クラウディオ・アバド

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クラウディオ・アバド(Claudio Abbado, 1933年6月26日 - 2014年6月20日)は、イタリア生まれの指揮者である。

概要[編集]

1933年6月26日、イタリア・ミラノの音楽一家に生まれる。7歳の時にスカラ座でアントニオ・グァルニエリ指揮によるドビュッシー『夜想曲』を聴き、指揮者を志すようになる。16歳まで個人レッスンでピアノと和声を学ぶ。ミラーノのヴェルディ音楽院でピアノ(ヴィンチェンツォ・カラーチェに師事)、指揮(アントニーノ・ヴォットーに師事)、作曲(ブルーノ・ベッティネッリに師事)を学ぶ。1953年、ヴェルディ音楽院ピアノ科を修了する。1955年、ヴェルディ音楽院作曲科を修了する。1956年、シエナのアカデミア・キジアーナでカルロ・ゼッキに指揮法を学ぶ。1956年から1958年にかけてウィーン国立アカデミーで指揮をハンス・スワロフスキーに師事した。1959年、トリエステ・フィルを指揮して演奏会指揮者としてデビューする。1960年、トリエステ市立歌劇場でゲディーニ『アレクサンドリアのマリア』を指揮し、オペラ指揮者としてデビューする。 1968年、カラヤンに注目されてザルツブルク音楽祭にデビューする。1968年にミラノ・スカラ座の指揮者となり、1972年にスカラ座の音楽監督、1977年に芸術監督に就任する。 1971年、ヴィーン・フィルの首席指揮者に指名される。1979年、ロンドン交響楽団の首席指揮者となる。1990年にカラヤンの後任としてベルリン・フィルの音楽監督に就任する。 2013年8月26日のルツェルン音楽祭管弦楽団を指揮したシューベルト『未完成』とブルックナー・交響曲第九番が最後の演奏会となった。 2014年1月20日、ボローニャの自宅で胃癌のため逝去。享年80歳。

受賞[編集]

-1958年、タングルウッド音楽祭でセルゲイ・クーセヴィツキー賞を受賞 -1963年、ミトロプーロス国際指揮者コンクールで優勝する。

来日[編集]

1973年ウィーン・フィルとの演奏旅行で「首席指揮者」の肩書で初来日した。1988年にイギリス室内管弦楽団と来日する。1992年(同行ソリストはムローヴァ、ブレンデル)にはベルリンフィルと来日。1996年、1998年、ベルリンフィルと来日。2000年に4回目の来日。

人物[編集]