すみだ北斎美術館
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すみだ北斎美術館(すみだほくさいびじゅつかん,Sumida Hokusai Museum)は東京都墨田区にある江戸後期の浮世絵師葛飾北斎とその弟子たちの作品を保存・展示する美術館である。
概要[編集]
2016年(平成28年)11月22日に開館した比較的新しい建物である。設計は建築家の妹島和世が行った。外壁は鏡面のアルミニウムパネルで覆われている。数ヵ所に入る「スリット」といわれる切れ込みがある。そのため1階の開口部はすべて斜めである。スリットの側面は一面ガラス張りである。3階展示室は広い無柱空間となっている。天井を軽量化させるために、「球体ボイドスラブ工法」が採用された。
葛飾北斎は「本庶割下水」すなわち現在の墨田区の」北斎通りで生まれ、生涯で90回以上の引っ越しを繰り返したが、生涯のほとんどの時期を現在の墨田区内で過ごした。江戸時代には津軽家(弘前藩)の上屋敷があった。隣に江川家の江戸屋敷があった。緑町公園隣には「江川太郎左衛門終焉の地」として史跡説明版がある。