テレビ朝日のオープニング・クロージング

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テレビ朝日のオープニング・クロージングでは、テレビ朝日およびその前身の日本教育テレビ(NET)で放送開始・終了時に放映されているジャンクションについて記す。

NETテレビ(日本教育テレビ)時代[編集]

開局から1960年11月まではバレリーナが踊る映像。

1960年12月から1972年6月30日までは、無人のスタジオに徐々に椅子が映し出され、やがて指揮者が登場、そして高らかな音楽と共に、画面はNETのテレビカメラに切り替わり、カメラが横を向くと、各周波数と出力のテロップが映し出された。

1972年7月1日(周波数単位が「メガサイクル」から「メガヘルツ」に変更された日)から1977年3月までは切り絵のアニメーションだった。

テレビ朝日(全国朝日放送時代含む)[編集]

全国朝日放送時代のすべてのナレーションは「JOEX-TV・10チャンネル・テレビ朝日です」もしくは「JOEX-TV・テレビ朝日・10チャンネルです」のみだった。テロップは「JOEX-TV 10チャンネル TV Asahi」。音声多重放送は「JOEX-TAM・テレビ朝日テレビジョン音声多重放送・音声周波数・音声出力」のコール。10の箇所は1991年10月 - 2001年11月のみ10のロゴで、2001年12月からは普通の書体の10に変わった。

1977年4月 - 1987年9月[編集]

テレビ朝日への呼称に伴う変更。「テレビ朝日の歌」をバックに「JOEX-TV 10チャンネル テレビ朝日」のテロップを表示、「JOEX-TV・10チャンネル・テレビ朝日です」とナレーションされるもの。

オープニング
夜明けを背景に白文字によるテロップ&アナウンスで開始、朝日が徐々に昇る様子が流れる。最後に太陽から白い「10」ロゴが昇り、バックが白色に変わるとともに赤・緑の2色(トリコロールカラー)に変化しズームアップ、下に赤文字で「テレビ朝日」ロゴが表示され終了。
クロージング
黒色のバックに、幾何学的なオブジェによるコンピュータアニメーションが流れる。黒バック映像の終わりに「10 テレビ朝日」ロゴを表示されるとともにバックが白色に変わり、赤文字によるテロップ&アナウンスで終了。オープニングとは打って変わり、やや緩やかな音楽である。

ナレーターは吉岡晋也(開始)、高井正憲(クロージング)、音声多重放送ナレーターは堀越むつ子ほか。初期のオープニングのみ歌詞付きのバージョンだった。

ニュースステーション』・金曜チェックコーナーの「あなたのプッツン度チェック」の24項目めにおいて、クロージングの一部が劇中劇の形で音声のみ全国に放送された。ただしドラマ出演者の声や歌でかなりかき消されていた。

1987年10月 - 1991年9月[編集]

テレビ朝日の社員が集合し、人文字で局ロゴの「10」を作る。

オープニング

朝日に被せて「JOEX-TV 10チャンネル テレビ朝日」が表示され、「JOEX-TV・10チャンネル・テレビ朝日です」のナレーション。パラボラアンテナ→アークヒルズのビル群の空撮→昼間のテレビ朝日アーク放送センター全景[1]。テレビ朝日のスタジオに集まった社員が「おはよう!」の挨拶をし、徐々にテレ朝スタジオ上部に映り変わり、当時の番組(報道、情報番組)を紹介(ただし、1990年以降のものは、そのまま人文字→ヘリポートから飛び立つヘリコプターを写すものに変更)、最後に人文字の「10」を作り全員で手を振り、「10」「テレビ朝日」ロゴの表示とともに終了。

クロージング

当時のテレビ朝日六本木センター屋上に設置されていたパラボラアンテナに当時の番組(バラエティー、ドラマ)を映し(ただし、1990年以降はSNG車のパラボラアンテナの立ち上げ→アークヒルズ全景からの夜景に変更)、通りを行き交う車→アークヒルズのカラヤン広場→夜のアーク放送センター全景が映される。最後に薄暗くなったテレビ朝日のスタジオに社員が集合し人文字の「10」を作り、全員でペンライトを振る。照明が暗くなり、スタジオをカメラが社員向きから上へと回転するように回し、「10」が鮮明に見えるところで「JOEX-TV 10チャンネル テレビ朝日」が表示され、「JOEX-TV・10チャンネル・テレビ朝日です」のナレーションで終了。

