ブント

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ブント(BUND)は日本の市民団体で元新左翼党派。BUNDとはドイツ語で「同盟」を意味する。1997年に共産主義者同盟(旧戦旗・共産主義者同盟、日向派または荒派)がブントと改称し誕生した。その際「ブントのマニフェスト」が発表されて共産主義革命と武装闘争路線を放棄し、自由主義を認めたうえでの社会変革と環境革命が掲げられた。ワークショップやフィールドワーク、コンサートの開催など、他の新左翼党派には見られない活動をしており、若手の獲得にも成功している。

2008年1月、臨時総会で組織名称をアクティオ・ネットワークに変更。Actioとはラテン語で「活動」を意味する。アクティオ・ネットワークは、「党派」ではなく、各地域の社会運動団体からなるネットワークであると自己規定している。

なお、公安警察はアクティオ・ネットワークを今なお極左暴力集団とみなしており、アクティオ・ネットワークはこれに抗議している。

組織[編集]

  • 代表:水澤努
  • 機関紙誌:Actio
  • 活動拠点:アクティオ編集部(埼玉県蕨市)

年表[編集]

  • 1995年1月 共産主義者同盟が機関紙の「戦旗」を「SENKI」と改称。荒岱介代表。
  • 1997年3月 共産主義者同盟が名称をブント(BUND)に変更。「ブントのマニフェスト」を発表し共産主義を放棄、環境派へのシフトが行なわれる。
  • 1997年7月 ファシストを自称する元活動家に対し、数名の現役活動家がロフトプラスワンで殴る蹴るの暴行を加えた。ブントは、それ以前に「殴り合い」があり、当日は構成員が「個人的憤激」から殴りかかったものであり組織的なものではないとしている。また、2000年6月にも同じ元活動家に対して同じ場所で再び集団暴行を加えた。これもまたブントは「眼鏡を割られて」「思わず手か足を出した」ものであるとしている。さらに、2001年10月には、ブントの参加した集会会場入り口付近に現れマイク情宣を始めた同じ元活動家のマイクコードをひきちぎったとして、構成員が器物損壊罪に問われた。
  • 2007年5月 荒代表辞任。総会で水澤努を新代表選出。
  • 2007年5月 総会で機関紙名の表題をSENKIからActio(アクティオ)に変更。
  • 2008年1月 臨時総会で組織名称を「アクティオ・ネットワーク」に変更。

関連事項[編集]