が開通。
- 当駅より駅西側にあった常磐炭鉱中郷鉱まで3.9kmの専用線が伸びており、炭鉱で産出された石炭の輸送を行っていた。
- 1971年（昭和46年）9月1日 - 常磐炭鉱中郷鉱が8月30日に閉山となったため、専用線の運行を休止。
- 1975年（昭和50年）10月18日 - 常磐炭鉱中郷鉱専用線を正式廃止。
- 1984年（昭和59年）2月1日 - 貨物列車の設定廃止。同時に専用線発着の車扱貨物の取扱を廃止。
- 1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2009年（平成21年）3月14日 - 東京近郊区間拡大に伴い、ICカード「Suica」サービス開始。
- 2014年（平成26年）3月5日 - 新駅舎供用開始。[1]
駅構造[編集]
島式ホーム1面2線を有する地上駅。改札口とホームは跨線橋で連絡している。
JR水戸鉄道サービスが駅業務を受託する業務委託駅で、みどりの窓口（営業時間 6:00 - 20:00）・自動券売機・簡易Suica改札機が設置されている。
のりば[編集]
| 1 | ■常磐線（上り） | 水戸・上野方面 |
| 2 | ■常磐線（下り） | いわき・竜田方面 |
利用状況[編集]
2013年度の一日平均乗車人員は638人である。
| 乗車人員推移 | |
|---|---|
| 年度 | 1日平均人数 |
| 2000 | 1,060 |
| 2001 | 992 |
| 2002 | 929 |
| 2003 | 895 |
| 2004 | 839 |
| 2005 | 798 |
| 2006 | 780 |
| 2007 | 759 |
| 2008 | 753 |
| 2009 | 741 |
| 2010 | 696 |
| 2011 | 630 |
| 2012 | 633 |
| 2013 | 638 |
駅周辺[編集]
バス路線[編集]
| 乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 汐見ヶ丘5丁目 | グリーンヒル中郷 | 日立電鉄交通サービス | 土休日運休 | ||
| 中郷線 | 日棚、常磐炭砿 | 石岡スポーツ広場 | 北茨城市巡回バス | 土休日運休 |
付記[編集]
駅開業初期には、小野矢指にあることから駅名を「矢指駅」と誤解する人が多数おり、地域住民も「矢指駅」への改称を願い出ていた[2]。しかし改称願はいずれも却下された[2]。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
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- ↑ 水戸線羽黒駅、常磐線南中郷駅新駅舎の供用開始について
- ↑ 2.0 2.1 北茨城市史編さん委員会 編（1987）：183ページ
参考文献[編集]
- 北茨城市史編さん委員会 編『北茨城市史 下巻』北茨城市、昭和62年6月25日、849pp.