ナレーターは寺崎貴司(開始)、宮嶋泰子(終了)。

使用を中断した時期があり、要出典続いて1989年4月から1990年3月にかけては、風景映像に合成で当時テレビ朝日の連続ドラマに出演していた女優・万里洋子が登場するというものになった(ナレーター:吉岡晋也)。クロージングでは、背景に当時のテレビ朝日本社(現在のアーク放送センター)も映った。曲は通常時と同じであった。

なお、このクロージング映像の一部分が日本テレビの番組で流れたことがある。

1991年10月 - 2001年11月[編集]

1991年10月から2001年11月まで使われた映像は、アップテンポな英語の曲[2]にあわせ、いろいろな映像(風景など)が流れるというもの。オープニング、クロージングそれぞれ違う映像が使用されている。長さはすべて60秒である。

オープニング
  • 日の出(ここでコールサイン) → 朝の風景 → 当時のテレビ朝日のロゴで終了。途中で何度か当時の10をかたどったロゴ(以下10ロゴ)や顔が付いた太陽などが挿入されている。
クロージング
  • 日中の風景 → 10ロゴ → 顔の付いた太陽 → 当時放送されていた番組の紹介 → 夜の風景(ここでコールサイン) → 当時のテレビ朝日のロゴで終了。

ナレーションはオープニングが「JOEX-TV・テレビ朝日・10チャンネルです」、エンディングが「JOEX-TV・10チャンネル・テレビ朝日です」ですべて統一されている。ナレーターはオープニングが小林一枝、クロージングが宮嶋泰子音声多重放送のナレーション(オープニングのみと思われる)は「JOEX-TAM・テレビ朝日テレビジョン音声多重放送・周波数209.75MHz・出力12.5Kwです」で、渡辺宜嗣松苗慎一郎丸川珠代らが担当した。

1992年4月からは、オープニングは基本的に同じだが、クロージングは夜景の合成になった。10ロゴや顔が付いた太陽の代わりにテンプレート:要検証範囲を合成したものに変更された。
1992年10月からは、新たに白人黒人黄色人種のそれぞれの子供たちの映像が合成された。子供たちは、オープニングでは遊具を使って遊んだり走り回ったりしており、クロージングではパジャマナイトキャップを着用して登場していた。

1999年4月ごろには、バラエティ番組『パパパパPUFFY』の罰ゲーム企画の一環として、PUFFYら出演者たちが子供たちといっしょに遊んでいる様子や、人文字でチャンネル番号の「10」を作っている様子が合成された特別バージョンが放送されたことがある(ただし、コールサインが見えにくかったという理由で、後に郵政省(現:総務省)から注意を受けた)。

素材に使用されていたマンハッタン空撮映像には世界貿易センタービルが映っていたが、アメリカ同時多発テロ事件発生直後の週末となる2001年9月16日の放送終了分から朝の海岸の映像へ差し替えられた。事件発生からおよそ5日で差し替えが行われたことになる。

2001年12月 - 2003年9月[編集]

オープニングは朝の食卓をイメージした爽やかな映像。クロージングは眠る赤ちゃんとメリーゴーランドのおもちゃを中心としたファンタジックな映像。

ナレーターは高橋真紀子(前期)、萩野志保子(中期)、佐分千恵(後期)。

2003年10月 - 2008年3月[編集]

テレビ朝日の棒のシンボルマークと「tv asahi」のロゴが動くCGアニメーション。ナレーターは森下桂吉。アナログ放送では地上デジタル放送の視聴方法つきのアナログ放送終了告知の字幕スーパーが出る。音楽はアンダーワールドの"born slippy nuxx 2003"(オープニング)・"rez"(クロージング)。

2008年4月 - 2011年11月[編集]

テレビ朝日の動くロゴとコーポレートステートメント「NEW AIR,ON AIR.」を表示。ナレーターは村上祐子。アナログ放送では引き続きアナログ放送終了告知の字幕スーパーが出る。このバージョンはYouTubeのテレビ朝日公式ページにてデジタル用・アナログ用両方を動画で見られる。音楽はレイ・ハラカミの"new air"が使われている。

アナログ放送終了当日(2011年7月24日)

