冷凍冷蔵車
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冷凍冷蔵車(れいとうれいぞうしゃ)は、冷凍及び冷蔵が必要な物品を運搬する自動車のことである。
概要[編集]
冷蔵の必要な物品を輸送するため、冷蔵設備を搭載し断熱構造の荷台を持つものや冷凍された物品を輸送するため、冷凍機を搭載し断熱構造の荷台を持つものがこれに該当する。積載量は1.5tクラス~15tクラスまで様々である。 冷凍機械及び冷蔵機械を搭載し、断熱構造の荷台で物品を保存しながら運搬するなどの特別な構造をもつため、特種用途自動車のいわゆる「8ナンバー」である。
陸上自衛隊向け車両[編集]
陸上自衛隊の装備。主に需品科が運用する。野外において生鮮食料の輸送、保管に使用される。戦場に置いて不足しがちな生鮮食料を長期にわたって保存できるのが強みである。見た目は普通のパネルバンである。
諸元[編集]
- 全長:8000mm
- 全高:3300mm
- 全幅:2500mm
- 車体重量:10700kg
- 最大積載量:3000kg
- 最高速度:80km/h
- 出力:150ps
- 庫内温度:-18℃
- 能力:1日あたり13000人の支援が可能
特徴[編集]
冷凍ユニット、冷凍装置から構成され、後方支援連隊、需品教導隊などが所有する。一般の駐屯地で見かけることは出来ない。
東ティモール災害派遣において、派遣部隊への給食業務に使用された。