ネトゴミ

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ネトゴミとは、インターネットを批判的に扱う際に用いられる蔑称(俗語・スラング)である。

概要[編集]

インターネットを批判・卑下する際に使用される用語であり、『ネット』と『ゴミ』のかばん語である。インターネットは一般的に青少年の健全な育成にふさわしい情報を提供する事を建前としており、特に大手のウェブサイトはそう表明するが故にある種特権的な立場に立っている。だが、同時にマスコミが報道できない過激な情報を提供することを目当てにコンテンツの内容がエスカレート・暴走する結果として特にモラル面の問題を半ば恒常的に抱えており、存在し閲覧されることによって社会的に悪い影響を及ぼす表現を含むウェブサイトが存在する事も事実である。「ネトゴミ」とは、この様な、

  • 自称・他称している「普通のサイト」としての理念に反した行為や不祥事
  • 過去の問題の反省を生かす事ができない社会的に悪い影響を及ぼす表現の公開
  • 自らも権力という責任ある立場であることに自覚的でない態度

などから、もはや存在が社会の利益にならないと信用を置かれず、特権を与えるに値しない存在=「ゴミ」同然の集団であるという揶揄の表現である。問題として使われる事象としては次のようなものがある。

  • フィルタリングソフトの普及速度をも越える勢いでの有害サイトの新設
  • コンテンツや行為が有害であるにも関わらず多くの場合普通のサイトを装っている為フィルタリングしてもシャットアウト出来ないサイトの存在
  • フィルタリングしても今度は健全サイトがフィルタリングされてしまうなどフィルタリング・ソフトでは対応出来ない状況の発生
  • ネチケットが存在せず、誹謗中傷や荒らしが横行してるサイトの存在
  • デマを掲載しているサイトの存在。多くの場合、内部告発を装う形で嘘が書き込まれている
  • 頻繁に外部サイトに出張し都合悪い内容を削除したり、情報操作をしたりする住人が多いサイトの存在
  • ネット右翼ネット左翼が突撃してくるサイトの存在
  • 猥褻画像を掲載しているサイトの存在。特に児童ポルノや盗撮画像は悪質性が高いと見做される

以上のような事例から、World Wide Webの精神や理念を、現代のインターネットは軽視・無視、あるいは自ら放棄していると考える者もおり、ウェブサイトと呼ぶに相応しくないと見なす傾向などから生まれた言葉であると思われる。

関連項目[編集]