ヴィーラント・クイケン

ヴィーラント・クイケン（Wieland Kuijken, 1938年8月31日 - ）は、ベルギーのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、チェロ奏者。

ディルベーク出身。ブルージュ音楽院でチェロとピアノを学んだ後、ブリュッセル王立音楽院でチェロを専攻し、1962年に王立音楽院を卒業。18歳から独学で古楽器奏法を身につけた。在学中の1959年から1972年までアラウリス合奏団に所属し、1962年には前衛音楽集団のミュジーク・ヌーヴェルにも参加。1972年には弟シギスヴァルトとグスタフ・レオンハルトの結成したラ・プティット・バンドに参加。1971年から2003年までブリュッセルとハーグの音楽院でヴィオラ・ダ・ガンバを教えた。