一畑電鉄出雲大社前駅舎(いちばたでんてついずもたいしゃまええきしゃ)は、島根県出雲市大社町杵築南の登録文化財である。
大社線開通に伴い昭和5年に出雲大社の参道筋である神門通に鉄筋コンクリート造平屋建、瓦葺の大社神門駅として建設された。ステンドグラスは教会を想起させ軒線を強調する当時流行の分離派風むくり屋根をかけた独特の外観を持ち、内部は開業当時からバリアフリーのフラットな床が特徴のモダニズム建築である。昭和45年に現在の駅名に改称され、平成8年文化財に登録された。