カレン・タトル
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カレン・タトル(Karen Tuttle, 1920年[1]3月28日[2] - 2010年[3]12月16日[4])は、アメリカのヴィオラ奏者。[5]
アイダホ州ルイストンにてキャサリン・アン・タトル(Katherine Ann Tuttle)として生まれる。14歳の時にはヴァイオリンを専門的に学ぶ代わりに学校への通学をやめ、当初はジーン・ヒース、後にカレル・ハヴリチェクのレッスンを受けた。14歳の頃にはフリーランスのヴァイオリン奏者として活動を始めている。17歳の時にはヘンリ・テミアンカに師事したが、ロンドン四重奏団の公演を聴き、ヴィオラを弾くウィリアム・プリムローズに直談判してヴィオラに転向してカーティス音楽院のプリムローズのクラスに入った。1945年からプリムローズの助手となり、1951年から1956年までカーティス音楽院でヴィオラと室内楽を講じた。[6]1950年から定期的にプラド音楽祭に参加し、マールボロ音楽祭でガリミール弦楽四重奏団に加わる。また、アレクサンダー・シュナイダーの主宰するシュナイダー弦楽四重奏団のヴィオラ奏者も務めた。1950年代初頭にはNBC交響楽団にも所属していた。1971年からボルティモアのピーボディ音楽院、1979年から1986年までアスペン音楽祭で後進を指導し、1986年から再びカーティス音楽院でも教鞭を執った。1987年からジュリアード音楽院でも教え、2003年に引退。[7]
フィラデルフィアにて没。