なお、2011年7月24日のデジタル完全移行(アナログ停波)により、アナログ放送終了後のお知らせ画面(ブルーバック)の後、砂嵐(完全停波)の直前に、アナログ放送(JOEX-TV)での最終映像としてクロージングが放送された(従来のアナログ放送終了告知および地デジ視聴方法の字幕スーパーは、「アナログ放送はまもなく終了します 今後はデジタル放送をお楽しみください」のスーパーへ差し替え)。これにより、旧・日本教育テレビ(NET)時代から52年5カ月続いたアナログ10chでの放送に幕を下ろし、10chはテレビ愛知に引き継がれた。[3]アナログ放送終了後、現在も引き続き前述のYouTube公式ページにて視聴可能。

ちなみに、デジタル放送では同日23時58分ごろ『やべっちFC』の生放送中に割り込む形で、同番組のレギュラー出演者である進藤潤耶前田有紀両アナウンサーが、岩手・宮城・福島各県の系列局を除いたアナログ放送の停波告知を、口頭で(テロップはなし)行った。

2011年12月 -[編集]

オープニング

テレビ朝日のマスコットキャラクター「ゴーちゃん。」が登場するアニメーション。 宇宙船で地球にやって来たゴーちゃん。がひよこの「ピヨコ」達を穴から救出するという内容。 最後は彼の鼻を残すように暗転し、テレビ朝日ロゴ+コールサイン(白字)を表示し「JOEX-DTV テレビ朝日デジタルテレビジョンです」とアナウンス、再び白へフェードインする(同時にロゴとコールサインも黒字に変わる)。 BGMは彼のテーマソング「ゴーゴー!ゴーちゃん。」。

クロージング

2012年4月まで引き続き「NEW AIR,ON AIR.」が使われていたが、同年5月よりゴーちゃん。の登場する「ぽよPOPダンス」に変更。 「ゴーゴー!ゴーちゃん。」をそのままテンポアップさせたようなBGMに乗せて、ゴーちゃん。や沢山のピヨコ達がダンスしている。 締め括りはオープニングと概ね一緒だが、暗転時の画面右下でゴーちゃん。とピヨコが眠っている。

「NEW AIR,ON AIR.」同様、Youtube公式ページでも視聴可能(ちなみにクロージングの動画では、最後に内容に関するクイズが出題されている)。

クロージングの流れを以下に示す。参考:日曜日深夜1:15放送終了時。

  1. Get Sports』終了後、CMを挟んで『即完TV
  2. 「大地震に備えて…」告知CM(ここでウォーターマークが出る)
  3. クロージング
  4. 減力放送カラーバー(ないときあり、この場合はクロージング終了と同時に停波)
  5. 緊急警報放送試験信号(ないときあり)

また、これらの映像は、テレビ朝日のCSデジタル放送チャンネル「テレ朝チャンネル」でも、コールサイン部分の「tv asahi」ロゴをテレ朝チャンネルのそれに差し替えたものがフィラーとして不定期で放送されている。

大地震に備えて…[編集]

クロージング直前に放映される、地震に対する心構えや防災対策を視聴者に促す30秒CMである(ナレーションは渡辺宜嗣)。 阪神・淡路大震災を教訓に「風呂の水を貯めて消化用水や生活用水を確保しておく」「二次災害を招くおそれがあるので煙草や電気器具の使用には十分に気を付ける」といった内容を、当時の震災の映像に乗せて啓発している。消防車のサイレンが微かに響く短調の物寂しいBGMが印象的。 ラストにロゴ(黒色)が右下に表示される(~2003.9までは「テレビ朝日」和文タイプロゴ、2003.10~現在は「/tvasahi」ロゴ)。 また、このCMが流れる時点でウォーターマークが表示されるため、テンプレート:独自研究範囲

脚注[編集]

  1. 1987年からのものは「JOEX-TV 10チャンネル テレビ朝日」のテレビ朝日の部分は白、1990年からのものは赤に。パラボラアンテナ→アークヒルズのビル群の空撮→昼間のテレビ朝日アーク放送センター全景の部分も1987年と1990年のものとは微妙に変わり、撮り直されている。
  2. テンプレート:独自研究範囲
  3. 因みにアナログ番号のガイドチャンネルが、リモコンキーIDになったのは、よみうりテレビのみ。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

テンプレート:テレビ朝日

ウィキペディア無し small.png ウィキペディアにも「テレビ朝日のオープニング・クロージング」の項目が執筆されていましたが、削除されてしまいました