中央倶楽部

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中央倶楽部(ちゅうおうくらぶ)は、明治大正時代に存在した日本政党1910年3月1日1913年2月5日)。

日露戦争後の立憲政友会の勢力拡大に危機感を抱いた反政友会党派の間で統一新党を目指す動きが生じたが、政党政治を目指す憲政本党又新会藩閥に近い大同倶楽部戊申倶楽部との間で路線対立が明らかとなり、前者は立憲国民党を結成、これに対して後者が結成したのが中央倶楽部である。

桂内閣衆議院における別働隊であり、桂太郎側近の大浦兼武安達謙蔵が中心として活動し、日韓併合陸軍の2個師団増設を支持した。大正政変に伴って浮上した桂を中心とする「桂新党」構想において中心的な役割を果たし、桂の没後に発足した立憲同志会に合流して解散した。